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2023年11月6日月曜日

音楽 : モンテヴェルディ・エディション(30CD)


モンテヴェルディの全貌に迫る没後380周年記念ボックス


モンテヴェルディ・エディション(30CD)
マドリガーレ全集、オペラ全集、倫理的・宗教的な森、聖母マリアの夕べの祈り、小品集、ミサと詩篇


北イタリアの戦乱や疫病の時代を76年間生き抜いたモンテヴェルディの生涯は以下の3つの時期に大別されます。カッコ内はこのCDに収録された作品です。

◆ クレモナ修業時代:23年間(マドリガーレ集第1~2巻、カンツォネッテ)
◆ マントヴァ宮廷時代:23年間(マドリガーレ集第3~5巻、オルフェオ、聖母マリアの夕べの祈り)
◆ ヴェネツィア大聖堂時代:30年間(マドリガーレ集第6~9巻、倫理的・宗教的な森、ウリッセの帰還、ポッペアの戴冠、小品集、ミサと詩篇)

【世俗と教会】

モンテヴェルディは妻を早くに亡くし、その後36年間独身で一貫。ヴェネツィアでは司祭に叙階されたこともあり、音楽も宗教的になったと言われたりもしますが、実際にはヴェネツィア時代はサンマルコ寺院の楽長でありながら、優秀な弟子で副楽長のグランディらの貢献もあって演奏に関わる時間を大幅に減らすことが可能となり、教会音楽の作曲もおこなう一方で、マントヴァ宮廷時代には考えられなかった自由(と報酬)も手に入れています。国内外各地で活動したほか、趣味の錬金術(!)にも入れあげ、水銀と金を溶融させることに成功して喜び、官能的なオペラ「ポッペアの戴冠」まで書くなど、むしろ宮廷時代よりも世俗的なほどで、作品にも生々しい情感が投影されたりしています。
  戦乱や疫病の混乱のおかげで、多くのオペラやバッロのほか、ペストの死者を悼む荘厳なレクイエムなどの宗教曲が失われてしまったのは残念ですが、それでもライフワークだったマドリガーレや出世作のオペラ、晩年のオペラ、宗教音楽の傑作がCD30枚分も遺されたのは有り難いことで、資料としても貴重です。

【注目度の高い演奏】

マドリガーレ集、小品集、「倫理的・宗教的な森」、ミサと詩篇
全体の6割、CD18枚分で指揮しているのは、アーノンクールやレオンハルトの薫陶を受けながらキャリアの基礎を築き、指揮者、教師として放浪の旅をした後、モンテヴェルディの音楽に魅了され「レ・ヌオーヴェ・ムジケ」を設立したオランダのクライン・クーツフェルト。小型オルガンまで製作させるほどの徹底ぶりで入念で美しい演奏を聴かせています。

「聖母マリアの夕べの祈り」
イタリアのバルダッツィ指揮アンサンブル・サン・フェリーチェと管楽器・打楽器アンサンブルのラ・ピファレスカが演奏。打楽器の積極的な使用で驚かせる興味深い演奏です。この打楽器入りに慣れるとけっこうクセになります。

3声のカンツォネッテ
モンテヴェルディが17歳の時に出版した作品。女声アンサンブル「アルモニオーゾインカント」の歌唱を、リコーダー2本、ヴィオラ・ダ・ブラッチョ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、チェンバロが伴奏。指揮はフランコ・ラディッキア。モンテヴェルディは少年時代にオルガンのほか、ヴィオラ・ダ・ガンバ(足のヴィオール)とヴィオラ・ダ・ブラッチョ(腕のヴィオール)をクレモナ大聖堂楽長のインジェニェーリから学んでおり、マントヴァ宮廷には最初、ヴィオール奏者として雇われています。なので実際の演奏でガンバとブラッチョが使用されるのは歓迎されるところです。

「オルフェオ」、「ウリッセの帰還」、「ポッペアの戴冠」
セルジオ・ヴァルトロ指揮による演奏。オルフェオでは冒頭トッカータから盛大に打楽器が入って祝祭的。ヴァルトロはモンテヴェルディの作品から豊かな情感を読み取り、軽く流したりすることなく、克明な抑揚でじっくりと表現。おかげでオルフェオが139分、ウリッセの帰還が229分、ポッペアの戴冠が258分と、どの作品でも最長級の演奏時間となっていますが、表現が起伏に富んでいるのでいて作品の内容がわかりやすくなっていると思います。チェンバロ奏者、指揮者のヴァルトロは、かつてカウンターテナー歌手としても活動していたので、声楽的表現への思いには深いものがありそうです。
  「ポッペアの戴冠」の皇帝ネローネ役は、モンテヴェルディはカストラート歌手のために書いており、そのため低音から高音まで要求されていますが、ヴァルトロはここで音域高めの第1幕と第3幕ではメゾソプラノ、低めの第2幕ではテノールに担当させ、廷臣ルカーノとの技巧的な二重唱を見事な効果で聴かせています。ちなみにネローネ役はアレッサンドリーニやサヴァールとの共演でもおなじみのジャンパオロ・ファゴット、廷臣ルカーノ役は櫻田亮です。


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 作品情報

◆ マドリガーレ集(CD1~12)


◆ 倫理的・宗教的な森(CD13~15)

サン・マルコ寺院の礼拝のために作曲された40曲のモテットとミサを収めた教会音楽集。敬虔な美しさだけでなく、ときに劇的な効果や転調の面白さなども盛り込んだ作風は変化に富む多彩なものです。

◆ 3声のカンツォネッテ(CD16)

モンテヴェルディが17歳の時にヴェネツィアで出版された作品。21曲から成り、楽譜の表紙には、クレモナ出身の17歳の作曲家で、クレモナ大聖堂楽長マルチャントニオ・インジェニェーリの弟子であると記載。さらにパトロンのピエトロ・アンブロジーニへの献辞が記されています。

◆ 聖母マリアの夕べの祈り(CD17~18)

マントヴァ時代の作品ですが、ヴェネツィア様式ともいえる2重合唱も活躍。全曲の構成は、定旋律に基づく5曲の詩篇唱とその間にはさまれている4曲の交唱を軸とするもので、全奏による序唱にはヒット作「オルフェオ」のファンファーレも使用されて壮麗な仕上がり。

◆ 小品集(CD19)

17世紀イタリアでは楽譜出版が盛んにおこなわれ、1615年の「パルナッスス・ムジクス・フェルディナンデウス」以降、いくつもの聖楽コレクションが出版。特に宗教音楽の小品が人気を博したことから、出版人や作曲家が編者となって、作曲家たちから作品を集めてアンソロジーを出版するということがおこなわれるようになります。イタリア各地の宮廷で人気のあったモンテヴェルディの作品もそうした曲集に含まれており、短いながらも手の込んだ装飾や大胆な技法を盛り込んだ作品を提供してもいました。出版利益や作曲報酬だけでなく、現代で言うところのプロモーション的な性格も持った出版事業だったと考えられますが、おかげで400年後の現在でもこうした気の利いた作品が楽しめるのは朗報です。

◆ ミサと詩篇(CD20~21)


◆ オルフェオ(CD22~23)

物語は有名な「オルフェオとエウリディーチェ」の物語。律動的でそれまでよりも細かく書き込まれたレチタティーヴォ、声のヴィブラートの効果的な用い方、そしてリラの伴奏で歌われるオルフェオの歌など、音楽の力が全面に活かされた書法となっています。

◆ ウリッセの帰還(CD24~26)

古代ギリシャの伝説的詩人ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』をベースに、トロイア戦争の英雄ウリッセ(オデュッセウス)が貞節な妻、ペネーロペの元に帰還する物語。アーノンクールとポネルがチューリヒ歌劇場において1970年代後半に上演したモンテヴェルディ3部作のひとつです。これらのプロダクションはまさにオペラ上演史の金字塔と呼ぶべきもので、今尚その魅力は大きな輝きを放っています。 トロイア戦争に勝利したウリッセ(オデュッセウス、ユリシーズ)が、苦難の旅路の果てに20年ぶりに故郷に帰還。しかし妻ペネロペには3人の男たちが言い寄っており、ペネロペは、ウリッセの残していった弓を引いた者と結婚すると宣言。女神ミネルヴァの助けにより老人に化けたウリッセが登場し、その弓によって男たちを殺害。ウリッセの息子のテレーマコと、羊飼いのエウメーテは老人の正体がウリッセであると知らされ、ペネロペにも伝えられるものの、ペネロペは信じることができず、ウリッセが元の姿に戻っても疑っていたものの、ベッドの刺繡の模様について話すとようやく信じて幕。

◆ ポッペアの戴冠(CD27~30)

ポッペアの戴冠は、モンテヴェルディが1642年に完成した生涯最後のオペラ。題材を神話ではなく史実からとっていることや、また、脇役たちの活躍、さらに、音楽的にも半音階的なマドリガーレのスタイルを取り入れて劇的な効果を生んでいることなど、新機軸多数の力作となっており、オペラ史に燦然と輝く傑作です。物語は、ローマ皇帝ネロが、武将のオットーネの妻でローマで一番の美女ポッペアと不倫し、ついには皇后のオッターヴィアを追い出してポッペアがその地位につくという不道徳なものですが、史実では皇后オッターヴィアは殺されているので、オペラでは多少やわらげられています。


 演奏者情報

【マドリガーレ集第1巻~第9巻、「倫理的・宗教的な森」、小品集、ミサ、詩篇】
(CD1~15、19~21/計18枚)

◆ レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽&器楽アンサンブル)

2004年12月、クーツフェルトらにより、17世紀前半の声楽曲を最高レベルで演奏することを目的に設立。音楽的、政治的、宗教的に激動した時代の音楽を400年の時を経て蘇らせるだけでなく、現在との関連性を探ってもいます。



◆ クライン・クーツフェルト(指揮、オルガン、チェンバロ)

ハーグ王立音楽院でオルガン、ピアノ、聖歌隊指揮、教会音楽を学んだのち、ニコラウス・アーノンクールやグスタフ・レオンハルトといった演奏家たちの指導も受けてキャリアの基礎を築いています。指揮者、教師として放浪の旅をした後、モンテヴェルディの音楽に魅了され「レ・ヌオーヴェ・ムジケ」を設立。
  通奏低音楽器として使用されているオルガンは、クーツフェルトの主導により2018年にクロップ・オルガン工房によって製作されたもので、資金は国立楽器基金によって賄われています。


【3声のカンツォネッテ[ヴェネツィア 1584]】
(CD16/計1枚)

◆ アルモニオーゾインカント(女声アンサンブル)

1997年設立。グループ名の「アルモニオーゾインカント」は「調和のとれた魅力」という意味。中世およびルネサンス音楽の解釈と純粋な声を追求する女声アンサンブル。ピュアな発声により、いくつもの合唱コンクールで優れた成績を収め、イタリア国内を中心にヨーロッパ各地やアメリカで活動中。
  CDは、Brilliant Classics、Tactus、Bongiovanni、Amiata Records、Hyperprismなどから発売。


◆ フランコ・ラディッキア(指揮)

ペルージャ音楽院で、合唱指揮の学位、トランペットのディプロマを取得し、ペルージャ大学で音楽学研究修士、ルガーノ音楽院でグレゴリオ聖歌学上級ディプロマを取得。イタリア、アメリカ、ドイツ、フランス、スイス、ハンガリー、オーストリア、ベルギー、スウェーデンで、合唱団や吹奏楽団、オーケストラを指揮して活動。ペルージャのマリオッティ音楽大学で、理論、分析、作曲を教えてもいます。
  CDは、Brilliant Classics、Tactus、Amiata Recordsなどから発売。


【「聖母マリアの夕べの祈り」】
(CD17~18/計2枚)

◆ アンサンブル・サン・フェリーチェ(声楽&器楽アンサンブル)

フェデリコ・バルダッツィによって1993年に設立された声楽と器楽のグループ。宗教音楽やバッハの作品に力を入れているほか、バルダッツィの指導の下、マルコ・ダ・ガリアーノ、フレスコバルディ、カリッシミ、ブクステフーデ、ヘロニモス・デ・カリオン、フランソワ・クープランらのめったに演奏されない作品をイタリア国内外の数多くの音楽祭で披露してもいます。


◆ ラ・ピファレスカ(管楽器&打楽器アンサンブル)

中世・ルネッサンス・バロック初期の楽器や民俗楽器に精通するファビオ・トリコーミ、マルコ・フェラーリ、ステファノ・ヴェッツァーニ、マウロ・モリーニ、ダヴィド・ヤークスらによって長く活動を続ける管楽器と打楽器を中心とした古楽器アンサンブル。ショーム、ボンバルド、サックバット、コルネット、トランペット、バグパイプ、ドゥルシアン、フルート、フィドル、リュート、ヴィオール、ダルシマー、各種パーカッションなど多くの楽器が変化に富む独特のサウンドをつくりだします。   CDは、Brilliant Classics、Glossa、Dynamic、Arts、Pan Classics、Concerto Classicsなどから発売。


◆ フェデリコ・バルダッツィ(指揮)

古楽を中心に活動していますが、グルック、モーツァルト、ロッシーニ、プッチーニなどのオペラの指揮もおこないます。最初、チェリストとしてシエナとパリでアンドレ・ナヴァラに師事した後、室内楽をピエロ・ファルッリとボロディン四重奏団に、作曲をカルロ・プロスペリとロベルト・ベシェーリに、グレゴリオ聖歌をニーノ・アルバローザとヨハネス・ベルクマンス・ゲシュルに、合唱指揮をロベルト・ガッビアーニとピーター・フィリップスに師事。
  アンサンブル・サン・フェリーチェを指揮し、中世から現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ声楽・器楽グループと共演。
  フィレンツェ大学でグレゴリオ聖歌と中世のモノディについての講義を行い、各国でマスタークラスも開催。ラ・スペツィア国立プッチーニ音楽院で室内楽とバロック音楽の教授を務めてもいます。
  CDは、Brilliant Classics、Casa、Bongiovanni、Venezia、Tactus、Bingen、Capstone、 Planet Soundなどから発売。


【歌劇「オルフェオ」、歌劇「ウリッセの帰還」、歌劇「ポッペアの戴冠」】
(CD22~30/計9枚)

◆ セルジオ・ヴァルトロ(指揮、チェンバロ、スピネット)

1944年、ボローニャ生まれ。同地のジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ音楽院でオルガンとチェンバロを専攻し、同時に地元の大学で文学を学んで卒業。チェンバロ奏者、オルガニスト、カウンターテナー、音楽学者、指揮者として活動。
  CDは、Brilliant Classics、Tactus、K617、Bongiovanni、Naxosなどから発売。



 トラックリスト (収録作品と演奏者)

クラウディオ・モンテヴェルディ [1567-1643]

◆ マドリガーレ集 第1巻

CD1
1. ◆ 私の命を愛していることは 2'00
2. ◆ あなたに心を捧げたために 1'22
3. ◆ なぜ苦しませるのか 2'12
4. ◆ 愛の神、お願いだから彼女のところへ 1'30
5. ◆ 甘く優しい口づけよ 2'36
6. ◆ あなたが私を許してくれないなら 1'45
7. ◆ 優しくいとしいフィリスよ 1'50
8. ◆ 私の苦しみを 1'57
9. ◆ 羊飼い娘フーミア 0'39
10. ◆ 気高く神々しい太陽 1’09
11. ◆ すべての羊飼いたちよ 1'32
12. ◆ あなたと別れるとき 1'59
13. ◆ 千の炎と鎖の中で 2'00
14. ◆ ニンフたちよ、この森から出て 2'14
15. ◆ その美しい手が罠を仕掛け 1'50
16. ◆ かわいらしい羊飼い娘が 2'25
17. ◆ 愛の神よ、お前のつけた傷が大きな苦しみをもたらしたなら 1'47
18. ◆ 愛する人よ、あなたを見つめるとき 1'17
19. ◆ 私は燃えているが、あなたを愛してはいない。 1'17
20. ◆ 燃えるか凍るかお好きなように 1'15
21. ◆ 私の望みどおりに燃え 1'34

レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽)
クライン・クーツフェルト(指揮)

録音:2015年3月、カプチン会修道院礼拝堂、2016年6月&9月、マインスヘーレンラント、オランダ

◆ マドリガーレ集 第2巻

CD2
1. ◆ 夜明けはまだ 4'08
2. ◆ そしてため息をつきながら 3'57
3. ◆ 私のフィリスは飲んでいた 2'23
4. ◆ 最も甘い絆 2'46
5. ◆ ヒヤシンスでも水仙でもなく 2'46
6. ◆ 愛らしい唇のまわりに 3'10
7. ◆ この岸辺には赤い花々もなく 2'10
8. ◆ すべての愛らしい唇 2'14
9. ◆ 愛する人よ、あなたのもとに帰ると 3'26
10. ◆ 私はその影になりたい。 2'44
11. ◆ もし愛の神が狩りに行くのなら 2'04
12. ◆ 恋人の燃える瞳を見つめていた時に 3'02
13. ◆ 酷い人よ、僕を捨てるのなら 2'12
14. ◆ 波がさざめき 3'12
15. ◆ 辛辣な言葉をよく放つ唇 2'03
16. ◆ 私のクロリは甘い眠りに 2'48
17. ◆ 残酷な人よ、なぜ私から逃げるのか 2'21
18. ◆ この鏡をあなたに贈ります 3'07
19. ◆ 私にとって死ぬことは大したことではない 2'46
20. ◆ 愛の神よ、翼を広げ 3'04
21. ◆ 私はかつて歌ったことがあった 3'42

レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽)
クライン・クーツフェルト(指揮)

録音:2013年9月、フェルプ、カプチン会修道院礼拝堂

◆ マドリガーレ集第3巻

CD3
1. ◆ 若々しい草木は 3'18
2. ◆ ああ、なんと大きな苦痛 2'56
3. ◆ 柔らかな草と白い花の上に 3'06
4. ◆ ああ、私の愛しい魂の人よ 3'22
5. ◆ 私の心を引き裂いて 3'22
6. ◆ この緑の葉の中で顔を赤らめる者よ 3'58
7. ◆ 激しい情熱が心を死に追いやるなら 3'15
8. ◆ 残酷な人よ、消え去れ. 1'51
9. ◆ そこで血にまみれ 2'26
10. ◆ 彼女は正気づき 3'00
11. ◆ おお、春よ、青春よ 2'43
12. ◆ 何と不実な顔 3'22
13. ◆ あなたを愛せぬ心よ 3'41
14. ◆ かつて私の命であった瞳よ 2'50
15. ◆ 私は苦悩と煩悩の中を 1'40
16. ◆ 純潔で美しく貞淑な遺骸はどこへ 2'38
17. ◆ あなたのもとへ 2'17
18. ◆ 美しき瞳よ 2'25
19. ◆ 安らかに眠ってください 3'30
20. ◆ 彼の顔には彼女の死が刻まれ 3'31

レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽)
クライン・クーツフェルト(指揮、チェンバロ)

録音:2014年9月3日、フェルプ、カプチン会修道院礼拝堂

◆ マドリガーレ集 第4巻

CD4
1. ◆ ああ、つらい別れ 3'29
2. ◆ 愛しい人よ、あなたを見つめていると 1'52
3. ◆ わが心よ、お前は死なないのか 2'33
4. ◆ 彼は星に向かって 2'41
5. ◆ 私の愛しい人はそっと振り返った 3'06
6. ◆ 愛しい人よ、許して下さい 2'30
7. ◆ もしあなたが私の心なら 2'21
8. ◆ 澄みきった輝く瞳 3'06
9. ◆ この胸の痛手は 1'58
10. ◆ 連れない人よ、お前もまた私から去っていくのか 3'06
11. ◆ 美しく輝く瞳の一瞥で 2'22
12. ◆ そんなにも愛するなら 2'20
13. ◆ 私は若い娘 2'39
14. ◆ 甘美に歌うあの小鳥は 2'19
15. ◆ もう戦争はやめてくれ 2'30
16. ◆ もし愛する人に抱かれて死ねるのなら 2'56
17. ◆ 痛ましい心 2'29
18. ◆ わが魂の人よ 2'04
19. ◆ 愛する人と、遠く離れて 2'07
20. ◆ 彼女は泣いてため息をつき 3'55

レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽)
クライン・クーツフェルト(指揮、チェンバロ)

録音:2017年6月&11月、マインスヘーレンラント、ラウレンティウス教会

◆ マドリガーレ集 第5巻

CD5
1. ◆ 「つれないアマリッリよ」 2'23
2. ◆ ああ、わが心のミルティッロ 2'34
3. ◆ 私の魂はすでに最後の時に 2'56

◆ 「さあ、シルヴィオ」 
4. 第1部 さあ、シルヴィオ、あなたが憎んでいる女はここよ 2'56
5. 第2部 しかし、もし憐れみによって 2'33
6. 第3部 ドリンダ、ああ、お前は私のものだ 2'06
7. 第4部 ひざまずいて泣きながら 2'18
8. 第5部 シルヴィオよ、胸を痛める必要はない 3'34

◆ 「命よりもあなたを愛するということを」 
9. 第1部 命よりもあなたを愛するということを 1'45
10. 第2部 ああ、かつてはかくも愛おしかった女よ 2'13
11. 第3部 あなたは前よりもつれなく 2'52

12. ◆ これ以上何を与えられる? 2'37
13. ◆ アマリッリのために苦しむ方が 2'58
14. ◆ ああ、優しく美しい太陽に向かうかのように 4'08
15. ◆ この横暴な愛の神は 3'06
16. ◆ 愛の神よ、もしあなたが公正ならば 3'17
17. ◆ わが命である女よ 2'21
18. ◆ そして、少しずつ 3'06
19. ◆ この漠然とした感情 6'15

レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽・器楽)
クライン・クーツフェルト(指揮、オルガン&チェンバロ)

録音:2017年6月&11月、マインスヘーレンラント、ラウレンティウス教会

◆ マドリガーレ集 第6巻

CD6
◆ 「アリアンナの嘆き」 
1. 第1部 私を死なせて 1'30
2. 第2部 ああ、テゼオよ 4'16
3. 第3部 真心はどこに 2'15
4. 第4部 ああ、それでも答えてくれない 2'56

5. ◆ 西風が戻り. 3'06
6. ◆ 上品で美しい女性が 2'58
7. ◆ さようなら美しいフロリダ 3'29

◆ 「最愛の人の墓前での恋人の涙」 
8. 第1部 灰となった亡骸よ 2'05
9. 第2部 川よ、それを教えてくれ 1'47
10. 第3部 たとえ夜、太陽が 2'08
11. 第4部 もしニンフが拾い上げて 2'23
12. 第5部 ああ金色の髪よ、雪のように柔らかな胸よ 2'11
13. 第6部 いとしい亡骸よ、涙の海よ 3'01

14. ◆ ああ、美しい顔よ 3'58
15. ◆ ティルシよ、美しいクローリが微笑み 5'57
16. ◆ 哀れなアルチェーオよ 3'50
17. ◆ ここでエルガストスは泣いた 3'33
18. ◆ 静かな川のほとりで 4'42

レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽・器楽)
クライン・クーツフェルト(指揮、チェンバロ)

録音:2017年6月&11月、マインスヘーレンラント、ラウレンティウス教会

◆ マドリガーレ集 第7巻

CD7
1. ◆ シンフォニア ― 竪琴の調子を合わせて 8'06
2. ◆ このニレの木陰で 5'46
3. ◆ 優しい心ではないのだ. 3'41
4. ◆ ああ、やさしい小鳥よ 3'54
5. ◆ 私は可愛い羊飼いの娘 3'12
6. ◆ おお燃え盛る炎よ、熱いため息よ 3'02
7. ◆ ああフィッリ、君にキスしたいけど 4'14
8. ◆ 私の美しいリーコリは 2'24
9. ◆ 私は決して星を見ることはないだろう 3'50
10. ◆ ああ、もし誓いを破るのに同意しなければ 3'07
11. ◆ ああ虎のように美しく残酷な女よ 3'57
12. ◆ なぜ柳の中に逃げ込むのか 3'12
13. ◆ 戻ってきておくれ、甘いくちづけよ 2'33
14. ◆ 甘美で心地好い自由 3'22
15. ◆ いとしい人よ、あなたの心は 2'57
16. ◆ 断ち切られた希望、永遠の真心 2'32

CD8
1. ◆ 歌いさえずる小鳥よ 3'23
2. ◆ 隠されたとげを持つ美しさ 2'47
3. ◆ 私はくちづけを待つばかり 2'27
4. ◆ 哀れな僕、告白すべきか黙っているべきか 4'23
5. ◆ 眠っているのか、ああむごき心 3'06
6. ◆ 星の光に照らされて 3'57
7. ◆ なんと甘美な唇よ 4'26
8. ◆ ああ、いとしい人はどこに 4'36
9. ◆ もし私の物憂げな視線が 7'42
10. ◆ もし天がお望みなら 8'49
11. ◆ 金色の髪よ 3'02
12. ◆ 愛の神よ、私はどうすれば 4'38
13. ◆ ティルシとクローリ 11'37

レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽・器楽)
クライン・クーツフェルト(指揮、オルガン&チェンバロ)

録音:2014年9月&2015年1月、フェルプ、カプチン会修道院礼拝堂

◆ マドリガーレ集 第8巻

CD9
1. ◆ 他の者は愛の神について歌えばよい 9'39
2. ◆ 天も地も風も静まり返った今 4'21
3. ◆ かくしてひとつの泉から 3'35
4. ◆ ずるがしこい敵、愛の神が 1'10
5. ◆ 彼を近づけないように 0'34
6. ◆ 武器は偽物ではない 0'46
7. ◆ 彼は果敢にも攻撃しようと 1'08
8. ◆ ああ、もはや遅い 0'43
9. ◆ 私の心よ、逃げても無駄だ 1'14
10. ◆ このような美しい勝利があるならば 2'58
11. ◆ 堅固な忠誠心で心を固め 2'50
12. ◆ 私は恋に燃えている 4'08
13. ◆ タンクレーディとクロリンダの戦い 19'56

CD10
1. ◆ 人々よ、軍神マルスのために歌うがいい 3'55
2. ◆ 美しい瞳に釘付けに 3'40
3. ◆ 美しい小鳥が歌い続ける 4'30
4. ◆ 私は恋に燃えているが 3'13
5. ◆ ニンフは裸足で髪もほどいて 1'21
6. ◆ 私とここに留まって 1'30
7. ◆ 私の奏でる音楽に合わせて 2'12
8. ◆ とてもやさしいナイチンゲール 3'07
9. ◆ つれない女たちのバッロ 33'51

CD11
◆ 「ニンフの嘆き」 
1. 太陽がまだ世界に昼を 1'09
2. 愛の神よ、と言って空を見上げた 3'23
3. もし軽蔑するのなら 0'35

4. ◆ おおフィリスよ、なぜ逃げるの? 4'20
5. ◆ やさしい小さな天使が心をさまよっている間に 8'13
6. ◆ 海が静かであろうとも 3'51
7. ◆ 楽しく幸せな心でいたい者は 2'03
8. ◆ 恋する者はみな戦士 4'56
9. ◆ 怠惰の中に生まれた私 7'24
10. ◆ しかし、あの広いエーゲ海を渡るべく 0'40
11. ◆ 帰ってきて欲しい 1'04
12. ◆ 行かないでおくれ、傲慢な女よ 3'21
13. ◆ 行け、行け、愛らしい羊飼いたちよ 3'08
14. ◆ バッロ:美しい音に合わせて足を動かして 9'09

レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽・器楽)
クライン・クーツフェルト(指揮、オルガン&チェンバロ)

録音:2015年9月&11月、2016年3月&9月&11月、マインスヘーレンラント、ドルプス教会 & フェルプ、カプチン会修道院礼拝堂

◆ マドリガーレ集 第9巻

CD12
1. ◆ 素敵な羊飼い 4'30
2. ◆ 西風が戻り 5'59
3. ◆ こんなにも素晴らしい勝利があるのなら 3'00
4. ◆ 心を武装して 2'50
5. ◆ 心は燃えているが 3'18
6. ◆ 海が穏やかでも 3'54
7. ◆ 私に忠告しないで 3'32
8. ◆ いつも変わらない喜び 2'28
9. ◆ お前の胸に 2'16
10. ◆ もう恋はしない 2'42
11. ◆ 今日はそよ風がなんと心地良く 0'45
12. ◆ 小さな愛の神たちがそよ風を 0'41
13. ◆ 森は笑い、草原は輝く 0'40
14. ◆ やさしい風よ、私たちの胸へ 0'56
15. ◆ 踊りに 3'26
16. ◆ 私を憎むのであれば 2'46
17. ◆ そうだ、そうだ、愛しているのだ 4'56
18. ◆ 行け、行け、愛らしい羊飼いたちよ 4'06
19. ◆ おお、いとしい人 4'04

レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽・器楽)
クライン・クーツフェルト(指揮、オルガン&チェンバロ)

録音:2016年10月&2017年3月、マインスヘーレンラント、ラウレンティウス教会

◆ 「倫理的・宗教的な森」

CD13
1. おお、盲いた人よ 3'09
2. わが嘆息をきく者よ 4'43
3. 人の命は稲妻のように 2'19
4. その時日がのぼり 6'42
5. 私に恋を望むその人は 6'22
6. われ主に感謝せんⅢ 5'45
7. ミサ曲 19'42
8. 十字架にかけられ 1'54
9. 聖母マリアの嘆き 6'53
10. そしてイエスは甦られた 1'38
11. そして再び来たり 1'22
12. 主をほめたたえよ 4'04
13. サルヴェ・レジーナⅢ 5'10
14. 主をほめたたえよⅢ 3'50

CD14
1. 主を畏るる者は幸いなりⅠ 7'12
2. いざ殉教者らを讃め歌えⅠ 4'08
3. 主は言われたⅠ 9'24
4. われ永遠より立てられ 6'20
5. われ主に感謝せんⅡ 5'34
6. メメント 7'34
7. ほめたたえよ しもべたちⅠ 6'35
8. サルヴェ・レジーナⅡ 4'24
9. 主をほめたたえよⅡ 3'01
10. マニフィカトⅠ 12'01
11. グローリア 11'03

CD15
1. 主は言われたⅡ 7'57
2. 神よ、真心をつくして戦った 2'15
3. われ主に感謝せんⅠ 7'45
4. この主の証聖者は 2'50
5. 主を畏るる者は幸いなりⅡ 5'40
6. あなたのしもべたちが 2'49
7. ほめたたえよ しもべたちⅡ 7'31
8. 神よ、真心をつくして戦った 2'03
9. われは信ず 4'12
10. もろびと喜びの声をあげよ 4'17
11. マニフィカトⅡ 10'19
12. サルヴェ・レジーナⅠ 7'43
13. 主をほめたたえよⅠ 3'54

レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽・器楽)
クライン・クーツフェルト(指揮、オルガン&チェンバロ)

録音:2020年6月、9月、11月、2021年2月、3月、ホーフラント、聖マルティン教会

◆ 3声のカンツォネッテ集

CD16
1. 何と言えますか 3'28
2. 愛のカンツォネッテ 2'50
3. 憎むべきあの面影 4'23
4. 私の恋人はどこにいる? 4'30
5. 私の魂の生命よ 4'36
6. わが苦痛 5'22
7. この縮れ毛に 3'27
8. 私は鷲のように生きて 3'01
9. さあ、もう朝です 4'03
10. 報いを望んだとき 2'47
11. 愛する人よ、私はどうすればよいのか 2'51
12. 死へと急ぐ 3'04
13. あなたはいつも笑っている 1'05
14. 冬にやさしい4月を見ようとする者は 2'59
15. 私はすでに自分が天国にいると信じていた 2'18
16. 幸せな蚤よ、美しい胸を楽しんで 2'23
17. その胸に美しい庭がある 4'03
18. 花が咲き広がるように 2'10
19. 私は不死鳥 5'10
20. 森を見たい者は 4'05
21. いとしいカンツォネッテ 2'27

アルモニオーゾインカント(声楽・器楽)
フランコ・ラディッキア(指揮)

録音:2014年3月~4月、アッシジ、聖ヴィターレ教会

◆ 「聖母マリアの夕べの祈り」

CD17
1. イントナツィオ「I 主よ、われを助けに」「II 神よ、われを助けに」 1'47
2. III アンティフォナ「あの人は左の腕を」 0'17
3. 詩篇109(110) 「主は言われた」 6'05
4. アンティフォナ「あの人は左の腕を」 1'08
5. IV コンチェルト 「われは黒けれど」 3'31
6. V アンティフォナ「今や冬は去り」 0'22
7. 詩篇112[113] 「ほめたたえよ しもべたち」 5'10
8. アンティフォナ「今や冬は去り」 1'07
9. VI コンチェルト 「あなたは麗しいかた」 3'46
10. VII アンティフォナ 「神の庭は閉ざされている」(III) 0'24
11. 詩篇121[122] 「私は幸せでした」 5'34
12. アンティフォナ 「神の庭は閉ざされている」(II) 1'08
13. VIII 「2人のセラフィムが」 5'03
14. IX アンティフォナ 「あなたの愛する人はどこに」 0'25
15. 詩篇126[127] 「主が家を建てられるのでなければ」 3'59
16. アンティフォナ 「あなたの愛する人はどこに」 1'06
17. コンチェルト 「天よ、聞いてください」 6'16
18. XI アンティフォナ 「したたる蜂蜜は」 (III) 0'29
19. 詩篇147 「エルサレムよ、主をほめたたえよ」 3'26
20. アンティフォナ 「したたる蜂蜜は」 (III) 1'09
21. カピトゥルム「太古の昔、私が生れる以前より」 0'34

CD18
1. XII ソナタ 「私たちのために祈ってください」 6'22
2. XIII 聖歌 「めでたし海の星」 5'28
3. ヴェルシクルム 「唇に広がる恵み」、レスポンソリウム 「したがって、神はあなたを永遠に祝福してくださいました」 0'32
4. XIV アンティフォナ 「いとも賢いおとめ」 0'49

マニフィカト
5. わが魂、主をあがめ 0'34
6. わが精神、喜びおどる 1'07
7. 賤しき者をそのはしためと 1'25
8. 全能なる者 1'00
9. そのあわれみ 1'56
10. その腕の力 0'57
11. 権力者をその座より 2'12
12. 飢えたる者には 1'31
13. 主、御あわれみ忘れたまわず 1'12
14. アブラハムとその子孫につき 0'57
15. 願わくば父と子と 2'31
16. はじめにありしごとく 1'52

17. アンティフォナ 「いとも賢いおとめ」0'51
18. 嘆願の連祷 0'48
19. 私たちにあなたのしもべたちをお与えてください 0'52
20. ベネディカムス・ドミノ 0'35
21. アンティフォナ「サルヴェ・レジーナ」 2'18

アンサンブル・サン・フェリーチェ
ラ・ピファレスカ
フェデリコ・バルダッツィ指揮

録音:2011年10月2~5日、フィレンツェ、アンティコ・スペダーレ・デル・ビガッロ

◆ 小品集

CD19
1. ◆ 「主に向かって新しき歌を歌え」 [5:42]
2. ◆ 「おお、祝福された道、幸せな足」 [5:03]
3. ◆ 「馳せ来たれ」 [4:05]
4. ◆ 「われは野の花」 [3:19]
5. ◆ 「来たれ、来たれ」 [3:56]
6. ◆ 「キリスト、汝を崇めん」 [2:42]
7. ◆ 「おお、いと麗しき」 [4:02]
8. ◆ 「めでたし天の女王」 [5:31]
9. ◆ 「逃れよ、わが魂よ」 [4:08]
10. ◆ 「聖母マリアよ」 [3:08]
11. ◆ 「主よ、われらを懲らしめたもうなかれ」 [2:59]
12. ◆ 「われは眠る、されど心はさめて」 [2:46]
13. ◆ 「神がととのえたもう宴を見よ」 [4:38]
14. ◆ 「めでたし、女王」 [3:24]
15. ◆ 「ああ善きイエスよ」 [3:12]
16. ◆ 「この日を感謝せん」 [1:38]
17. ◆ 「もろもろの国よ、主をほめたたえよ」 [3:09]
18. ◆ 「主に向かって新しき歌を歌え」 [2:07]
19. ◆ 「われらはあなたを崇め」 [2:33]

レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽・器楽)
クライン・クーツフェルト(指揮、オルガン&クラヴィコード)

録音:2022年2月&11月、オランダ、ホーフラント、聖マルティン教会

ミサと詩篇

CD20
◆ 「4声のためのミサ曲」
1. キリエ 4'19
2. グローリア 4'27
3. 信条 5'35
4. サンクトゥス 2'28
5. ベネディクトゥス 1'24
6. アニュス・デイ 4'46

7. ◆ 「主は言われた」I 7'39
8. ◆ 「われは御身に告白す」I 7'28
9. ◆ 「主が家を建てられるのでなければ」I 6'46
10. ◆ 「主のしもべたちよ、ほめたたえよ」 5'02
11. ◆ 「われ喜びに満てり」I 6'24
12. ◆ 「ほめたたえよ、エルサレムよ」I 6'31
13. ◆ 「幸いな人よ」 7'17

フランチェスコ・カヴァッリ[1602-1676]
14. ◆ マニフィカト 9'10

CD21
◆ 「ゴンベールのモテット『その時イエスは』による6声のミサ曲」
1. キリエ 3'53
2. グローリア 5'17
3. クレード 9'55
4. サンクトゥス 2'15
5. ベネディクトゥス 1'34
6. アニュス・デイ I 3'04
7. アニュス・デイ II 2'09

8. ◆ 「主は言われた」II 5'20
9. ◆ 「われは御身に告白す」II 7'38
10. ◆ 「主が家を建てられるのでなければ」II 7'54
11. ◆ 「すべてのひとよ、主をたたえよ」 3'07
12. ◆ 「われ喜びに満てり」II 7'12
13. ◆ 「聖母のための連祷」 8'02
14. ◆ 「エルサレムよ,主を讃えよ」II 5'49

レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽・器楽)
クライン・クーツフェルト(指揮、オルガン&チェンバロ)

録音:2021年2月、2022年10月、2023年1月&6月、セント・マルティヌスケルク(ホーグランド、オランダ

◆ 歌劇「オルフェオ」

CD22
プロローグ
1. トッカータ、私は愛するペルメッソの川から(音楽の女神) 9'07

第1幕
2. この楽しく幸せな日に(羊飼い/合唱/ニンフ) 7'01
3. 優しい歌い手よ(羊飼い/オルフェオ/エウリディーチェ/合唱) 7'15
4. 喜びもいかばかりか(羊飼い/合唱) 7'05

第2幕
5. シンフォニア、ぼくは帰ってきた(オルフェオ/羊飼い/2人の羊飼い/合唱) 5'08
6. 木陰の森を思い出させる(オルフェオ/羊飼い/女使者) 7'30
7. 花咲ける野で(女使者/羊飼い/オルフェオ) 7'31
8. ああ、痛ましい出来事(合唱/女使者/2人の羊飼い) 11'51

CD23
第3幕
1. シンフォニア、私があなたを護衛します。(オルフェオ/希望の精/冥界への川の渡し守カロンテ) 10'43
2. 力強い霊、恐るべき神よ(オルフェオ) 14'31
3. 気高き神よ(オルフェオ/冥界への川の渡し守カロンテ/冥界の精霊たちの合唱) 10'55

第4幕
4. あの不幸な男(冥界の王妃プロセルピーナ/冥界の王プルトーネ/冥界の精霊たちの合唱) 9'57
5. あなたにふさわしい名誉とは何ですか(オルフェオ/冥界の精霊たちの合唱/エウリディーチェ/冥界の精霊たちの合唱) 11'38

第5幕
6. ここはトラキアの野(オルフェオ/こだま) 9'28
7. 怒りの苦しみの虜になるとは(太陽神アポロ/オルフェオ/合唱) 9'33


竪琴と歌の名人オルフェオ:ウィリアム・マッテウッツィ
妻エウリディーチェ:シルヴァ・ポッツァー
音楽の女神:シルヴァ・ポッツァー
太陽神アポロ(オルフェオの父):ジャンパオロ・ファゴット
希望の精:アンジェラ・ブッチ
女使者:サラ・ミンガルド
冥界への川の渡し守カロンテ:ジャンパオロ・ダル・ドッソ
冥界の王プルトーネ:ロリス・ベルトロ
冥界の王妃プロセルピーナ:サラ・ミンガルド
ニンフたち:イリア・ザネッティ、アンジェラ・ブッチ、ガブリエラ・マルテラッチ
羊飼いたち:ミケーレ・アンダロー、ジャンパオロ・ファゴット、ロリス・ベルトロ
冥界の精霊たち:ガブリエラ・マルテラッチ、フランチェスコ・デ・ポーリ、ジャンパオロ・ファゴット、ロリス・ベルトロ、ジャンパオロ・ダル・ドッソ

ジャン=ピエール・カニヤック(コルネット、クインタ)
ジャン・アンベール(コルネット、クラリネット)
ユリエン・ルッキ(トロンボーン)
フレデリック・ルッキ(トロンボーン)
エリック・レシャルティエ(トロンボーン)
オーレリー・セール(トロンボーン)
ヴァランタン・ペレス(トロンボーン)
ルイジ・ルポ(フィファーレ、リコーダー)
ロッセラ・ポッツァー(フィファーレ、リコーダー)
ジャン=ミシェル・ジャンネッリ(パーカッション)
リッカルド・マヌエル・ヴァルトロ(ヴァイオリンI)
ダヴィデ・モンティ(ヴァイオリンII)
ジャンニ・マラルディ(ヴィオラ)
バルバラ・オスティーニ(ヴィオラ)
マルチェッロ・スカンデッリ(チェロ)
リッカルド・ラマ・コエラティ(ヴィオローネ)
ロレダーナ・ジントーリ(ハープ)
ピエトロ・プロッサー(ギター、アーチリュートなど)
ニコラ・レニエーロ(木製オルガン、チェンバロ)
セルジオ・ヴァルトロ(指揮、チェンバロ)

録音:2006年10月、コルシカ島、アウディトリウム・ディ・ピーニャ

◆ 歌劇「ウリッセの帰還」

CD24
プロローグ
1. シンフォニア、私は死すべき宿命の人間(人間の儚さ/時の神テンポ/運命の女神フォルトゥナ/愛の女神アモーレ) 10'15

第1幕
2. 哀れな王妃の苦しみは(ペネロペ/ウリッセの乳母エリクレア)12'29
3. つらく苦しい(ペネロペの侍女メラント/求婚者エウリーマコ) 15'49
4. シンフォニア、人間の尊大さこそ罪の原因(海神ネットゥーノ/王神ジョーヴェ) 11'41
5. 私はまだ眠っているのか(ウリッセ) 5'17
6. 幸せな青春よ(女神ミネルヴァ/ウリッセ) 17'17

CD25
第2幕
1. 神々よ、一日をお与えください(ペネロペの侍女メラント/ペネロペ) 11'22
2. 不幸や悪事からどれだけ救われるか(ウリッセの羊飼いエウメーテ) 9'23
3. 愉快な旅(ウリッセの息子テレーマコ/女神ミネルヴァ) 19'16

第3幕
4. エウリーマコ、あの方の心は石のようだわ(ペネロペの侍女メラント/ウリッセの羊飼いエウリーマコ) 4'19
5. 他の王妃を囲むのは(求婚者アンティーノオ/求婚者ピザンドロ/求婚者アンフィノーモ/ペネロペ) 12'19
6. 同志諸君、聞いたか?(求婚者アンティーノオ/求婚者アンフィノーモ/求婚者ピザンドロ/求婚者エウリーマコ) 8'14
7. 空を護衛として守る者は滅びることはできない(ウリッセ/女神ミネルヴァ) 3'48
8. 私は見た、ああ巡礼者、求婚者の恋人たち(ウリッセの羊飼いエウメーテ/ウリッセ) 3'23

第4幕
9. 私の長い旅路(ウリッセの息子テレーマコ/ペネロペ) 6'38

CD26
1. いつも粗野なエウメーテ(求婚者アンティーノオ/ウリッセの羊飼いエウメーテ/求婚者の従者イーロ/ウリッセ/ウリッセの息子テレーマコ/ペネロペ) 7'05
2. 寛大な王妃よ(求婚者アンフィノーモ) 8'39
3. これがウリッセの弓(ペネロペ) 13'37

第5幕
4. おお痛みよ、おお殉教者よ!(求婚者の従者イーロ) 7'19
5. 何という新たな騒音が(ペネロペの侍女メラント/ペネロペ) 3'24
6. 秘められた想いの力が(ウリッセの羊飼いエウメーテ/ペネロペ) 6'14
7. 炎は怒りだ(女神ミネルヴァ/ジュピターの妻ジュノーネ) 4'06
8. 偉大なるジョーヴェ、神々の魂(ガイアス/王神ジョーヴェ/海神ネットゥーノ/天空の合唱/女神ミネルヴァ) 8'33
9. エリクレア、何がしたのか(ウリッセの乳母エリクレア) 5'05
10. あなたたちの考えは風が運んで来る(ペネロペ/ウリッセの息子テレーマコ/ウリッセの羊飼いエウメーテ) 14'03


トロイ戦争の英雄ウリッセ(ユリシーズ):ロリス・ベルトロ
ウリッセの羊飼いエウメーテ:ジョヴァンニ・グレグナニン
ウリッセの息子テレーマコ:櫻田亮
ウリッセの乳母エリクレア:マリア・エレーナ・フィンカート
ウリッセの妻ペネロペ:ガブリエラ・マルテラッチ
ペネロペの侍女メラント:ソフィア・ソロヴィ
ペネロペの求婚者エウリーマコ:フアン・ガンビーナ
ペネロペの求婚者アンフィノーモ:ジャンパオロ・ファゴット
ペネロペの求婚者アンティーノオ:ヴァルテル・テストリン
ペネロペの求婚者ピザンドロ:サルヴァトーレ・ガイアス
求婚者の従者イーロ:ダヴィデ・チケッティ
海神ネットゥーノ(ネプチューン):ラファエレ・コスタンティーニ
王神ジョーヴェ(ジュピター):ジャンパオロ・ファゴット
ジュピターの妻ジュノーネ:リア・セラフィーニ
女神ミネルヴァ:アンジェラ・ブッチ
運命の女神フォルトゥナ:アンジェラ・ブッチ
時の神テンポ:ヴァルテル・テストリン
愛の女神アモーレ:リア・セラフィーニ

エマヌエル・ムーレ(ソプラノ・コルネット、テナー・コルネット)
ルイス・コル・イ・トルルス(コルネット)
ルイジ・ルーポ(フィッファーロ、リコーダー)
ロッセラ・ポッツァー(フィッファーロ、リコーダー)
リッカルド・マヌエル・ヴァルトロ(ヴァイオリンI)
ダヴィデ・モンティ(ヴァイオリンII)
ルカ・モレッティ(ヴィオラ)
バルバラ・オスティーニ(ヴィオラ)
ジョルダーノ・アントネッリ(チェロ)
リッカルド・ラマ・コエラティ(ヴィオローネ)
ピエトロ・プロッセル(キタローネ、アーチリュート、ギター)
ニコラ・レニエーロ(チェンバロII)
セルジオ・ヴァルトロ(指揮、チェンバロ)

録音:2005年11月、コルシカ島、アウディトリウム・ディ・ピーニャ

◆ 歌劇「ポッペアの戴冠」

CD27
プロローグ
1. シンフォニア、さあ、身を隠して、美徳の女神ヴィルトゥよ(運命の女神フォルトゥナ/美徳の女神ヴィルトゥ/愛の女神アモーレ) 10'28

第1幕
2. そして私はここへ戻って来る(武将オットーネ) 9'57
3. 誰がしゃべっているのだ?(第1の兵士/武将オットーネ/第2の兵士) 5'00
4. 陛下、行かないでください(ポッペア/皇帝ネローネ) 11'12
5. 希望よ、あなたは私のもとへ(ポッペア/ポッペアの乳母アルナルタ) 8'48
6. 蔑ろにされた皇后よ(皇后オッターヴィア/乳母) 13'46

CD28
1. こちらが失意の女性(哲学者セネカ/皇后オッターヴィア/小姓ヴァレット) 11'58
2. 王位を、皇帝紫色の衣は(哲学者セネカ) 1'51
3. セネカよ、私には天空に不吉な光が(知恵の女神パッラーデ/哲学者セネカ) 2'46
4. 毅然とした態度で(皇帝ネローネ/哲学者セネカ) 7'38
5. なんて優しいのでしょう、陛下(ポッペア/皇帝ネローネ) 12'26
6. 他の人にも運命が(武将オットーネ/ポッペア) 8'44
7. オットーネ、我に帰れ(武将オットーネ) 2'28
8. いつもポッペアのことを(女官ドゥルジッラ/武将オットーネ) 7'34

CD29
第2幕
1. シンフォニア 1'35
2. 愛すべき孤独よ(哲学者セネカ/伝令の神メルクーリオ) 6'43
3. 暴君の命令は(解放奴隷/哲学者セネカ) 8'19
4. 友たちよ、時は来た(哲学者セネカ/セネカの仲間たち) 5'42
5. 私は何かを感じる(小姓ヴァレット/侍女ダミジェッラ) 10'49
6. セネカが死んだ今(皇帝ネローネ/廷臣ルカーノ)8'26
7. 私の憤りと政治的な態度が(武将オットーネ)4'21
8. 我が祖先より(皇后オッターヴィア/武将オットーネ)7'41
9. 幸せなわたしの心よ(女官ドゥルジッラ/小姓ヴァレット/乳母) 6'40
10. 私はどこへ(武将オットーネ/女官ドゥルジッラ)7'55

CD30
1. セネカが死んだ今(ポッペア/ポッペアの乳母アルナルタ) 9'22
2. 不用意な者は眠り(愛の女神アモーレ) 4'35
3. ここで私は変身して(武将オットーネ/愛の女神アモーレ/ポッペア/ポッペアの乳母アルナルタ)6'20

第3幕
4. ああ、幸せなドゥルジッラよ、私は何を望んで(女官ドゥルジッラ) 2'01
5. ここに極悪女が(ポッペアの乳母アルナルタ/警護官リットーレ/女官ドゥルジッラ) 1'48
6. 陛下、これぞ罪人です(ポッペアの乳母アルナルタ/皇帝ネローネ/女官ドゥルジッラ/リットーレ) 6'15
7. いいえ、いいえ、この宣告は私に下るでしょう(武将オットーネ/女官ドゥルジッラ/皇帝ネローネ) 7'48
8. 陛下、今日、私は生まれ変わります(ポッペア/皇帝ネローネ) 7'50
9. さらばローマ、さらば祖国、さらば友よ!(皇后オッターヴィア) 4'20
10. 今日はローマのポッペアが皇后に(ポッペアの乳母アルナルタ) 4'43
11. 昇れ、我が愛するひとよ(皇帝ネローネ/ポッペア/護民官/領事/愛の女神アモーレ/美の女神ヴェーネレ) 20'46


ポッペア(武将オットーネの妻):パトリツィア・ビッチレ
皇帝ネローネ:リリアーナ・ルジェーロ(第1幕と第3幕)、ジャンパオロ・ファゴット(第2幕)
皇后オッターヴィア:アンジェラ・ブッチ
武将オットーネ:ウィリアム・マッテウッツィ
女官ドゥルジッラ:リア・セラフィーニ
ポッペアの乳母アルナルタ:ガブリエラ・マルテラッチ
哲学者セネカ:ラファエレ・コスタンティーニ
フォルトゥナ(運命の女神):アンジェラ・ブッチ
アモーレ(愛の女神):イリア・ザネッティ
ヴィルトゥ(美徳の女神):リア・セラフィーニ
ヴェーネレ(美の女神):アンジェラ・ブッチ
パッラーデ(知恵の女神):リア・セラフィーニ
メルクーリオ(伝令の神):ヴァルテル・テストリン
侍女ダミジェッラ:リア・セラフィーニ
皇后オッターヴィアの小姓ヴァレット:イリア・ザネッティ
乳母:アレッサンドラ・ヴァヴァゾーリ
廷臣ルカーノ:櫻田亮
警護官リットーレ:ヴァルテル・テストリン
親衛隊長で解放奴隷のリベルト:櫻田亮
第1の兵士:櫻田亮
第2の兵士:ジャンパオロ・ファゴット
領事:ジャンパオロ・ファゴット
護民官:ヴァルテル・テストリン
哲学者セネカの仲間:ジャンパオロ・ファゴット
哲学者セネカの仲間:アレッサンドラ・ヴァヴァゾーリ
哲学者セネカの仲間:ヴァルテル・テストリン

ジャン=ピエール・カニヤック(コルネット)
マリー・ガルニエ・マルズッロ(コルネット)
ルイジ・ルーポ(フィッファーロ、リコーダー)
ロッセッラ・ポッツァー(フィッファーロ、リコーダー)
ルカ・ジャルディーニ(ヴァイオリン)
ダヴィデ・モンティ(ヴァイオリン)
バルバラ・オスティーニ(ヴィオラ)
マルチェッロ・スカンデッリ(チェロ)
リッカルド・ラマ・コエラティ(コントラバス)
ピエトロ・プロッセル(キタローネ、セテラ、テオルボ)
マルコ・ヴィンチェンツィ(チェンバロII)
セルジオ・ヴァルトロ(指揮、チェンバロ、スピネット、レガーレ)

録音:2004年12月、コルシカ島、アウディトリウム・ディ・ピーニャ




 作曲者情報


 クレモナ時代 [1567-1590] (0~33歳)


 1567年/永禄10年 (0歳)

◆ 5月、クラウディオ・アントーニオ・ジョヴァンニ・ズアン・モンテヴェルディ、人口数千人の町クレモナで誕生。父は医師バルダッサーレで、母マッダレーナ(旧姓:ジニャーニ)と前年の1566年に結婚しておりクラウディオはその第1子。 ミラノ、クレモナなど北イタリアのロンバルディア地域は1535年からスペインの統治下。クレモナの約60km東はマントヴァ、約180km東はヴェネツィア、約75km北西にはミラノという位置。
 1571年/元亀2年 (3~4歳)

◆ 5月、妹マリア・ドミテッラが誕生(洗礼は5月16日)。
 1573年/元亀4年/天正元年 (5~6歳)

◆ 1月、弟のジューリオ・チェーザレ・モンテヴェルディが誕生(洗礼は1月31日)。のちに音楽家になり兄と行動を共にします。モンテヴェルディは6人兄弟。
 1576年/天正4年 (8~9歳)

◆ 北イタリアでペストが流行。スペイン統治下のミラノ公国で猛威をふるったペストがロンバルディア中に感染拡大し、約75km離れたクレモナにも害が及びます。人口約8万5千人のミラノでは1578年までの3年間でペスト犠牲者は約1万7千人に達していました(5人に1人が死亡)。
◆ 母マッダレーナ、おそらくペストで死去。
 1577年/天正5年 (9~10歳)

◆ 父バルダッサーレ、ジョヴァンナ・ガディオと再婚。
 1579年/天正7年 (11~12歳)

◆ 1月、妹クララ・マッシミリアが誕生(洗礼は1月8日)。
 1581年/天正9年 (13~14歳)

◆ 2月、弟ルカが誕生(洗礼は2月7日)。
◆ 師インジェニェーリがクレモナ大聖堂の楽長に就任。
 1582年/天正10年 (14~15歳)

◆ 5月、クレモナの作曲家でオルガン奏者のベネデット・パッラヴィチーノ[c.1551-1601]が、音楽好きのマントヴァ公、グリエルモ・ゴンザーガ[1538-1587]の宮廷で雇用。パッラヴィチーノは1595年にマントヴァの宮廷楽長になり、その6年後に死去するとモンテヴェルディが後任として就任。パッラヴィチーノの師はモンテヴェルディと同じくインジェニェーリでした。
◆ 8月、3声のモテット集「サクラエ・カンティウンクレ(聖なる歌)」をヴェネツィア(アンジェロ・ガルダーノ社)で出版。テキストは聖書や典礼で、聖職者のドン・ステファノ・カニーニ・ヴァルカレンギに献呈。ヴェネツィアは当時の音楽印刷の中心地でした。
 1583年/天正11年 (15~16歳)

◆ 1月、弟フィリッポが誕生(洗礼は1月)。
◆ 7月31日、4声の宗教的マドリガーレ集をブレーシャで出版。クレモナの書籍商ピエトロ・ボッツォーラの出版活動の一環として誕生したこの曲集は、地元の貴族で重要な家族の一員であるアレッサンドロ・フラガネスコに献呈。ブレーシャはクレモナの北北東約50kmに位置するロンバルディアの都市。低音部のみ現存。
 1584年/天正12年 (16~17歳)

◆ 3声のカンツォネッテ集(21曲)をヴェネツィア(ジャコモ・ヴィンチェンツィ&リッカルド・アマディーノ社)で出版。パトロンのピエトロ・アンブロジーニに献呈。
◆ この頃、継母クラウディアが亡くなり、父バルダッサーレは彫刻家の娘フランチェスカ・コーモと再婚。
 1585年/天正13年 (17~18歳)

◆ マントヴァ公、グリエルモが、木製トランペットをクレモナのドメニコ・モンテヴェルディ工房に注文。クレモナは16世紀から楽器製造が盛んな町でした。なお、当時のクレモナにはモンテヴェルディ姓の人が多く住んでいました。
 1587年/天正15年 (19~20歳)

◆ 5声のマドリガーレ集 第1巻(17曲)をヴェネツィア(リッカルド・アマディーノ社)で出版。クレモナのマルコ・ヴェリタ伯爵に献呈。
◆ 4月14日、マントヴァ公国(とモンフェッラート公国)の君主、グリエルモ・ゴンザーガ公が48歳で死去。在位37年間。
◆ 4月14日、マントヴァ公国(とモンフェッラート公国)の君主を、嫡男ヴィンチェンツォ1世・ゴンザーガ公が24歳で継承。
 1589年/天正17年 (21~22歳)

◆ マントヴァ宮廷の音楽家で、報酬に不満のあったパッラヴィチーノが、ヴェローナ大聖堂の楽長職などをめぐって転職活動。しかし、ジョヴァンニ・マッテオ・アーゾラ[1524-1609]が選ばれたため、パッラヴィチーノはマントヴァ宮廷の勤務を継続。
 1590年/天正18年 (22~23歳)

◆ ミラノに滞在。弦楽器奏者兼作曲家として称賛され、この時にマントヴァ公ヴィンチェンツォの目に留まった可能性があります。
◆ 5声のマドリガーレ集 第2巻(20曲)をヴェネツィア(アンジェロ・ガルダーノ社)で出版。ミラノ元老院議長のジャコモ・リカルディに献呈。


 マントヴァ時代 [1590-1612] (33~45歳)



◆ モンテヴェルディは、マントヴァ公国とモンフェッラート公国の君主ヴィンチェンツォ1世・ゴンザーガ公[1562-1612]のマントヴァの宮廷楽団で働き始めます。弦楽器奏者としての仕事がメインでしたが、歌手、作曲家としても仕事をし、時には歌手のトレーニングもおこなっていました。宮廷楽長はジャケス・デ・ヴェルト[c.1535-1596]。
 1592年/天正20年/文禄元年 (24~25歳)

◆ 5声のマドリガーレ集 第3巻(20曲)をヴェネツィア(リッカルド・アマディーノ社)で出版。ヴィンチェンツォ1世に献呈。
 1596年/文禄5年/慶長元年 (28~29歳)

◆ ヴィンチェンツォ1世の従者としてハンガリー遠征に同行。ヴィンチェンツォ1世は、戦争のときにも自分のお気に入りの廷臣や音楽家を同行させ、自分のテントでマドリガーレの演奏などをおこなわせていました。
◆ 宮廷楽長のジャケス・デ・ヴェルトが61歳で死去。後任としてヴェルトの側近でモンテヴェルディより16歳ほど年長のベネデット・パラヴィチーノ[c.1551-1601]が任命。
 1599年/慶長4年 (31~32歳)

◆ 5月20日、マントヴァ公国の宮廷歌手クラウディア・カッターネオ[1576-1607]と結婚。クラウディアはモンテヴェルディの上司でもある宮廷楽団の弦楽器奏者ジャコモ・カッターネオの娘。モンテヴェルディはカッターネオ家に下宿しており、クラウディアとは少女時代から親しくしていました。クラウディアはヴィンチェンツォ1世の組織したお気に入りの歌手のアンサンブル「コンチェルト・デッレ・ドンネ」のメンバーでもありました。
◆ 6~10月、ヴィンチェンツォ1世のフランス、フランドル旅行に従者として同行。6月7日に出発し、トレント、インスブルック、バーゼルを経ての1か月の旅で温泉保養地ロレーヌに到着。裕福な湯治客の集まる温泉保養地には、各地から音楽家も集まって活況を呈していました。一行は1か月以上滞在した後、アントワープに8月21日に到着。その後、ブリュッセルに8月26日に到着し9月21日まで約4週間滞在。モンテヴェルディはこの旅行中、ロレーヌとブリュッセルでフランスの宮廷アリアなどに接してそのイディオムを「音楽の諧謔」の一部に取り入れたと弟のジューリオ・チェーザレが述べています。ちなみにフランドル音楽に関してはすでにイタリアに紹介されており、モンテヴェルディが関心を持ったのはフランスの方で、さらにフランスの宮廷バレエにも接して感銘を受けていました。なお、この旅行でヴィンチェンツォ1世は画家のルーベンスを気に入り、マントヴァ公国の宮廷画家として雇い入れています。
 1600年/慶長5年 (32~33歳)

◆ アルトゥージが著書でモンテヴェルディのマドリガーレを引用し、伝統に従っていないと攻撃。
◆ 4~8月、弟ジューリオ・チェーザレがマントヴァ大聖堂のオルガニストとして演奏。
 1601年/慶長6年 (33~34歳)

◆ 8月27日、長男フランチェスコ・バルダッサーレ・モンテヴェルディ誕生。のちにヴェネツィアのサン・マルコ寺院の歌手になり1677年頃に死去。
◆ 11月26日、マントヴァ公国の宮廷楽長、ベネデット・パッラヴィチーノが50歳で死去。
◆ モンテヴェルディは自分をパッラヴィチーノの後任にしてくれるようヴィンチェンツォ1世に手紙を送付し、受け入れられます。
 1602年/慶長7年 (34~35歳)

◆ 4月10日、ヴィンチェンツォ1世はモンテヴェルディに対し、マントヴァ公国への帰化状を授与。
◆ 弟ジューリオ・チェーザレがマントヴァの宮廷音楽家として雇用。
 1603年/慶長8年 (35~36歳)

◆ 2月20日、長女レオノーラ・カミラ・モンテヴェルディ誕生。幼児期に死去。
◆ 5声のマドリガーレ集 第4巻(19曲)をヴェネツィア(リッカルド・アマディーノ社)で出版。フェッラーラのイントレピディ・アカデミーに献呈。
 1604年/慶長9年 (36~37歳)

◆ 5月10日、次男マッシミリアーノ・ジャコモ・モンテヴェルディ誕生。のちに医師となってマントヴァで開業。1661年に死去。
◆ 12月、宮廷楽長の仕事に加え、多くの作曲や、歌手の指導までおこなう激務に疲れ果て、体調を崩して家族と共にクレモナの実家に滞在。
 1605年/慶長10年 (37~38歳)

◆ 5声のマドリガーレ集 第5巻(13曲)をヴェネツィア(リッカルド・アマディーノ社)で出版。
 1606年/慶長11年 (38~39歳)

◆ オペラ「オルフェオ」作曲依頼。ヴィンチェンツォ1世の嫡男、フランチェスコ4世・ゴンザーガ公[1586-1612]が、モンテヴェルディに翌年の謝肉祭のためのオペラ「オルフェオ」の作曲を要請。1600年にトスカーナ大公国フィレンツェで初演されたヤーコポ・ペーリ[1561-1633]のオペラ「エウリディーチェ」を観劇しての依頼。
 1607年/慶長12年 (39~40歳)

◆ 2月24日、オペラ「オルフェオ」、マントヴァのドゥカーレ宮殿で初演。ミラノ、クレモナなどでも再演。1609年と1615年に出版。初演時のタイトルは「オルフェオ寓話」でしたがすぐに短縮。
◆ 「音楽の諧謔」(18曲)をヴェネツィア(リッカルド・アマディーノ社)で出版。フランチェスコ4世ゴンザーガ公に献呈。
◆ 7月、クレモナの実家に滞在。妻の看病よ自身の休養。
◆ 8月1日、クレモナの「アカデミア・デリ・アニモージ」がモンテヴェルディの栄誉を称えるコンサートを開催。「オルフェオ」抜粋、ほかを演奏。
◆ 8月、ミラノでカルメル会修道士のドン・フェッラーリと交流。フェッラーリは舞台上演に関するアイデアを豊富に持っていた人物。
◆ 9月10日、妻のクラウディアが31歳でクレモナで死去。モンテヴェルディが洗礼を受けた聖ナザリウス・ケルスス教会の墓地に埋葬。3人の子はまだ6歳、4歳、3歳。クラウディアが14歳の時から同じ家に暮らし、家族同然だったモンテヴェルディの悲しみは深く、以後36年間独身でした。
◆ 10月、マントヴァに戻って仕事に復帰。フランチェスコ4世結婚祝賀演奏会のため、オッターヴィオ・リヌッチーニの台本によるオペラ「アリアンナ」にとりかかります。モンテヴェルディの妻を失った悲しみは劇中の「アリアンナの嘆き」に投影されることになります。
 1608年/慶長13年 (40~41歳)

◆ 2月、ヴィンチェンツォ1世の次男で1607年12月に枢機卿となっていたフェルディナンド王子が、謝肉祭の際にトスカーナ大公国フィレンツェの作曲家マルコ・ダ・ガリアーノ[1582-1643]を称賛したことでモンテヴェルディは憤慨。王子の母でマントヴァ公妃のエレオノーラはトスカーナ大公の娘でした。
◆ 3月8日、オペラ「アリアンナ」で主演する予定だったモンテヴェルディの弟子、カテリヌッチャ・マルティネッリが天然痘により急死。モンテヴェルディは悲しみ続きでしたがオペラの完成を急ぎます。
◆ 5月28日、オペラ「アリアンナ」、マントヴァのドゥカーレ宮殿内に新たに建設された巨大な劇場で初演。フランチェスコ4世結婚祝賀演奏会のためイタリア中から君主や貴族、枢機卿、有力者、関係者が約6000人も集まり、大成功を収めます。曲中の「アリアンナの嘆き」のみ現存し、他は散逸。1614年にマドリガーレ集第6巻に5声と通奏低音のための4部構成版が収められて出版され、1623年には独唱と通奏低音のための5部構成版が出版。
◆ 6月8日、「つれない女たちの踊り」、マントヴァのドゥカーレ宮殿で初演。ヴィンチェンツォ1世の嫡男、フランチェスコ4世の結婚を祝して書かれた作品。「情け知らずの女たちの踊り」という訳で知られていますが、実際には、「愛を受け入れない女たち」といった内容で、愛を拒否した女は冥界で酷い目に遭い、後悔することになると示す恋愛推奨目的の作品。初演では2人の王子フランチェスコとフェルディナンドも女装して群舞に参加。1638年にマドリガーレ集第8巻に収められ出版されたものはウィーンでの上演のための改訂版。
◆ 前年から続いていた激務にも関わらず、マントヴァ宮廷はモンテヴェルディへの報酬を極端に少なくしていました。低報酬状態はハンガリー遠征以降続いており、父バルダッサーレの援助が無ければ暮らせないような状態が数年間に渡って継続、モンテヴェルディはヴィンチェンツォ1世宛てに金銭面での不満を述べた手紙を書き、ようやく昇給を実現しています。
 1609年/慶長14年 (41~42歳)

◆ 1月4日、マントヴァの公爵礼拝堂の楽長を1582年から27年間に渡って務めていたジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ[1555-1609]が死去。これにより、モンテヴェルディも宗教音楽に関わることが可能になり、翌年7月には「聖母マリアの夕べの祈り」を出版。
◆ 「オルフェオ」をヴェネツィア(リッカルド・アマディーノ社)で出版。委嘱者フランチェスコ4世・ゴンザーガ公に献呈。初演は1607年。
 1610年/慶長15年 (42~43歳)

◆ 7月、「聖母マリアの夕べの祈り」をヴェネツィア(リッカルド・アマディーノ社)で出版。ローマを訪れ教皇パウロ5世[1552-1621]に献呈。「ニコラ・ゴンベールのモテット『その時イエスは』による6声のミサ曲」と一緒に出版。
 1611年/慶長16年 (43~44歳)

◆ 9月9日、マントヴァ公妃、エレオノーラ・デ・メディチが45歳で死去。
 1612年/慶長17年 (44~45歳)

◆ 2月9日、マントヴァ公国(とモンフェッラート公国)の君主、ヴィンチェンツォ1世・ゴンザーガ公が49歳で死去。在位25年間。
◆ 2月9日、マントヴァ公国(とモンフェッラート公国)の君主をフランチェスコ4世・ゴンザーガ公が25歳で継承。
◆ 7月19~20日、フランチェスコ4世・ゴンザーガ公の君主継承の祝典が2日間かけて盛大に実施。
◆ 7月29日、マントヴァ宮廷楽長辞任を申し入れ、フランチェスコ4世・ゴンザーガ公は同意して職務から解放。モンテヴェルディは家族と共にクレモナに向かいます。
◆ 9月、フランチェスコ4世の命令によりマントヴァ公爵劇場でモンテヴェルディの「アリアンナ」上演。
◆ 9月、ミラノに滞在。
◆ 12月22日、マントヴァ公国(とモンフェッラート公国)の君主、フランチェスコ4世・ゴンザーガ公天然痘により26歳で死去。嫡男も直前に亡くなっていたため、弟のフェルディナンドが継承。在位10か月間。
◆ 12月22日、マントヴァ公国(とモンフェッラート公国)の君主を、フェルディナンド1世・ゴンザーガ公が25歳で継承。フェルディナンド1世はヴィンチェンツォ1世の次男。兄のフランチェスコ4世が父の後を継ぐことが決まっていたため、20歳のときに枢機卿に任命。しかし兄フランチェスコ4世が26歳で死去したため宮廷に復帰。

 ヴェネツィア時代 [1613-1643] (46~75歳)


 1613年/慶長18年 (45~46歳)

◆ 7月10日、ヴェネツィアのサン・マルコ寺院楽長、ジュリオ・チェーザレ・マルティネンゴ[c.1564-1613]が死去。
◆ 7月、サン・マルコ財務官が、サン・マルコ寺院楽長の後任を探すため、ローマ、ミラノ、マントヴァの大使などに相談の手紙を送付。返信では3人ともモンテヴェルディの名を挙げていたため、本人をヴェネツィアに招いて試演会をおこなうことを決定。
◆ 8月19日、モンテヴェルディの試演会がヴェネツィアでおこなわれて成功を収め、すぐにサン・マルコ寺院楽長に就任することが決定。副楽長1名、オルガン奏者2名、歌手約30名、器楽奏者約25名を統率。報酬は前任者マルティネンゴの1.5倍となる年俸300ドゥカート。これに作曲や寺院外での指導や演奏、指揮などの報酬が200ドゥカート以上加わることが多く、モンテヴェルディの暮らし向きはマントヴァとは比較にならない快適なものとなっていました。ちなみに同じくサン・マルコ寺院で1565年まで第1オルガニストを務めたアンニバレ・パドヴァーノ[1527-1575]の年俸は40ドゥカート、1685年に合奏団に入団したヴィヴァルディの父親の年俸は15ドゥカート(4年後に25ドゥカート)でした。
◆ ヴェネツィアからクレモナに戻り、その後、マントヴァでヴィンチェンツォ1世から与えられた年金の権利が保障されるよう手続きし、さらにヴェネツィアへの旅費のために前払いも受けています。
◆ マントヴァからヴェネツィアに向かう途中、火縄式マスケットで武装した3人の強盗に襲われ、マントヴァで得た前払い金など100ドゥカート以上の金品を奪われます。
 1614年/慶長19年 (46~47歳)

◆ マドリガーレ集 第6巻(10曲)をヴェネツィア(リッカルド・アマディーノ社)で出版。オペラ「アリアンナ」の「アリアンナの嘆き」も収録。
 1615年/慶長20年/元和元年 (47~48歳)

◆ 「パルナッスス・ムジクス・フェルディナンダエウス」に参加。マントヴァ公のフェルディナンド1世のために32名の作曲家が書いたアンソロジー。モンテヴェルディは「カンターテ・ドミノ」を作曲。ヴェネツィア(ジャコモ・ヴィンチェンティ社)で出版。
 1616年/元和2年 (48~49歳)

◆ 1月、弟ジューリオ・チェーザレ、カステッレオーネでオルガニストとして雇用。年俸60ドゥカートでしたが、宿泊費は無料でした。カステッレオーネはミラノとクレモナの間にある小さな都市。1622年まで在職。
◆ バッロ「ティルシとクローリ」初演。ストリッジョの台本。マントヴァ公フェルディナンド1世・ゴンザーガ公の弟で次期継承者のヴィンチェンツォ2世[1594-1627]からの依頼。
◆ 年俸400ドゥカートに昇給。指導などで受け取る報酬も増大。
 1617年/元和3年 (49~50歳)

◆ 「マッダレーナ」をヴェネツィア(バルトロメオ・マーニ社)で出版。
◆ 副楽長としてアレッサンドロ・グランディ[1590-1630]が任命。グランディはジョヴァンニ・ガブリエリの弟子で高度な実力の持ち主だったため、モンテヴェルディは、ボローニャやパルマ、マントヴァ、クレモナなどに出かけることができるようになります。
◆ オペラ「アンドロメダ」作曲の依頼。マントヴァ宮廷から1618年の謝肉祭で上演できるよう依頼。マントヴァ公の次期継承者ヴィンチェンツォ2世の意向で秘書官より連絡。
 1618年/元和4年 (50~51歳)

◆ 4月、オペラ「アンドロメダ」の作曲が多忙で進んでいないとマントヴァに連絡。
 1619年/元和5年 (51~52歳)

◆ 5声のマドリガーレ集 第7巻(29曲)をヴェネツィア(バルトロメオ・マーニ社)で出版。カテリーナ・デ・メディチ[1593–1629](マントヴァおよびモンフェッラート公妃)に献呈。
◆ マントヴァ宮廷でモンテヴェルディの後任として楽長を務めていたサンティ・オルランディ[1575-1619]が死去。フェルディナンド1世・ゴンザーガ公からは戻るよう要請されますが、モンテヴェルディは辞退。
◆ オペラ「アンドロメダ」の作曲に取組み、翌年の謝肉祭上演に向けて準備。しかし、台本は現存するものの音楽は失われ、実際に上演されたという明確な証拠はないようです。
 1620年/元和6年 (52~53歳)

◆ モテット集 第1巻(4曲)を出版。
◆ バレエ「アポロ」、マントヴァのドゥカーレ宮殿で初演。楽譜は散逸。
◆ 3月、マントヴァ宮廷に対し、年金を補助金に変えてくれるよう手紙で依頼するものの拒否。
◆ 夏、マントヴァに滞在し、フェルディナンド1世に対し、年金を数か月分前払いしてくれるよう嘆願して承認され、これにより医学を学び終えたばかりの次男マッシミリアーノがマントヴァで医師として開業。長男フランチェスコはヴェネツィアで歌手として活動。
 1622年/元和8年 (54~55歳)

◆ 弟ジューリオ・チェーザレ、北イタリア、ガルダ湖畔のサローでコンクールを経て大聖堂の楽長に就任。年俸約70スクーディ。1630年までの在職記録有り。
 1623年/元和9年 (55~56歳)

◆ 「アリアンナの嘆き」の独唱と通奏低音のための5部構成版がヴェネツィア(バルトロメオ・マーニ社)で出版。1608年に初演されたオペラ「アリアンナ」の他の部分は散逸。「アリアンナの嘆き」は、まず1614年に5声と通奏低音のために編曲した4部構成版がマドリガーレ集第6巻に収められて出版。
◆ 5月、マントヴァのフェルディナンド1世・ゴンザーガ公が宮廷の面々を引き連れてヴェネツィアの大運河などで祝宴を開催し、モンテヴェルディも参加。
◆ 7月、長男フランチェスコがサン・マルコ寺院のテノール歌手として活動を本格化。フランチェスコは作曲もおこなっていました。
 1624年/元和10年/寛永元年 (56~57歳)

◆ 2月、「タンクレディとクロリンダの戦い」、ヴェネツィア、モチェニーゴ宮殿で初演。楽譜は1638年にマドリガーレ集第8巻に収録して出版。
◆ 義父ジャコモ・カッターネオが死去。遺言により、モンテヴェルディの2人の子供にマントヴァの自宅と楽器や家具を遺贈。
 1625年/寛永2年 (57~58歳)

◆ 多くの作曲家によるアンソロジー「初心者の子供」に参加。モンテヴェルディは「もう戦争はありません」を担当。ヴェネツィア(アントニオ・ガルダーノ社)で出版。
 1626年/寛永3年 (58~59歳)

◆ 多くの作曲家によるアンソロジー「ロザリオ連祷」に参加。モンテヴェルディは6声のリタニアを担当。ヴェネツィア(アレッサンドロ・ヴィンチェンティ)で出版。
◆ 10月29日、マントヴァ公国(とモンフェッラート公国)の君主、フェルディナンド1世・ゴンザーガが39歳で死去。在位14年間。継承できる嫡男がいなかったため、弟のヴィンチェンツォ2世が継承。
◆ 10月29日、マントヴァ公国(とモンフェッラート公国)の君主を、ヴィンチェンツォ2世・ゴンザーガ公が32歳で継承。ヴィンチェンツォ2世はヴィンチェンツォ1世の三男。
 1627年/寛永4年 (59~60歳)

◆ 「アルミーダ」初演。楽譜は散逸。
◆ 7月、「偽の狂女リコリ」の作曲中止。前年にヴィンチェンツォ2世から依頼されていたもの。楽譜は散逸。
◆ 9月、「ディアナとエンディミオーネの愛」の作曲依頼。パルマ公の結婚祝いのため。12月に初演。楽譜は散逸。
◆ 12月、長男フランチェスコが禁書所持容疑で異端審問所により逮捕・投獄。モンテヴェルディはストリッジョ伯爵に介入を依頼して早期に釈放。神学校で学んだフランチェスコでしたが、占星術や科学に関心がありました。また、モンテヴェルディも錬金術の実験に取り組んでおり、金と水銀を溶融させたことを非常に誇りにも思っていたようです。
◆ 12月25日、マントヴァ公国(とモンフェッラート公国)の君主、ヴィンチェンツォ2世・ゴンザーガが33歳で死去。在位1年間。継承できる嫡男がいなかったため、フェデリーコ2世・ゴンザーガの孫であるカルロ1世・ゴンザーガ=ネヴェルス公[1580-1637]が継承。
◆ 12月25日、マントヴァ公国(とモンフェッラート公国)の君主を、カルロ1世・ゴンザーガ=ネヴェルス公が47歳で継承。
◆ ゴンザーガ家直系の断絶により、年金に不安を感じていたモンテヴェルディでしたが、カルロ1世はモンテヴェルディの年金を終身年金に格上げ。
 1628年/寛永5年 (60~61歳)

◆ 「アルミーダ」初演。楽譜は散逸。
◆ 「メルクリウスと軍神マルス」、パルマ、ドゥカーレ宮殿で初演。楽譜は散逸。
◆ ハインリヒ・シュッツ[1585-1672]がモンテヴェルディを訪問。
◆ マントヴァ継承戦争勃発。前年12月にマントヴァ公国とモンフェッラート公国の統治者であるヴィンチェンツォ2世が死去したことにより、「神聖ローマ帝国、スペイン・ハプスブルク朝」が「マントヴァ公国、ヴェネツィア共和国、フランス王国」を攻撃して戦争状態に。
 1629年/寛永6年 (61~62歳)


◆ 9月、マントヴァを傭兵部隊が包囲。3万6千人に及ぶオーストリア人傭兵部隊「ランツクネヒト」が、人口約3万人の首都マントヴァの包囲を開始。
◆ 11月、マントヴァでペストが蔓延。不衛生なオーストリア傭兵大部隊が北イタリアにもたらしたペスト被害がマントヴァでも確認。10月にはミラノでも感染騒ぎが起きていました。
 1630年/寛永7年 (62~63歳)

◆ 「略奪されたプロゼルピナ」、ヴェネツィア、モチェニーゴ宮殿で初演。「いともやさしき今日のそよ風」のみ現存し、他は散逸。
◆ 6月、サン・マルコ寺院の副楽長でモンテヴェルディの優秀な弟子だったアレッサンドロ・グランディが妻と10人の子供と共に北イタリアのベルガモでペストで死去。グランディは1627年にヴェネツィアからベルガモに移り、でサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂楽長として働いていました。
◆ 7月、マントヴァ大虐殺。オーストリア人傭兵部隊「ランツクネヒト」が、10か月間の包囲で兵士のいなくなった首都マントヴァに突入。略奪・凌辱・虐殺の限りを尽くし、折からのペストの大流行や、マントヴァ公など貴族や富裕層の大規模な疎開もあって、約3万人の首都マントヴァの人口は1万人に満たない数にまで減少。
◆ 12月頃、ヴェネツィアでペストが感染拡大。翌年秋まで猛威をふるい人口約14万人の3人に1人が犠牲になって約4万6千人が死去。人口約25万人の4人に3人が犠牲なって約18万6千人が死去したミラノほどではないものの凄惨な状況でした。


◆ 弟ジューリオ・チェーザレ、死去。北イタリア、ガルダ湖畔のサロー大聖堂の楽長としての記録が1630年4月12日まであるものの、以後、消息が不明となっているので、1630年から1631年にかけて北イタリアで約110万人の命を奪ったペストの犠牲になったと考えられています。
 1631年/寛永8年 (63~64歳)

◆ 6月、ケラスコ条約締結によりマントヴァ継承戦争終了。
◆ 秋、ヴェネツィアでペストが終息。
◆ 11月28日、ペストの終息に感謝し犠牲者を悼むために荘厳なレクイエムを作曲してサン・マルコ寺院で初演。トロンボーンがグロリアとクレドに使用されていました。楽譜は散逸。
 1632年/寛永9年 (64~65歳)

◆ サン・マルコ寺院の前任者たちの例に倣い、1632年か1633年にカトリックの司祭への叙階を受け入れらます。形式的なものなので、モンテヴェルディの創作姿勢に変化はありません。
◆ 「音楽の諧謔」をヴェネツィア(バルトロメオ・マーニ社)で出版。
 1637年/寛永14年 (69~70歳)

◆ 9月22日、マントヴァ公国(とモンフェッラート公国)の君主、カルロ1世・ゴンザーガ=ネヴェルス公が57歳で死去。在位10年間。継承できる嫡男がいなかったため、嫡孫であるカルロ2世・ゴンザーガ=ネヴェルス公[1629-1665]が継承。
◆ 9月22日、マントヴァ公国(とモンフェッラート公国)の君主を、カルロ2世・ゴンザーガ=ネヴェルス公が8歳で継承。
 1638年/寛永15年 (70~71歳)

◆ 5声のマドリガーレ集 第8巻(22曲)をヴェネツィア(アレッサンドロ・ヴィンチェンティ社)で出版。神聖ローマ皇帝、フェルディナンド3世[1608–1657]に献呈。
 1639年/寛永16年 (71~72歳)

◆ 「アドネ」、ヴェネツィアで初演。楽譜は散逸。ヴェネツィアの劇場との密接な関係が開始。
 1640年/寛永17年 (72~73歳)

◆ 2月、オペラ「ウリッセの帰還」、ヴェネツィア、カッシーノ劇場で初演。
◆ オペラ「エネアとラヴィニアの結婚」、ヴェネツィア、サン・ジョヴァンニ・エ・パウロ劇場で初演。楽譜は散逸。
◆ バレエ「愛の勝利」、ピアチェンツァで初演。楽譜は散逸。
 1641年/寛永18年 (73~74歳)

◆ 「倫理的、宗教的な森」(38曲)をヴェネツィア(バルトロメオ・マーニ社)で出版。エレオノーラ・ゴンザーガ公妃[1598–1655]に献呈。
 1642年/寛永19年 (74~75歳)

◆ オペラ「ポッペアの戴冠」、ヴェネツィア、サン・ジョヴァンニ・エ・パウロ劇場で初演。
 1643年/寛永20年 (75~76歳)

◆ 11月29日、ヴェネツィアで死去。
◆ サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂に埋葬。


 1650年/慶安3年

◆ ミサ、協奏詩篇、連祷など(15曲)がヴェネツィア(アレッサンドロ・ヴィンチェンティ社)で出版。オドアルド・バラナーディに献呈。
 1651年/慶安4年

◆ 5声のマドリガーレ集 第9巻(15曲)がヴェネツィア(アレッサンドロ・ヴィンチェンティ社)で出版。ジェローラモ・オロロージョに献呈。

 Track list

Claudio Monteverdi [1567-1643]

CD1
Madrigali, Libro I
1. Ch'ami la vita mia nel tuo bel nome (Anon.) (a, b, c, d, g) 2'00
2. Se per avervi ohimé donato il core (Anon.) (a, b, c, d, g) 1'22
3. A che tormi il ben mio (Anon.) (a, b, c, d, g) 2'12
4. Amor, per tua mercè vatten'a quella (Bonardo) (a, b, c, d, f) 1'30
5. Baci soavi e cari (Guarini) (a, b, c, d, g) 2'36
6. Se pur non mi consenti (Groto) (a, b, c, d, g) 1'45
7. Filli cara et amata (Parma) (b, c, d, f, g) 1'50
8. Poi che del mio dolore (Anon.) (a, b, c, d, g) 1'57
9. Fumia la pastorella (Allegretti) (a, b, c, d, f) 0'39
10. Almo divino raggio 1'09
11. Allora i pastor tutti 1'32
12. Se nel partir da voi, vita mia, sento (Bonardo) (a, b, c, d, f) 1'59
13. Tra mille fiamme e tra mille catene (Anon.) (a, b, c, d, f) 2'00
14. Usciam, ninfe, omai fuor di questi boschi (Anon.) (a, b, c, d, f) 2'14
15. Questa ordí il laccio (Strozzi) (a, b, c, d, g) 1'50
16. La vaga pastorella (Anon.) (a, b, c, d, f) 2'25
17. Amor, s'il tuo ferire (Anon.) (a, b, c, d, f) 1'47
18. Donna, s'io miro voi giaccio divengo (Anon.) (a, b, c, d, f) 1'17
19. Ardo, sì, ma non t'amo (Guarini) (a, b, c, d, f) 1'17
20. Ardi o gela a tua voglia 1'15
21. Arsi et alsi a mia voglia 1'34

LE NUOVE MUSICHE ∙ Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b) sopranos ∙ Hugo Naessens alto (c)
Falco van Loon (d), Joost van Velzen (e) tenors
Jasper Schweppe baritone (f) ∙ Bas Ramselaar bass (g)

Recording: March 2015, Kapel Kapucijnenklooster, Velp; June & September 2016, Mijnsheerenland, The Netherlands

CD2
Madrigali, Libro II
1. Non si levav'ancor l'alba novella (Tasso) (a, b, c, d, g) 4'08
2. E dicea l'una sospirando allora 3'57
3. Bevea Fillide mia (Casoni) (a, b, c, d, g) 2'23
4. Dolcissimi legami (Tasso) (a, b, c, d, g) 2'46
5. Non giacinti o narcisi (Casoni) (a, b, c, d, g) 2'46
6. Intorno a due vermiglie e vaghe labbra (Anon.) (a, b, c, d, g) 3'10
7. Non sono in queste rive (Tasso) (a, b, c, d, g) 2'10
8. Tutte le bocche belle (Alberti) (a, b, c, d, g) 2'14
9. Donna, nel mio ritorno (Tasso) (b, c, d, e, g) 3'26
10. Quell'ombr'esser vorrei (Casoni) (c, d, e, f, g) 2'44
11. S'andasse Amor a caccia (Tasso) (a, b, c, d, g) 2'04
12. Mentr'io miravo fiso (Tasso) (a, b, c, d, g) 3'02
13. Se tu mi lassi, perfida, tuo danno (Tasso) (a, b, c, d, g) 2'12
14. Ecco mormorar l'onde (Tasso) (a, b, c, d, g) 3'12
15. La bocca onde l'asprissime parole (Bentivoglio) (a, b, c, d, g) 2'03
16. Dolcemente dormiva la mia Clori (Tasso) (a, b, c, d, g) 2'48
17. Crudel, perché mi fuggi (Guarini) (a, b, c, d, g) 2'21
18. Questo specchio ti dono (Casoni) (b, c, d, e, g) 3'07
19. Non m'è grave il morire (Gottifredi) (a, b, c, d, g) 2'46
20. Ti spontò l'ali, Amor, la donna mia (Alberti) (a, b, c, d, g) 3'04
21. Cantai un tempo, e se fu dolce il canto (Bembo) (c, d, e, f, g) 3'42

LE NUOVE MUSICHE ∙ Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b) sopranos ∙ Hugo Naessens alto (c)
Falco van Loon (d), Joost van Velzen (e) tenors
Jasper Schweppe baritone (f) ∙ Bas Ramselaar bass (g)

Recording: September 2013, Kapel Kapucijnenklooster, Velp, The Netherlands

CD3
Madrigali, Libro III
1. La giovinetta pianta (Anon.) 3'18
2. O come è gran martire (Guarini) 2'56
3. Sovra tenere erbette e bianchi fiori (Anon.) 3'06
4. O dolce anima mia, dunque è pur vero (Guarini) 3'22
5. Stracciami pur il core (Guarini) 3'22
6. O rossignuol che in queste verdi fronde (Bembo) 3'58
7. Se per estremo ardore (?Guarini) 3'15
8. Vattene pur, crudel, con quella pace (Tasso) 1'51
9. Là tra 'l sangue e le morti egro giacente (Tasso) 2'26
10. Poi ch'ella in sé tornò, deserto e muto (Tasso) 3'00
11. O primavera, gioventú de l'anno (Guarini) 2'43
12. Perfidissimo volto (Guarini) 3'22
13. Ch'io non t'ami, cor mio (Guarini) 3'41
14. Occhi, un tempo mia vita (Guarini) 2'50
15. Vivrò fra i miei tormenti e le mie cure (Tasso) 1'40
16. Ma dove, o lasso me, dove restaro (Tasso) 2'38
17. Io pur verrò là dove sete, e voi (Tasso) 2'17
18. Lumi, miei cari lumi (Guarini) 2'25
19. Rimanti in pace (Celiano) 3'30
20. Ond'ei di morte la sua faccia impressa (Celiano) 3'31

LE NUOVE MUSICHE ∙ Krijn Koetsveld harpsichord & artistic leader
Jennifer van der Hart, Wendy Roobol sopranos ∙ Hugo Naessens alto
Falco van Loon tenor · Bas Ramselaar bass

Recording: 3 September 2014, Kapucijner Kapel, Emmaus Velp-Grave, The Netherlands

CD4
Madrigali, Libro IV
1. Ah dolente partita (Anon.) 3'29
2. Cor mio, mentre vi miro (Guarini) 1'52
3. Cor mio, non mori? E mori (Anon.) 2'33
4. Sfogava con le stelle (?Rinuccini) 2'41
5. Volgea l'anima mia soavemente (Guarini) 3'06
6. Anima mia, perdona (Anon.) 2'30
7. Che se tu se' il cor mio (Anon.) 2'21
8. Luci serene e chiare (Arlotti) 3'06
9. La piaga c'ho nel core (Gatti) 1'58
10. Voi pur da me partite, anima dura (Guarini) 3'06
11. A un giro sol de bell'occhi lucenti (Guarini) 2'22
12. Ohimé, se tanto amate (Guarini) 2'20
13. Io mi son giovinetta (Guarini) 2'39
14. Quell'augellin che canta (Guarini) 2'19
15. Non più guerra, pietate (Guarini) 2'30
16. Sí ch'io vorrei morire (Moro) 2'56
17. Anima dolorosa che vivendo (Guarini) 2'29
18. Anima del cor mio (Anon.) 2'04
19. Longe da te, cor mio (Anon.) 2'07
20. Piagne e sospira (Tasso) 3'55

LE NUOVE MUSICHE ∙ Krijn Koetsveld harpsichord & artistic leader
Jennifer van der Hart, Wendy Roobol sopranos
Hugo Naessens, Gerben van der Werf -7 altos
Falco van Loon tenor · Bas Ramselaar bass

Recording: June & November 2017, Laurentiuskerk, Mijnsheerenland, The Netherlands

CD5
Madrigali, Libro V
1. Cruda Amarilli (Battista Guarini) (a, b, f, g, h) 2'23
2. O Mirtillo, Mirtill'anima mia (Guarini) (a, b, d, f, h) 2'34
3. Era l'anima mia (Guarini) (a, b, d, f, h, n, o, p) 2'56

Ecco, Silvio, colei che in odio hai tanto (Guarini) (a, b, d, f, h, p)
4. Prima parte Ecco, Silvio, colei che in odio hai tanto 2'56
5. Seconda parte Ma, se con la pietà non è in te spenta 2'33
6. Terza parte Dorinda, ah, dirò mia, se mia non sei 2'06
7. Quarta parte Ecco, piegando le genocchie a terra 2'18
8. Quinta e ultima parte Ferir quel petto, Silvio? 3'34

Ch'io t'ami, e t'ami più de la mia vita (Guarini) (a, b, d, f, h, n, o, p)
9. Prima parte Ch'io t'ami, e t'ami più de la mia vita 1'45
10. Seconda parte Deh, bella e cara e sì soave un tempo 2'13
11. Terza e ultima parte Ma tu, più che mai dura 2'52

12. Che dar più vi poss'io? (Anon.) (a, b, d, f, h, p) 2'37
13. M'è più dolce il penar per Amarilli (Guarini) (a, b, d, f, h) 2'58
14. Ahi, come a un vago sol cortese giro (Guarini) (a, b, d , f, g, h, n, o, p) 4'08
15. Troppo ben può questo tiranno Amore! (Guarini) (b, c, d, f, h, n, o, p) 3'06
16. Amor, se giusto sei (Anon.) (a, b, d, f, h, n, o, p) 3'17
17. T'amo, mia vita! (Guarini) (a, b, d, f, h, n, o, p) 2'21
18. E così, a poco a poco (Guarini) (a, b, d, f, g, h, n, o, p) 3'06
19. Questi vaghi concenti (Guarini) (a, b, c d, e, f, h, j, k l, m, n, o, p) 6'15

LE NUOVE MUSICHE ∙ Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b), Andrea Tjäder (c) sopranos · Hugo Naessens (d), Edward Horsman (e) altos
Falco van Loon (f), Jonatan Alvarado (g) tenors · Bas Ramselaar bass (h) · Jasper Schweppe baritone (i)
Kees Hülsmann (j), Evert Jan Schuur (k) violins · Niek Iedema (l), Arwen Bouw (m) violas
Cassandra Luckhardt viola da gamba (n) · Arjen Verhage theorbo (o) · Krijn Koetsveld harpsichord (p)

Recording: June & November 2017, Laurentiuskerk, Mijnsheerenland, The Netherlands

CD6
Madrigali, Libro VI
Lamento d'Arianna (Ottavio Rinuccini) (a, b, d, f, h, n, o, p)
1. Prima parte Lasciatemi morire 1'30
2. Seconda parte O Teseo, o Teseo mio! 4'16
3. Terza parte Dove, dove è la fede 2'15
4. Quarta e ultima parte Ahi, che non pur risponde! 2'56

5. Zefiro torna e 'l bel tempo rimena (Francesco Petrarca) (a, b, d, f, h, n, o, p) 3'06
6. Una donna fra l'altre onesta e bella (Anon.) (a, b, d, f, h, n, o, p) 2'58
7. A dio, Florida bella (Giambattista Marino) (a, b, d, f, h, n, o, p) 3'29

Lagrime d'Amante al sepolcro dell'Amata (Scipione Agnelli) (a, b, d, f, h, p)
8. Prima parte Incenerite spoglie, avara tomba 2'05
9. Seconda parte Ditelo, o fiumi, e voi, ch'udiste Glauco 1'47
10. Terza parte Darà la notte il sol lume alla terra 2'08
11. Quarta parte Ma te raccoglie, o Ninfa, in grembo 'l cielo 2'23
12. Quinta parte O chiome d'or, neve gentil del seno 2'11
13. Sesta e ultima parte Dunque, amate reliquie, un mar di pianto 3'01

14. Oimè il bel viso (Petrarca) (a, b, d, f, h, n, o, p) 3'58
15. Qui rise, o Tirsi (Marino) (a, b, d, f, g, h, n, o, p) 5'57
16. Misero Alceo (Marino) (a, b, d, f, h, n, p) 3'50
17. Batto, qui pianse Ergasto (Marino) (a, b, d, f, h, n, o, p) 3'33
18. Presso un fiume tranquillo (Marino) (a, b, c, d, f, g, h, n, o, p) 4'42

LE NUOVE MUSICHE ∙ Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b), Andrea Tjäder (c) sopranos · Hugo Naessens (d), Edward Horsman (e) altos
Falco van Loon (f), Jonatan Alvarado (g) tenors · Bas Ramselaar bass (h) · Jasper Schweppe baritone (i)
Kees Hülsmann (j), Evert Jan Schuur (k) violins · Niek Iedema (l), Arwen Bouw (m) violas
Cassandra Luckhardt viola da gamba (n) · Arjen Verhage theorbo (o) · Krijn Koetsveld harpsichord (p)

Recording: June & November 2017, Laurentiuskerk, Mijnsheerenland, The Netherlands

CD7
Madrigali, Libro VII disc 1
1. Sinfonia – Tempro la cetra (Marino) (e, i, l, m, n, o, p) 8'06
2. A quest'olmo, a quest'ombre (Marino) (a, b, c, e, f, h, i, l, m, p) 5'46
3. Non è di gentil core (?degl'Atti) (a, b, i, p) 3'41
4. O come sei gentile, caro augellino (Guarini) (a, b, i) 3'54
5. Io son pur vezzosetta pastorella (Anon.) (a, b, i, p) 3'12
6. O viva fiamma, o miei sospiri ardenti (?Gesualdo) (a, b, i, k) 3'02
7. Vorrei baciarti, o Fili (Marino) (c, d, i) 4'14
8. Dice la mia bellissima Licori (Guarini) (e, f, i, p) 2'24
9. Non vedrò mai le stelle (Anon.) (e, f, i, k, p) 3'50
10. Ah, che non si conviene romper la fede (Anon.) (e, f, i) 3'07
11. Ecco vicine, o bella tigre, l'ore (Achillini) (e, f, i, k) 3'57
12. Perché fuggi tra' salci (Marino) (e, f, i, k, p) 3'12
13. Tornate, o cari baci (Marino) (e, f, i, k, p) 2'33
14. Soave libertate (Chiabrera) (e, f, i, k, p) 3'22
15. Se 'l vostro cor, madonna (Guarini) (e, h, i, k, p) 2'57
16. Interrotte speranze, eterna fede (Guarini) (e, f, i, k, p) 2'32

LE NUOVE MUSICHE ∙ Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b) sopranos · Hugo Naessens (c), Kaspar Kröner (d) countertenors
Falco van Loon (e), Gerben Houba (f) tenors · Jasper Schweppe baritone (g) · Bas Ramselaar bass (h)
Krijn Koetsveld organ & harpsichord (i) · Elly Meijer harpsichord (j) · Arjen Verhage theorbo (k)
Kees Hülsmann (l), Evert-Jan Schuur (m) violins · Bernadette Verhagen (n), Sven Rotteveel Mansveld (o) violas
Cassandra Luckhardt viola da gamba & cello (p) · Lotte Beukman cello (q)
Ricardo Rodríguez Mirando viola da gamba (r) · Zaynab Martin (s), Robert Smith (t) violones

Recording: September 2014 & January 2015, Kapucijner Kapel, Emmaus Velp-Grave, The Netherlands

CD8
Madrigali, Libro VII disc 2
1. Augellin, che la voce al canto spieghi (Anon.) (a, b, h, i, k, p) 3'23
2. Vaga su spina ascosa (Chiabrera) (e, f, h, i, k, p) 2'47
3. Eccomi pronta ai baci (Marino) (e, f, h, i, k, p) 2'27
4. Parlo, miser, o taccio? (Guarini) (a, b, h, i, p) 4'23
5. Tu dormi, ah crudo core! (Anon.) (b, c, e, h, i, p) 3'06
6. Al lume de le stelle (Tasso) (a, b, e, h, i) 3'57
7. Con che soavità, labbra adorate (Guarini) (b, i, j, k, l, m, n, o, p, q, r, s, t) 4'26
8. Ohimé, dov'è il mio ben, dov'è il mio core? (Tasso) (a, b, h, i, p) 4'36
9. Se i languidi miei sguardi (‘Lettera amorosa in genere rapresentativo') (Achillini) (a, i) 7'42
10. Se pur destina e vole (‘Partenza amorosa … in genere rapresentativo') (?Rinuccini) (g, i) 8'49
11. Chiome d'oro (Anon.) (a, b, i, k, l, m, p) 3'02
12. Amor, che deggio far? (Anon.) (a, b, e, h, i, l, m, p) 4'38
13. Tirsi e Clori (Ballo) (?Striggio) (a, b, c, e, h, i, k, l, m, p) 11'37

LE NUOVE MUSICHE ∙ Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b) sopranos · Hugo Naessens (c), Kaspar Kröner (d) countertenors
Falco van Loon (e), Gerben Houba (f) tenors · Jasper Schweppe baritone (g) · Bas Ramselaar bass (h)
Krijn Koetsveld organ & harpsichord (i) · Elly Meijer harpsichord (j) · Arjen Verhage theorbo (k)
Kees Hülsmann (l), Evert-Jan Schuur (m) violins · Bernadette Verhagen (n), Sven Rotteveel Mansveld (o) violas
Cassandra Luckhardt viola da gamba & cello (p) · Lotte Beukman cello (q)
Ricardo Rodríguez Mirando viola da gamba (r) · Zaynab Martin (s), Robert Smith (t) violones

Recording: September 2014 & January 2015, Kapucijner Kapel, Emmaus Velp-Grave, The Netherlands

CD9
Madrigali Libro VIII (beginning)
1. Altri canti d'Amor (Anon.) (a, b, c, d, e, h, p, r, t) 9'39
2. Or che 'l ciel e la terra e 'l vento tace (Petrarca) (a, b, c, d, e, h, p, r, t) 4'21
3. Cosí sol d'una chiara fonte viva 3'35
4. Gira il nemico insidioso Amore (Strozzi) (d, e, h, p, r, t) 1'10
5. Nol lasciamo accostar, ch'egli non saglia 0'34
6. Armi FALSE non son, ch'ei s'avvicina 0'46
7. Vuol degli occhi attaccar il baloardo 1'08
8. Non è piú tempo, ohimè 0'43
9. Cor mio, non val fuggir 1'14
10. Se vittorie sí belle (Testi) (d, h, p, s, t) 2'58
11. Armato il cor d'adamantina fede (Anon.) (d, h, s, t) 2'50
12. Ardo, avvampo, mi struggo (Anon.) (a, b, c, d, e, g, h, i, j, k, l, p, r, t) 4'08
13. Combattimento di Tancredi e Clorinda (Tasso) (j, k, m, p, r, t) 19'56

Falco van Loon Testo [narrator]
Arnout Lems Tancredi
Wendy Roobol Clorinda

Le Nuove Musiche · Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b) sopranos · Hugo Naessens alto (c) · Falco van Loon tenor (d)
Bas Ramselaar bass (e) · Andrea Tjäder soprano (f) · Gerben van der Werf alto (g) · João Moreira tenor (h)
Pieter Hendriks bass (i) · Kees Hülsmann (j), Evert Jan Schuur violins (k) · Bernadette Verhagen viola (l)
Niek Idema viola (m) · Jan Willem Vis viola (n) · Elisabeth Ingenhousz viola (o) · Cassandra Luckhardt cello/gamba (p)
Zaynab Martin violone (q) · Arjen Verhage (r), Israel Golani theorbos (s) · Krijn Koetsveld organ/harpsichord (t)

Recording: September & November 2015 and March, September & November 2016, Dorpskerk Mijnsheerenland & Kapel

CD10
Madrigali Libro VIII (continuation)
1. Altri canti di Marte (Marino) (a, b, c, d, e, h, j, k, l, p, r, t) 3'55
2. Due belli occhi fur l'armi, onde traffito 3'40
3. Vago augelletto che cantando vai (Petrarca) (a, b, c, d, e, h, i, p, r, t)4'30
4. Ardo e scoprir, ahi lasso, io non ardisco (Anon.) (d, h, p, s, t) 3'13
5. Ninfa che scalza il piede e sciolto il crine (Anon.) (d, e, h, p, s, t) 1'21
6. Qui deh meco t'arresta 1'30
7. De l'usate mie corde al suon potrai 2'12
8. Dolcissimo uscignolo (Guarini) (a, b, c, d, e, p, r, t) 3'07
9. Ballo delle ingrate (Rinuccini) (c, d, j, k, m, n, p, r, t) 33'51

Jennifer van der Hart Amor, una delle ingrate
Wendy Roobol Venere
Bas Ramselaar Plutone

Le Nuove Musiche · Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b) sopranos · Hugo Naessens alto (c) · Falco van Loon tenor (d)
Bas Ramselaar bass (e) · Andrea Tjäder soprano (f) · Gerben van der Werf alto (g) · João Moreira tenor (h)
Pieter Hendriks bass (i) · Kees Hülsmann (j), Evert Jan Schuur violins (k) · Bernadette Verhagen viola (l)
Niek Idema viola (m) · Jan Willem Vis viola (n) · Elisabeth Ingenhousz viola (o) · Cassandra Luckhardt cello/gamba (p)
Zaynab Martin violone (q) · Arjen Verhage (r), Israel Golani theorbos (s) · Krijn Koetsveld organ/harpsichord (t)

Recording: September & November 2015 and March, September & November 2016, Dorpskerk Mijnsheerenland & Kapel Kapucijnenklooster, Velp, The Netherlands

CD11
Madrigali Libro VIII (conclusion)
Lamento della ninfa (Rinuccini) (d, e, h, p, s, t)
1. Non avea Febo ancora 1'09
2. ‘Amor', dicea, il ciel 3'23
3. Sì tra sdegnosi pianti 0'35
Wendy Roobol La ninfa

4. Perché te'n fuggi, o Fillide? (Rinuccini) (c, d, e, p, r, t) 4'20
5. Mentre vaga angioletta (Guarini) (a, b, p, r, t) 8'13
6. O sia tranquillo il mare, o pien d'orgoglio (Anon.) (d, h, p, s, t) 3'51
7. Chi vole aver felice e lieto il core (Guarini) (a, b, c, d, e, p, r, t) 2'03
8. Ogni amante è guerrier (Rinuccini) (d, e, h, p, r, s, t) 4'56
9. Io che nell'otio nacqui e d'otio vissi 7'24
10. Ma per quel ampio Egeo 0'40
11. Riedi, ch'al nostro ardor 1'04
12. Non partir, ritrosetta (Anon.) (d, e, h, t) 3'21
13. Su, su, su pastorelli vezzosi (Anon.) (a, b, d, t) 3'08
14. Ballo – Movete al mio ben suon (Rinuccini) (a, b, c, d, e, h, j, k, p, r, t) 9'09

Le Nuove Musiche · Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b) sopranos · Hugo Naessens alto (c) · Falco van Loon tenor (d)
Bas Ramselaar bass (e) · Andrea Tjäder soprano (f) · Gerben van der Werf alto (g) · João Moreira tenor (h)
Pieter Hendriks bass (i) · Kees Hülsmann (j), Evert Jan Schuur violins (k) · Bernadette Verhagen viola (l)
Niek Idema viola (m) · Jan Willem Vis viola (n) · Elisabeth Ingenhousz viola (o) · Cassandra Luckhardt cello/gamba (p)
Zaynab Martin violone (q) · Arjen Verhage (r), Israel Golani theorbos (s) · Krijn Koetsveld organ/harpsichord (t)

Recording: September & November 2015 and March, September & November 2016, Dorpskerk Mijnsheerenland & Kapel Kapucijnenklooster, Velp, The Netherlands

CD12
Madrigali Libro IX
1. Bel pastor (Rinuccini) (b, e, h, i, j) 4'30
2. Zefiro torna (Rinuccini) (e, f, h, i, j) 5'59
3. Se vittorie sí belle (Testi) (e, f, h, i, j) 3'00
4. Armato il cor (Anon.) (e, f, h, i, j) 2'50
5. Ardo e scoprir (Anon.) (e, f, h, i, j) 3'18
6. O sia tranquill'il mare (Anon.) (e, f, h, i, j) 3'54
7. Alcun non mi consigli (Anon.) (d, e, g, h, i, j) 3'32
8. Di far sempre gioire (Anon.) (d, e, g, h, i, j) 2'28
9. Quando dentro al tuo seno (Anon.) (e, f, j) 2'16
10. Non voglio amare (Anon.) (e, f, j) 2'42
11. Come dolce hoggi l'auretta (Strozzi) (a, b, c, j) 0'45
12. Gl'amoretti l'aura fanno 0'41
13. Ride il bosco 0'40
14. Entri pur nel nostro petto 0'56
15. Alle danze (Anon.) (e, f, g, h, i, j) 3'26
16. Perchè se m'odiavi (Anon.) (e, f, g, h, i, j) 2'46
17. Sì, sì, ch'io v'amo (Anon.) (e, f, g, h) 4'56
18. Su, su, su, pastorelli vezzosi (Anon.) (e, f, g, i, j) 4'06
19. O mio bene (Anon.) (e, f, g, h, i, j) 4'04

Le Nuove Musiche · Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a),Wendy Roobol (b), Andrea Tjader (c) sopranos
Hugo Naessens alto (d) · Falco van Loon (e), João Moreiro (f) tenors · Bas Ramselaar bass (g)
Arjen Verhade theorbo (h) · Cassandra Luckhardt cello/viola da gamba (i) · Krijn Koetsveld organ/harpsichord (j)

Recording: October 2016 & March 2017, Laurentiuskerk, Mijnsheerenland, The Netherlands

CD13
Selve Morale e Spirituale (beginning)
1. O ciechi ciechi (a, b, c, d, e, m, n, o, p, q, t) 3'09
2. Voi ch'ascoltate (a, c, d, e, j, m, n, o, q, t) 4'43
3. E questa vita (a, b, c, d, e, o, t) 2'19
4. Spuntava il di (c, d, e, o, q, t) 6'42
5. Chi voi che m'innamori (c, d, e, m, n, o, q, t) 6'22
6. Confitebor terzo (a, b, c, d, e, o, p, q, t) 5'45
7. Messa (c, d, e, f, g, h, k, l, o, p, t) 19'42
8. Crucifixus (c, d, e, h, t) 1'54
9. Pianto della madonna (c, o, q, t) 6'53
10. Et resurrexit (a, b, m, n, o, q, t) 1‘38
11. Et iterum (d, e, j, o, q, t) 1‘22
12. Laudate Dominum (b, o, q, t) 4'04
13. Salve Regina terzo (c, d, e, o, q, t) 5'10
14. Laudate Dominum terzo (a, b, c, d, e, f, h, l, o, q, r, t) 3'50

Le Nuove Musiche · Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b) sopranos
Tobias Segura Peralta (c), Kaspar Kröner (f) altos · Falco van Loon (d), William Knight (g), Stefan Kennedy (h), Stefan Berghammer (j), Emilio Aguilar (k) tenors · Bas Ramselaar (e), Matthew Baker (l) basses
Sara de Vries (m), Giorgios Samoilis (n) violins · Arjen Verhade (h) theorbo · Cassandra Luckhardt (o) viola da gamba · Robin de Zeeuw (p) double bass · Arjen Verhage (q) theorbo · Marijn Slappendel (r) harpsichord · Pieter-Jan Belder (s) organ
Krijn Koetsveld (t) organ/harpsichord

Recording: June, September & November 2020, February & March 2021, St Martinuskerk, Hoogland, The Netherlands

CD14
Selve Morale e Spirituale (continuation)
1. Beatus vir primo (a, b, c, d, e, j, m, n, o, p, q, t) 7'12
2. Sanctorum meritis primo (a, b, m, n, o, q, t) 4'08
3. Dixit Dominus primo (a, b, c, d, e, f, h, l, m, n, o, r, s, t) 9'24
4. Ab aeternum (e, o, q, t) 6‘20
5. Confitebor secondo (b, d, f, m, n, o, t) 5'34
6. Memento (a, b, c, d, e, f, h, l, o, p, r, s, t) 7'34
7. Laudate pueri primo (a, b, d, e, j, m, n, o q, r, t) 6'35
8. Salve Regina secondo (a, b, o, q, t) 4'24
9. Laudate Dominum secondo (a, b, c, d, e, f, h, l, m, n, o, p, q, r, t) 3'01
10. Magnificat primo (a, b, c, d, e, f, h, l, m, n, o, p, q, r, t) 12'01
11. Gloria (a, b, c, d, e, j, l, m, n, o, p, q, r, t) 11'03

Le Nuove Musiche · Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b) sopranos
Tobias Segura Peralta (c), Kaspar Kröner (f) altos · Falco van Loon (d), William Knight (g), Stefan Kennedy (h), Stefan Berghammer (j), Emilio Aguilar (k) tenors · Bas Ramselaar (e), Matthew Baker (l) basses
Sara de Vries (m), Giorgios Samoilis (n) violins · Arjen Verhade (h) theorbo · Cassandra Luckhardt (o) viola da gamba · Robin de Zeeuw (p) double bass · Arjen Verhage (q) theorbo · Marijn Slappendel (r) harpsichord · Pieter-Jan Belder (s) organ
Krijn Koetsveld (t) organ/harpsichord

Recording: June, September & November 2020, February & March 2021, St Martinuskerk, Hoogland, The Netherlands

CD15
Selve Morale e Spirituale (conclusion)
1. Dixit Dominus secondo (a, b, c, d, e, f, h, l, m, n, o, p, r, s, t) 7'57
2. Deus tuorum militum (d, m, n, o, q, t)2‘15
3. Confitebor primo (a, b, c, d, e, f, h. l, o, p, q, r, s, t) 7'45
4. Iste confessor (a, b, m, n, o, q, t) 2'50
5. Beatus vir secondo (a, d, e, f, j, o, p, t)5'40
6. Ut quant laxis (a, b, m, n, o, q, t) 2'49
7. Laudate pueri secondo (b, d, e, f, j, t) 7'31
8. Deus tuorum militum (d, e, j, m, n, o, q, t) 2‘03
9. Credidi (a, b, c, d, e, f, h, l, o, p, r, s, t) 4'12
10. Jubilet (a, o, q, t) 4'17
11. Magnificat secondo (c, d, e, f, g, h, k, l, o, p, t) 10'19
12. Salve Regina primo (d, h, m, n, o, t) 7'43
13. Laudate dominum primo (a, b, d, j, m, n, o, q, r, t)3'54

Le Nuove Musiche · Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b) sopranos
Tobias Segura Peralta (c), Kaspar Kröner (f) altos · Falco van Loon (d), William Knight (g), Stefan Kennedy (h), Stefan Berghammer (j), Emilio Aguilar (k) tenors · Bas Ramselaar (e), Matthew Baker (l) basses
Sara de Vries (m), Giorgios Samoilis (n) violins · Arjen Verhade (h) theorbo · Cassandra Luckhardt (o) viola da gamba · Robin de Zeeuw (p) double bass · Arjen Verhage (q) theorbo · Marijn Slappendel (r) harpsichord · Pieter-Jan Belder (s) organ
Krijn Koetsveld (t) organ/harpsichord

Recording: June, September & November 2020, February & March 2021, St Martinuskerk, Hoogland, The Netherlands

CD16
Canzonette a tre Voci (Venice 1584)
1. Qual si può dir 3'28
2. Canzonette d'amore 2'50
3. La fiera vista 4'23
4. Raggi dov'è il mio ben 4'30
5. Vita de l'alma mia 4'36
6. Il mio martir 5'22
7. Son questi i crespi crini 3'27
8. Io mi vivea 3'01
9. Su su su 4'03
10. Quando sperai 2'47
11. Come farò cuor mio 2'51
12. Corse alla morte 3'04
13. Tu ridi sempre mai 1'05
14. Chi vuol veder d'inverno 2'59
15. Già mi credea 2'18
16. Godi pur del bel sen 2'23
17. Giù li a quel petto 4'03
18. Si come crescon 2'10
19. Io son Fenice 5'10
20. Chi vuol vedere un bosco 4'05
21. Hor care canzonette 2'27

ARMONIOSOINCANTO
Caterina Becchetti soprano (1-3, 5-21)
Elisabetta Becchetti contralto (1, 3, 5-8, 10, 11, 13, 15-18, 20, 21)
Francesca Piottoli soprano (7, 10, 11, 13, 17, 18)
Paola Incani mezzo-soprano (2, 4, 9, 12, 14, 19)
Andreina Zatti contralto (1-3, 5, 6, 8, 9, 12, 14, 16, 19, 20, 21)
Giovanni Brugnami flauto diritto (1, 3, 4, 6, 19, 21)
Marco Agostinelli flauto diritto (1, 3, 6, 21)
Emiliano Finucci viola da braccio -19
Jasmina Capitanio viola da gamba (1, 3, 4-6, 8, 9, 11-17, 20)
Fabiano Merlante tiorba-chitarra barocca (1, 3, 5, 6, 8, 16, 20, 21)
Sauro Argalia clavicembalo (2, 4, 9, 12, 14, 17, 19)
Franco Radicchia director

Recording: March-April 2014, Chiesa di S. Vitale, Assisi, Italy

CD17
Vespro della Beata Vergine (beginning)
1. IN PRINCIPIO HORARUM 1'47
I Deus, in adjutorium meum intende
II Domine ad adjuvandum
for six-part choir and six instruments, ad libitum

2. III ANTIPHONA Laeva ejus (IV A*) 0'17
3. PSALMUS 109 [110] Dixit Dominus 6'05
for six-part choir and six instruments
Elena Cecchi Fedi, Laura Andreini, Floriano D'Auria,
Davide Fior, Massimo Crispi, Giovanni Guerini soloists

4. ANTIPHONA Laeva ejus (IV A*) 1'08
I COLLECTA Ante luciferum genite

5. IV CONCERTO Nigra sum 3'31
motet for solo voice
Massimo Crispi soloist

6. V ANTIPHONA Jam hiems transiit (VIII G) 0'22
7. PSALMUS 112 [113] Laudate pueri 5'10
for eight-part choir and organ
Lucia Focardi, Cecilia Cazzato, Mya Fracassini, Floriano D'Auria
Davide Fior, Salvatore Porroni, Leonardo Sagliocca, Luca Gallo soloists

8. ANTIPHONA Jam hiems transiit (VIII G) 1'07
II COLLECTA Laudantes benedictum nomen tuum Domine
9. VI CONCERTO Pulchra es 3'46
motet for two voices
Elena Cecchi Fedi, Laura Andreini soloists

10. VII ANTIPHONA Hortus conclusus est (II) 0'24
11. PSALMUS 121 [122] Laetatus sum 5'34
for six-part choir
Elena Cecchi Fedi, Laura Andreini, Mya Fracassini,
Davide Fior, Massimo Crispi, Leonardo Sagliocca soloists

12. ANTIPHONA Hortus conclusus est (II) 1'08
III COLLECTA Ambulantibus in atriis domus tuae omnipotens Deus

13. VIII CONCERTO Duo Seraphim 5'03
motet for two, then three voices
Davide Fior, Massimo Crispi, Salvatore Porroni soloists

14. IX ANTIPHONA Quo abiit dilectus tuus (VI F) 0'25
15. PSALMUS 126 [127] Nisi Dominus 3'59
for ten-part choir
16. ANTIPHONA Quo abiit dilectus tuus (VI F) 1'06
IV COLLECTA Domorum spiritalium aedificator Deus
17. X CONCERTO Audi coelum 6'16
motet first for solo voices, then in conclusion for six-part choir
Davide Fior, Salvatore Porroni soloists

18. XI ANTIPHONA Favus distillans (III) 0'29
19. PSALMUS 147 Lauda Jerusalem 3'26
for two three-part choirs and cantus firmus
20. ANTIPHONA Favus distillans (III) 1'09
V COLLECTA Conforta domine portas ecclesiae tuae
21. CAPITULUM Ab initio et ante saecula creata sum 0'34

Ensemble San Felice
with La Pifarescha
Federico Bardazzi director

Recording: 2–5 October 2011, Antico Spedale del Bigallo, Florence, Italy

CD18
Vespro della Beata Vergine (conclusion)
1. XII SONATA on Sancta Maria, ora pro nobis 6'22

2. XIII HYMNUS Ave maris stella 5'28
for eight-part choir
Laura Andreini, Elena Cecchi Fedi, Davide Fior soloists

3. VERSICULUM (Tonus solemnis) 0'32
V: Diffusa est gratia in labiis tuis
R: Propterea benedixi te Deus in aeternum

4. XIV ANTIPHONA AD MAGNIFICAT Virgo prudentissima (I F) 0'49
MAGNIFICAT
5. Magnificat 0'34
for seven-part choir and six instruments
6. Et exultavit 1'07
for three-part choir
Davide Fior, Salvatore Porroni soloists
7. Quia respexit 1'25
for unison choir and six instruments played as loudly as possible
8. Quia fecit 1'00
for three-part choir and two instruments
Leonardo Sagliocca, Luca Gallo soloists
9. Et misericordia 1'56
for six solo voices in dialogue
10. Fecit potentiam 0'57
for unison choir and three instruments
11. Deposuit potentes 2'12
12. Esurientes 1'31
for two-part choir and four instruments
13. Suscepit Israel 1'12
for three-part choir
Elena Cecchi Fedi, Laura Andreini soloists
14. Sicut locutus 0'57
for unison choir and six instruments in dialogue
15. Gloria Patri 2'31
for three-part choir, two solo voices in call and response
Salvatore Porroni, Davide Fior soloists
16. Sicut erat 1'52
full choir and ensemble, to be sung and played loudly
17. ANTIPHONA AD MAGNIFICAT Virgo prudentissima (I F) 0'51

18. IN FINE HORARUM Supplicatio litaniae 0'48
Kyrie eleison
Pater noster Totum Secretum (all, in silence)
19. Oratio Concede nos famulos tuos 0'52
20. Benedicamus Domino 0'35
21. Antiphona finalis Salve regina 2'18

Ensemble San Felice
with La Pifarescha
Federico Bardazzi director

Recording: 2–5 October 2011, Antico Spedale del Bigallo, Florence, Italy

CD19
Frammenti
1. Cantate Domino canticum novum (a, b, c, d, h, l, m)5'42
2. O beatae viae, o feciles gressus (a, b, k, l, m)5'03
3. Currite, currite (a, b, k, l, m) 4'05
4. Ego flos campi (c, m) 3'19
5. Venite, venite (a, b, k, l, m) 3'56
6. Christe adoramus te (a, b, c, d, e, m) 2'42
7. O quam pulchra es (d, k, l, m) 4'02
8. Salve, o regina (b, l, m)5'31
9. Fuge, fuge anima mea (c, f, i, m) 4'08
10. Sancta Maria (a, b, k, m) 3'08
11. Domine, ne in furore tuo (a, b, c, d, e, h, m) 2'59
12. Ego dormio (a, e, m) 2'46
13. Ecce sacrum paratum covivium (a, k, m) 4'38
14. Salve Regina (c, m)3'24
15. O bone Jesu (a, b, l, m) 3'12
16. En gratulemur hodie (a, b, d, i, j, k, l, m) 1'38
17. Laudate Dominum omnes gentes (a, b, d, i, j, k, l, m) 3'09
18. Cantate Domino canticum novum (a, b, k, m) 2'07
19. Adoramus te (a, b, c, d, e, g, m )2'33

Le Nuove Musiche · Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b) sopranos · Tobias Segura Peralte (c), Stefan Berghammer (f) tenors · Bas Ramselaar (e), Matthew Baker (h) bass · Cassandra Luckhardt (k) viola da gamba
Mike Fentross (l) theorbo
Krijn Koetsveld (m) clavichord & organ

Recording: February & November 2022, St Martinuskerk, Hoogland, The Netherlands

CD20
Messa et Salmi disc 1
Messa a quattro voci (a, b, c, d, e, h, i, j, s)
1. Kyrie 4'19
2. Gloria 4'27
3. Credo 5'35
4. Sanctus 2'28
5. Benedictus 1'24
6. Agnus Dei 4'46

7. Dixit Dominus I (a, b, c, d, e, h, i, j, r, s) 7'39
8. Confitebor tibi I (a, k, m, q, r, s) 7'28
9. Nisi Dominus I (b, d, e, k, m, r, s) 6'46
10. Laudate pueri Dominum (b, c, d, e, i, s) 5'02
11. Laetatus sum I (a, b, d, e, i, j, l, m, n, o, p, q, r, s) 6'24
12. Lauda Jerusalem I (c, d, e, q, r, s) 6'31
13. Beatus vir (a, b, c, d, e, f, i, j, q, r, s) 7'17

Francesco Cavalli 1602–1676
14. Magnificat (a, b, c, d, e, i, l, m, q, r, s) 9'10

LE NUOVE MUSICHE ∙ Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b), Lette Vos (f), Monica Monteiro (t), Margreet Rietveld (u) sopranos
Tobias Segura Peralta (c), Tim Braithwaite (g), Jan Kuhlmann (h), David van Laar (v) altos
Falco van Loon (d), Stefan Berghammer (i), William Knight (w), Adriaan de Koster (x) tenors
Bas Ramselaar (e), Matthew Baker (j), Kees Jan de Koning (y) basses
Elise van der Wel (k), Tomoe Badiarova (l), Ivan Iliev (m) violins
Matthijs van der Moolen (n), Nathaniel Wood (o) trombones · Daphne Franquin (p) dulcian
Mike Fentross (q) theorbo · Cassandra Luckhardt (r) viola da gamba
Krijn Koetsveld (s) organ & harpsichord

Recording: February 2021, October 2022, January & June 2023, St Martinuskerk, Hoogland, The Netherlands

CD21
Messa et Salmi disc 2
in Messa a quattro voci et salmi concertati -1650

Messa in illo tempore (a, c, d, e, f, i, t, u, v, w, x, y, s)
1. Kyrie 3'53
2. Gloria 5'17
3. Credo 9'55
4. Sanctus 2'15
5. Benedictus 1'34
6. Agnus Dei I 3'04
7. Agnus Dei II 2'09

8. Dixit Dominus II (b, c, d, e, h, i, j, r, s, z) 5'20
9. Confitebor tibi II (b, d, k, m, q, r, s) 7'38
10. Nisi Dominus II (a, b, c, d, e, i, s) 7'54
11. Laudate Dominum omnes gentes (e, q, s) 3'07
12. Laetatus sum II (a, c, d, e, i, s) 7'12
13. Laetaniae della beata Vergine (a, b, c, d, e, i, r, s) 8'02
14. Lauda Jerusalem II (c, d, e, g, i, q, r, s) 5'49

LE NUOVE MUSICHE ∙ Krijn Koetsveld artistic leader
Jennifer van der Hart (a), Wendy Roobol (b), Lette Vos (f), Monica Monteiro (t), Margreet Rietveld (u) sopranos
Tobias Segura Peralta (c), Tim Braithwaite (g), Jan Kuhlmann (h), David van Laar (v) altos
Falco van Loon (d), Stefan Berghammer (i), William Knight (w), Adriaan de Koster (x), Stefan Kennedy (z) tenors
Bas Ramselaar (e), Matthew Baker (j), Kees Jan de Koning (y) basses
Elise van der Wel (k), Tomoe Badiarova (l), Ivan Iliev (m) violins
Matthijs van der Moolen (n), Nathaniel Wood (o) trombones · Daphne Franquin (p) dulcian
Mike Fentross (q) theorbo · Cassandra Luckhardt (r) viola da gamba
Krijn Koetsveld (s) organ & harpsichord

CD22
Orfeo (beginning)
Favola in musica
1. Toccata (Orchestra)

PROLOGUE
Dal mio Permesso amato (Musica) 9'07

ACT I
2. In questo lieto e fortunato giorno (Pastore/Coro/Ninfa) 7'01
3. Ma tu gentil cantor (Pastore/Orfeo/Euridice/Coro) 7'15
4. Ma s'il nostro gioir (Pastore/Coro) 7'05

ACT II
5. Sinfonia (Orchestra)
Ecco pur ch'a voi ritorno (Orfeo/Pastore/Due Pastori/Coro) 5'08
6. Vi ricorda boschi ombrosi (Orfeo/Pastore/Messaggiera) 7'30
7. In un fiorito prato (Messaggiera/Pastore/Orfeo) 7'31
8. Ahi, caso acerbo (Coro/Messaggiera/Due pastori) 11'51

Musica/Euridice - Sylva Pozzer
Orfeo - William Matteuzzi
Messaggera/Proserpina - Sara Mingardo
Speranza - Angela Bucci
Caronte - Gianpaolo Dal Dosso
Apollo - Gianpaolo Fagotto
Plutone - Loris Bertolo
Ninfe - Ilaria Zanetti, Angela Bucci, Gabriella Martellacci
Pastori - Michele Andalò, Gianpaolo Fagotto,Loris Bertolo
Spiriti - Gabriella Martellacci, Francesco De Poli, Gianpaolo Fagotto, Loris Bertolo, Gianpaolo Dal Dosso

Jean-Pierre Canihac cornetto, quinta · Jean Imbert cornetto, clarino
Julien Lucchi, Frédéric Lucchi, Eric Lechartier, Aurélie Serre, Valentin Perez tromboni
Luigi Lupo, Rossella Pozzer fiffare, recorders · Jean-Michel Giannelli percussion
Riccardo Manuel Vartolo violino I · Davide Monti violino II · Gianni Maraldi, Barbara Ostini viole
Marcello Scandelli violoncello · Riccardo Rama Coelati violone
Loredana Gintoli arpa · Pietro Prosser chitarrone, arciliuto, chitarra, cetera
Nicola Reniero organo di legno, clavicembalo

Sergio Vartolo Conductor from the cembalo

Recording: October 2006, Auditorium of Pigna, Corsica

CD23
Orfeo (conclusion)
Favola in musica

1. Sinfonia (Orchestra)

ACT III
Scorto da te mio nume (Orfeo/Speranza/Caronte) 10'43
2. Possente Spirto (Orfeo) 14'31
3. Sol tu, nobile Dio (Orfeo/Caronte/Coro di Spiriti) 10'55

ACT IV
4. Signor, quel infelice 9'57
(Proserpina/Plutone/Spiriti del Coro/Coro di Spiriti)
5. Qual honor di te fia degno 11'38
(Orfeo/Un Spirito del Coro/Euridice/Coro di Spiriti)

ACT V
6. Questi i campi di Tracia (Orfeo/Eco) 9'28
7. Perch'a lo sdegno (Apollo/Orfeo/Coro) 9'33

Musica/Euridice - Sylva Pozzer
Orfeo - William Matteuzzi
Messaggera/Proserpina - Sara Mingardo
Speranza - Angela Bucci
Caronte - Gianpaolo Dal Dosso
Apollo - Gianpaolo Fagotto
Plutone - Loris Bertolo
Ninfe - Ilaria Zanetti, Angela Bucci, Gabriella Martellacci
Pastori - Michele Andalò, Gianpaolo Fagotto,Loris Bertolo
Spiriti - Gabriella Martellacci, Francesco De Poli, Gianpaolo Fagotto, Loris Bertolo, Gianpaolo Dal Dosso

Jean-Pierre Canihac cornetto, quinta · Jean Imbert cornetto, clarino
Julien Lucchi, Frédéric Lucchi, Eric Lechartier, Aurélie Serre, Valentin Perez tromboni
Luigi Lupo, Rossella Pozzer fiffare, recorders · Jean-Michel Giannelli percussion
Riccardo Manuel Vartolo violino I · Davide Monti violino II · Gianni Maraldi, Barbara Ostini viole
Marcello Scandelli violoncello · Riccardo Rama Coelati violone
Loredana Gintoli arpa · Pietro Prosser chitarrone, arciliuto, chitarra, cetera
Nicola Reniero organo di legno, clavicembalo

Sergio Vartolo Conductor from the cembalo

Recording: October 2006, Auditorium of Pigna, Corsica

CD24
Il ritorno d'Ulisse in patria (beginning)
Opera in un prologo e cinque atti

1. Sinfonia avanti il Prologo (Orchestra)
PROLOGUE
Mortal cosa son io (L'Umana fragilità/Tempo/Fortuna/Amore) 10'15
ACT I
Scene 1
2. Di misera regina (Penelope/Ericlea) 12'29
Scene 2
3. Duri e penosi (Melanto/Eurimaco) 15'49
[Scena 3 – absent in the score]
Scene 4
4. Sinfonia (Orchestra)
Scene 5
Superbo è l'uom (Nettuno/Giove)
Scene 6
In questo basso mondo (Coro di Feaci in nave/Nettuno) 11'41
Scene 7
5. Dormo ancora, o son desto? (Ulisse) 5'17
Scene 8
6. Cara e lieta gioventù (Minerva/Ulisse)
Scene 9
Tu d'Aretusa al fonte (Minerva/Ulisse) 17'17

Penelope - Gabriella Martellacci
Ulisse - Loris Bertolo
Iro - Davide Cicchetti
Melanto - Sofia Soloviy
Eurimaco - Juan Gambina
Eumete - Giovanni Gregnanin
Telemaco - Makoto Sakurada
Minerva/Fortuna - Angela Bucci
Giunone/Amore - Lia Serafini
Nettuno - Raffaele Costantini
Giove/Anfinomo - Gianpaolo Fagotto
Tempo/Antinoo - Walter Testolin
Pisandro - Salvatore Gaias
Ericlea - Maria Elena Fincato

Emmanuel Mure cornetto soprano, cornetto tenore ·
Lluís Coll i Trulls cornetto · Luigi Lupo, Rossella Pozzer fiffaro, recorder
Riccardo Manuel Vartolo violino I · Davide Monti violino II
Luca Moretti, Barbara Ostini viole · Giordano Antonelli violoncello · Riccardo Rama Coelati violone
Pietro Prosser chitarrone, arciliuto, chitarra, cetera · Nicola Reniero clavicembalo II

Sergio Vartolo Conductor from the cembalo

Recording: November 2005, Auditorium of Pigna, Corsica, France

CD25
Il ritorno d'Ulisse in patria (continuation)
ACT II
Scene 1
1. Donate un giorno, o Dei (Melanto/Penelope) 11'22
Scene 2
2. Come, o come mal si salva (Eumete)
Scene 3
Pastor d'armenti può (Iro/Eumete)
Scene 4
Ulisse generoso (Eumete/Ulisse) 9'23
Scene 5
3. Lieto cammino (Telemaco/Minerva)
Scene 6
O gran figlio d'Ulisse (Eumete/Ulisse/Telemaco)
Scene 7
Che veggio, ohimè (Telemaco/Ulisse) 19'16

ACT III
Scene 1
4. Eurimaco, la donna insomma (Melanto/Eurimaco) 4'19
Scene 2
5. Sono l'altre Regine (Antinoo/Pisandro/Anfinomo/Penelope)
[Scene 3 – absent in the score]
Scene 4
Apportator d'alte novelle (Eumete/Penelope) 12'19
Scene 5
6. Compagni udiste (Antinoo/Anfinomo/Pisandro/Eurimaco) 8'14
Scene 6
7. Perir non può (Ulisse/Minerva) 3'48
Scene 7
8. Io vidi (Eumete/Ulisse) 3'23

ACT IV
Scene 1
9. Del mio lungo viaggio (Telemaco/Penelope) 6'38

Penelope - Gabriella Martellacci
Ulisse - Loris Bertolo
Iro - Davide Cicchetti
Melanto - Sofia Soloviy
Eurimaco - Juan Gambina
Eumete - Giovanni Gregnanin
Telemaco - Makoto Sakurada
Minerva/Fortuna - Angela Bucci
Giunone/Amore - Lia Serafini
Nettuno - Raffaele Costantini
Giove/Anfinomo - Gianpaolo Fagotto
Tempo/Antinoo - Walter Testolin
Pisandro - Salvatore Gaias
Ericlea - Maria Elena Fincato

Emmanuel Mure cornetto soprano, cornetto tenore ·
Lluís Coll i Trulls cornetto · Luigi Lupo, Rossella Pozzer fiffaro, recorder
Riccardo Manuel Vartolo violino I · Davide Monti violino II
Luca Moretti, Barbara Ostini viole · Giordano Antonelli violoncello · Riccardo Rama Coelati violone
Pietro Prosser chitarrone, arciliuto, chitarra, cetera · Nicola Reniero clavicembalo II

Sergio Vartolo Conductor from the cembalo

Recording: November 2005, Auditorium of Pigna, Corsica, France

CD26
Il ritorno d'Ulisse in patria (conclusion)
Scene 2
1. Sempre, villano Eumete 7'05
(Antinoo/Eumete/Iro/Ulisse/Telemaco/Penelope)
Scene 3
2. Generosa regina 8'39
(Pisandro/Penelope/Anfinomo/Antinoo/Telemaco)
Scene 4
3. Ecco l'arco d'Ulisse 13'37
(Penelope/Pisandro/Anfinomo/Antinoo/Ulisse/Coro)

ACT V
Scene 1
4. O dolor, o martir (Iro) 7'19
[Scene 2 – absent in the score]
Scene 3
5. E quai nuovi rumori (Melanto/Penelope) 3'24
Scene 4
6. Forza d'occulto affetto (Eumete/Penelope)
Scene 5
È saggio, Eumete (Telemaco/Penelope/Eumete) 6'14
Scene 6
7. Fiamma è l'ira (Minerva/Giunone) 4'06
Scene 7
8. Gran Giove, alma de' Dei 8'33
(Guinone/Giove/Nettuno/Coro in cielo/Coro marittimo/Minerva)
Scene 8
9. Ericlea, che vuoi far? (Ericlea) 5'05
Scene 9
10. Ogni vostra ragion (Penelope/Telemaco/Eumete)
Scene 10
O delle mie fatiche (Ulisse/Penelope/Ericlea) 14'03

Penelope - Gabriella Martellacci
Ulisse - Loris Bertolo
Iro - Davide Cicchetti
Melanto - Sofia Soloviy
Eurimaco - Juan Gambina
Eumete - Giovanni Gregnanin
Telemaco - Makoto Sakurada
Minerva/Fortuna - Angela Bucci
Giunone/Amore - Lia Serafini
Nettuno - Raffaele Costantini
Giove/Anfinomo - Gianpaolo Fagotto
Tempo/Antinoo - Walter Testolin
Pisandro - Salvatore Gaias
Ericlea - Maria Elena Fincato

Emmanuel Mure cornetto soprano, cornetto tenore
Lluís Coll i Trulls cornetto · Luigi Lupo, Rossella Pozzer fiffaro, recorder
Riccardo Manuel Vartolo violino I · Davide Monti violino II
Luca Moretti, Barbara Ostini viole · Giordano Antonelli violoncello · Riccardo Rama Coelati violone
Pietro Prosser chitarrone, arciliuto, chitarra, cetera · Nicola Reniero clavicembalo II

Sergio Vartolo Conductor from the cembalo

Recording: November 2005, Auditorium of Pigna, Corsica, France

CD27
L'incoronazione di Poppea (beginning)
Opera in un prologo e tre atti

PROLOGUE
1. Deh, nasconditi, o virtù (Fortuna/Virtù/Amore) 10'28

ACT I
Scene 1
2. E pur io torno (Ottone) 9'57
Scene 2
3. Chi parla, chi parla (Primo Soldato/Ottone/Secondo Soldato) 5'00
Scene 3
4. Signor, deh non partire (Poppea/Nerone) 11'12
Scene 4
5. Speranza, tu mi vai (Poppea/Arnalta) 8'48
Scene 5
6. Disprezzata regina (Ottavia/Nutrice) 13'46

Poppea - Patrizia Bicciré
Nerone (Atto I E Iii) - Liliana Rugiero
Fortuna/Venere/Ottavia - Angela Bucci
Ottone - William Matteuzzi
Seneca - Raffaele Costantini
Arnalta - Gabriella Martellacci
Nerone (Atto Ii)/Console/Secondo Soldato/Famigliare Di Seneca - Giampaolo Fagotto
Damigella/La Virtu/Pallade/Drusilla - Lia Serafini
Amore/Valletto - Ilaria Zanetti
Nutrice/Famigliare Di Seneca - Alessandra Vavasori
Lucano/Liberto/Primo Soldato - Makoto Sakurada
Mercurio/Littore/Tribuno/Famigliare Di Seneca - Walter Testolin

Luca Giardini, Davide Monti violini · Barbara Ostini viola
Marcello Scandelli violoncello · Riccardo Rama Coelati contrabasso
Jean-Pierre Canihac, Marie Garnier Marzullo cornetti · Luigi Lupo, Rossella Pozzer flauti
Pietro Prosser chitarrone, cetera, tiorba · Marco Vincenzi cembalo II

Sergio Vartolo Conductor from the cembalo

Recording: Auditorium of Pigna, Corsica, France

CD28
L'incoronazione di Poppea (continuation)
Opera in un prologo e tre atti

Scene 6
1. Ecco la sconsolata donna (Seneca/Ottavia/Valletto) 11'58
Scene 7
2. Le porpore regali e imperatrice (Seneca) 1'51
Scene 8
3. Seneca, io miro in ciel infausti rai (Pallade/Seneca) 2'46
Scene 9
4. Son risoluto in somma (Nerone/Seneca) 7'38
Scene 10
5. Come dolce, signor, come soave (Poppea/Nerone) 12'26
Scene 11
6. Ad altri tocca in sorte bere il licor (Ottone/Poppea) 8'44
Scene 12
7. Otton, torna a te stesso (Ottone) 2'28
Scene 13
8. Pur sempre di Poppea (Drusilla/Ottone) 7'34

Poppea - Patrizia Bicciré
Nerone (Atto I E Iii) - Liliana Rugiero
Fortuna/Venere/Ottavia - Angela Bucci
Ottone - William Matteuzzi
Seneca - Raffaele Costantini
Arnalta - Gabriella Martellacci
Nerone (Atto Ii)/Console/
Secondo Soldato/Famigliare Di Seneca - Giampaolo Fagotto
Damigella/La Virtu/Pallade/Drusilla - Lia Serafini
Amore/Valletto - Ilaria Zanetti
Nutrice/Famigliare Di Seneca - Alessandra Vavasori
Lucano/Liberto/Primo Soldato - Makoto Sakurada
Mercurio/Littore/Tribuno/Famigliare Di Seneca - Walter Testolin

Luca Giardini, Davide Monti violini · Barbara Ostini viola
Marcello Scandelli violoncello · Riccardo Rama Coelati contrabasso
Jean-Pierre Canihac, Marie Garnier Marzullo cornetti · Luigi Lupo, Rossella Pozzer flauti
Pietro Prosser chitarrone, cetera, tiorba · Marco Vincenzi cembalo II

Sergio Vartolo Conductor from the cembalo

Recording: Auditorium of Pigna, Corsica, France

CD29
L'incoronazione di Poppea (continuation)
Opera in un prologo e tre atti

ACT II
1. Sinfonia (Orchestra) 1'35
Scene 1
2. Solitidine amata (Seneca/Mercurio) 6'43
Scene 2
3. Il commando tiranno (Liberto/Seneca) 8'19
Scene 3
4. Amici, è giunta l'ora (Seneca/Famigliari) 5'42
Scene 4
5. Sento un certo non so che (Valletto/Damigella) 10'49
Scene 5
6. Or che Seneca è morto (Nerone/Lucano)8'26
[Scene 6 – absent in the score]
Scene 7
7. I miei subiti sdegni (Ottone) 4'21
Scene 8
8. Tu che dagl'avi miei avesti le grandezze (Ottavia/Ottone) 7'41
Scene 9
9. Felice cor mio (Drusilla/Valletto/Nutrice)6'40
Scene 10
10. Io non so dov'io vada (Ottone/Drusilla) 7'55

Poppea - Patrizia Bicciré
Nerone (Atto I E Iii) - Liliana Rugiero
Fortuna/Venere/Ottavia - Angela Bucci
Ottone - William Matteuzzi
Seneca - Raffaele Costantini
Arnalta - Gabriella Martellacci
Nerone (Atto Ii)/Console/Secondo Soldato/Famigliare Di Seneca - Giampaolo Fagotto
Damigella/La Virtu/Pallade/Drusilla - Lia Serafini
Amore/Valletto - Ilaria Zanetti
Nutrice/Famigliare Di Seneca - Alessandra Vavasori
Lucano/Liberto/Primo Soldato - Makoto Sakurada
Mercurio/Littore/Tribuno/Famigliare Di Seneca - Walter Testolin

Luca Giardini, Davide Monti violini · Barbara Ostini viola
Marcello Scandelli violoncello · Riccardo Rama Coelati contrabasso
Jean-Pierre Canihac, Marie Garnier Marzullo cornetti · Luigi Lupo, Rossella Pozzer flauti
Pietro Prosser chitarrone, cetera, tiorba · Marco Vincenzi cembalo II

Sergio Vartolo Conductor from the cembalo

Recording: Auditorium of Pigna, Corsica, France

CD30
L'incoronazione di Poppea (conclusion)

ACT II
Scene 11
1. Or che Seneca è morto (Poppea/Arnalta) 9'22
Scene 12
2. Dorme l'incauta, dorme (Amore) 4'35
Scene 13
3. Eccomi trasformato (Ottone/Amore/Poppea/Arnalta) 6'20

ACT III
Scene 1
4. O felice Drusilla, o che sper'io (Drusilla) 2'01
Scene 2
5. Ecco la scelerata (Arnalta/Littore/Drusilla) 1'48
Scene 3
6. Signor, ecco la rea (Arnalta/Nerone/Drusilla/Littori) 6'15
Scene 4
7. No, no, questa sentenza cadra sopra di me 7'48
(Ottone/Drusilla/Nerone)
Scene 5
8. Signor, oggi rinasco ai primi fiati (Poppea/Nerone) 7'50
Scene 6
9. Addio Roma, addio patri, amici addio (Ottavia) 4'20
Scene 7
10. Oggi sarà Poppea di Roma imperatrice (Arnalta) 4'43
Scene 8
11. Ascendi, o mia diletta 20'46
(Nerone/Poppea/Tribuni/Consoli/Amore/Venere)

Poppea - Patrizia Bicciré
Nerone (Atto I E Iii) - Liliana Rugiero
Fortuna/Venere/Ottavia - Angela Bucci
Ottone - William Matteuzzi
Seneca - Raffaele Costantini
Arnalta - Gabriella Martellacci
Nerone (Atto Ii)/Console/Secondo Soldato/Famigliare Di Seneca - Giampaolo Fagotto
Damigella/La Virtu/Pallade/Drusilla - Lia Serafini
Amore/Valletto - Ilaria Zanetti
Nutrice/Famigliare Di Seneca - Alessandra Vavasori
Lucano/Liberto/Primo Soldato - Makoto Sakurada
Mercurio/Littore/Tribuno/Famigliare Di Seneca - Walter Testolin

Luca Giardini, Davide Monti violini · Barbara Ostini viola
Marcello Scandelli violoncello · Riccardo Rama Coelati contrabasso
Jean-Pierre Canihac, Marie Garnier Marzullo cornetti · Luigi Lupo, Rossella Pozzer flauti
Pietro Prosser chitarrone, cetera, tiorba · Marco Vincenzi cembalo II

Sergio Vartolo Conductor from the cembalo

Re
cording: December 2004, Auditorium of Pigna, Corsica, France

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