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2024年3月28日木曜日

音楽 : 高橋悠治、藤枝守『「電脳カフェ」のための音楽』


 高橋悠治、藤枝守『「電脳カフェ」のための音楽』[EMC-019LP] LP


現代音楽とサイバーオカルトが野合したともいえる日本の電子音楽裏歴史、『「電脳カフェ」のための音楽』(1991年)再降臨!開催時の怪しい雰囲気の再現を表象的に試みる特殊仕様でお届けします。

=LPの仕様=
+ 当時の案内フライヤー図版を再現
+ 電子機器用IC基板(本物)とオリジナル・カセットインデックスの複製をジャケットに貼り付け
+ 独D&Mでのマスタリング/45回転カッティング
+ インサート封入/解説・川崎弘二/日本語・英語掲載
+ ADテープ変換:SUGAI KEN
(※写真はモックアップ見本です)

本作は1991年9月にアールヴィヴァン(西武)運営のスペースで高橋悠治が企画したイベント「池袋電脳カフェ」のために制作された幻のカセットの復刻である(*1)。これは高橋悠治と藤枝守のマック(*2)を用いたコンピューターシステムの共演で、柴田南雄宅で櫻井卓の手により録音。高橋がマックでコントロールしたサンプリング音源と藤枝がMAXで操作した音響システムおよびFM音源(*3)が交錯するほぼ意味不明の音塊が収録された。
当時のパンフレットに高橋が寄せた言葉「日常のゆらめく時間のなかに暗い電脳空間の半透明な座標軸が陽炎のように見え隠れする」は、彼がサイバーオカルト的なものに憑かれていた可能性を示し、また、当時の取材で「来なかった人も重要。(中略)何かが起こっていたらしい、と後で知る。そのイメージから全然別のものが出てくる可能性がある」と語ったのは予言だったか!?
理性が基根をなす現代音楽と怪しい電脳オカルト的世界が交錯したのはごく短い期間であり、本作は残してはいけなかったかもしれないものを記録した裏歴史資料である。解説は日本の電子音楽の泰斗、川崎弘二。

=注釈=
*1:オリジナル題名は『Computer Café Music』。
*2:植物学者の銅金裕司によると当時のマックは「オカルト的な感じ」が漂い、価格は「軽トラ2台分」だったという (『エコロジカル・プラントロン』解説より)。
*3:後に『プラントロン』インスタレーションでも使用されるシステム。

西武が情報発信企業としての黄金期だった80s-90s初頭、西武美術館と付属のショップ《アールヴィヴァン》は、現代美術と実験音楽の交差点だった。見たこともないディスクが並び、高橋悠治は水牛楽団を、藤枝守はアメリカ純正調楽派のミニコミ『1/1』を、そしてサウンドアート黎明期の作家たちは変な音のカセットを販売していた。エム・レコードが放つ『「電脳カフェ」のための音楽』はそんなオカルト的空間で行われたオカルト的な音楽。メロディどころか始まりも終わりもない抽象的な電子音は、今ならググれば簡単に調べられる。しかし多少敏感な人たちですらそういう拠り所がない当時は、より興味深く、かつウサン臭い眼差しで接していたはずである。その「見てはならぬものを見た」トラウマが、30年経って新しい何かを生み出しているとすれば、仕掛け人たちにとっては望外の喜びだろう。 (井部治/OMEGA POINT)

TRACKS:

01. Morning [4:44]
02. Afternoon [9:38]
03. Evening [9:34]
04. Night (Remix) [4:40]

(EM RECORDS)

2019年7月19日金曜日

音楽 : アイヴァー・ボルトン&バーゼル交響楽団-知られざるフォーレ


知られざるフォーレ

~オーケストラ歌曲と組曲~ペレアスとメリザンド、夢のあとで、他 アイヴァー・ボルトン&バーゼル交響楽団、オルガ・ペレチャッコ
フォーレ (1845-1924)

2018年
Sony Classical *cl*
Europe
CD

HIP奏法を体得し、オペラとコンサートで独自の活動を続ける
アイヴァー・ボルトンと名門バーゼル交響楽団の初録音

016/17年シーズンからスイスの名門バーゼル交響楽団の首席指揮者をつとめているアイヴァー・ボルトン。ボルトンとバーゼル響とによる初録音がソニー・クラシカルから登場します。レパートリーは何とフォーレのオーケストラ曲と歌曲。代表作『ペレアスとメリザンド』のほか、「知られざるフォーレ」というアルバム・タイトルに相応しく、『シャイロック』『カリギュラ』、そして『ペネロープ』前奏曲という渋い選曲に加えて、オーケストラ歌曲が4つという、フォーレ・ファンにはこたえられない魅力的な作品が並んでいます。
ボルトンの演奏は、フォーレの繊細さを引き出し、軽快で親密な印象を抱かせるもの。ソロ楽器を明るい音色で輝かせ,フレージングの絶妙な味わい深さは実に魅力的。ナチュラルで瑞々しい感性が息づいた、フランス的な魅力に溢れた演奏といえましょう。
歌曲でソプラノを務めるのはロシア出身で、今やその美しい舞台姿と圧倒的な声で聴衆を魅了するオルガ・ペレチャッコが共演。彼女の息を飲むような魅惑的な情緒も加わり、これまでに無かった情熱的新しいフォーレが感じられるはずです。『カリギュラ』にはバルタザール=ノイマン合唱団が加わるという豪華盤です。
アイヴァー・ボルトンは1958年イギリス生まれ。1982年からグラインドボーン音楽祭の指揮者を務めるとともに、1984年からはピリオド楽器を使用したセント・ジェイムズ・バロック・プレイヤーズを結成。現在はモーツァルテウム管弦楽団桂冠指揮者、マドリード・レアル劇場音楽監督、バーゼル交響楽団首席指揮者、ドレスデン祝祭管音楽監督。バイエルン州立歌劇場でのバロック・オペラ上演も手掛けています。近年ではピリオド奏法を取り入れた軽やかで透明感ある響きが特徴的なブルックナーの交響曲を演奏し、従来のような重厚な響きを重んじる聴き手の耳にも新鮮な風を送り込んだのも話題となりました。現代から古楽まで幅広いレパートリーを持ち、オペラでもオーケストラ曲でも高いクオリティの演奏を聴かせる実力派指揮者。(輸入元情報)

【収録情報】
フォーレ:
1. 付随音楽『カリギュラ』 Op.52
2. 歌劇『ペネロープ』より前奏曲
3. イスファハーンのばら Op.39-4
4. 夕暮れ Op.83-2
5. 月の光 Op.46-2
6. 夢のあとで Op.7-1
7. 付随音楽『シャイロック』 Op.57
8. 『ペレアスとメリザンド』 Op.80

オルガ・ペレチャッコ(ソプラノ:3-6,8)
ベンジャミン・ブルンス(テノール:7)
バルタザール=ノイマン合唱団(1)
バーゼル交響楽団
アイヴァー・ボルトン(指揮)

録音時期:2017年8月14-18日
録音場所:スイス、ドルナハ、ゲーテアヌム
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲
01. Caligula, Op. 52: Caligula, Op. 52: I. Prologue. Fanfares - March et Choeur. Quasi Adagio

02. Caligula, Op. 52: Caligula, Op. 52: II. L'hiver s'enfuit (Choeur)

03. Caligula, Op. 52: III. Air de Danse

04. Caligula, Op. 52: IV. De roses vermeilles (Mlodrame et Choeur)

05. Caligula, Op. 52: Caligula, Op. 52: V. Cesar a ferme la paupiere (Mlodrame et Choeur)

06. Pnlope, IGF 69: Prlude

07. Les roses d'Ispahan, Op. 39, No. 4

08. Soir, Op. 83, No. 2

09. Clair de lune, Op. 46, No. 2

10. Aprs un rve, Op. 7, No. 1

11. Shylock, Op. 57: Shylock, Op. 57: I. Chanson

12. Shylock, Op. 57: Shylock, Op. 57: II. Entr'acte

13. Shylock, Op. 57: Shylock, Op. 57: III. Madrigal

14. Shylock, Op. 57: Shylock, Op. 57: IV. Epithaleme

15. Shylock, Op. 57: Shylock, Op. 57: V. Nocturne

16. Shylock, Op. 57: Shylock, Op. 57: VI. Final

17. Pellas et Mlisande, Op. 80: I. Prlude

18. Pellas et Mlisande, Op. 80: II. Fileuse

19. Pellas et Mlisande, Op. 80: Pellas et Mlisande, Op. 80: III. Sicilienne

20. Pellas et Mlisande, Op. 80: IV. Chant de Mlisande

21. Pellas et Mlisande, Op. 80: Pellas et Mlisande, Op. 80: V. La mort de Mlisande

2021年8月2日月曜日

音楽 :  バラキレフ:独奏ピアノのための作品全集



 バラキレフ:独奏ピアノのための作品全集


ロシア五人組の1人、バラキレフ。ロシア音楽普及活動の先鋒として、またまとめ役として多彩な活動をしたにも拘わらず、彼自身は自己批判が強く自作について懐疑的であったようで、一時期は音楽界から退き、サンクト・ペテルブルク・ワルシャワ鉄道の事務員として働くなど、紆余曲折、挫折の日々を送っていたことも知られています。そのためか、残された作品はあまり多くありませんが、代表作『イスラメイ』をはじめとするピアノ曲はどれもショパン、シューマン、リストの伝統を受け継ぐ華麗な技巧を誇る親しみやすいものばかりです。このボックスにはオリジナル作品をはじめ、先人の作品のアレンジなどバラキレフの多彩な作品を全て収録しました。
このシリーズを通して録音したニコラス・ウォーカーは、英国王立音楽院とモスクワ音楽院で学び、ベートーヴェン演奏で高い評価を得ているほか、2010年の「バラキレフ没後100年イベント」を英国で開催するなど、バラキレフのスペシャリストとして知られています。(輸入元情報)

【収録情報】
バラキレフ:独奏ピアノのための作品全集

Disc1
● ピアノ・ソナタ 変ロ短調(1905)
● ピアノ・ソナタ第1番変ロ短調 Op.5(1856)
● ピアノ・ソナタ 変ロ短調『大ソナタ』 Op.3(1855)


ニコラス・ウォーカー(ピアノ)

録音:2012年6月10-13日 Wyastone Leys, England, UK

これらのソナタは1855年にまず作品3が書かれ、その翌年これを改作、作品5とします。しかしその約50年後に、もう一度手を入れて完成形としたのです。違いが一番顕著なのは第2楽章に置かれたマズルカであり、素材は同じではありますが、どのくらい進化していくのかは実際にお聞きいただければ納得していただけるでしょう。1905年のソナタは、第1楽章からフーガで始まるなどかなり独創的な仕上がりを見せます。(輸入元情報)

Disc2
1. ワルツ第1番ト長調(素晴らしいワルツ)(1900)
2. 夜想曲第1番変ロ短調(1898年改訂版)
3. ワルツ第2番ヘ短調(メランコリックなワルツ)(1900)
4. ワルツ第3番ニ長調(ワルツ=即興曲)(1901)
5. 夜想曲第2番ロ短調(1901)
6. ワルツ第4番変ロ長調(演奏会用ワルツ)(1902)
7. 夜想曲第3番ニ短調(1902)
8. ワルツ第5番変ニ長調(1903)
9. 夜想曲 嬰ト短調(1856年、第1番の初稿)
10. 幻想的小品 変ニ長調(1903)
11. ワルツ第6番嬰ヘ短調(1903)
12. 漁夫の歌(1903)
13. ワルツ第7番嬰ト短調(1906)


ニコラス・ウォーカー(ピアノ)

録音:2012年8月20-23日 Wyastone Leys, England, UK
世界初録音(9)

第2集で取り上げられているのは、彼の「ショパンへの憧れ」が強く感じられる夜想曲とワルツです。若い頃の作品である夜想曲第1番は、このアルバムで改作前の初稿版が初めて録音されました(9)。比べてみるのも面白いでしょう。(輸入元情報)

Disc3
1. マズルカ第1番変イ長調(1859-1860)
2. マズルカ第2番嬰ハ短調(1859-1860)
3. ピアノのためのソナチネ ト長調『スケッチ』(1909)
4. 子守歌 変イ長調(1901)
5. マズルカ第3番ロ短調(1884-1885)
6. マズルカ第4番変ト長調(1884-1885)
7. ドゥムカ 変ホ短調『哀歌』(1900)
8. マズルカ第5番嬰ハ長調(1884年版 ウォーカーによる補筆版)
9. 夢 ヘ長調(1903)
10. ユモレスク ニ長調(1902)
11. マズルカ第6番変イ長調(1902)
12. 小品 嬰へ短調(1851年第2稿 ウォーカーによる補筆版)
13. マズルカ第7番変ホ短調(1906)
14. カプリッチョ ニ長調(1902)


ニコラス・ウォーカー(ピアノ)

録音:2014年1月9,10日 Wyastone Leys, England, UK
世界初録音(8,12)

第3集はマズルカを中心に様々な小品を取り合わせた魅力的なアルバムになっています。スラヴ的な雰囲気が強調されたマズルカの他、あの『イスラメイ』を凌駕するほどに技巧的な『ユモレスク』や力強い『ドゥムカ』など聴き応えのある曲が並びます。(輸入元情報)

Disc4
1. スケルツォ第1番ロ短調(1856)
2. ノヴェレッテ イ長調(1906)
3. 10の歌(1896~第2曲『荒野』(1898年 ピアノ独奏版)
4. スケルツォ第2番変ロ短調(1900)
5. ファンダンゴ練習曲(1856)
6. グリンカの主題によるスペインのセレナード(1902)
7. グリンカの序曲『ホタ・アラゴネーザ』による華麗なカプリース(1900)(ピアノ版)
8. ベルリオーズの『エジプトへの逃避』序曲(1864)
9. スケルツォ第3番嬰ヘ長調(1901)
10. スペインの旋律(1902)
11. ワルツ・カプリース第1番変イ長調(タネーエフ)(1900)
12. ワルツ・カプリース第2番変ニ長調(タネーエフ)(1900)


ニコラス・ウォーカー(ピアノ)

録音:2017年12月11-14日 The Church of St. Silas the Martyr, Kentish Town, London, England, UK
世界初録音(5)

第4集には、19歳の頃に作曲されたショパンやリストの影響が色濃い『スケルツォ第1番』、60代の円熟期の作品で彼のピアノ曲の中でも人気のあるものの1つ『スケルツォ第2番』など3つのスケルツォを中心に、編曲作品が収められています。師グリンカの影響でスペイン音楽に興味を持っていた彼が、若き日に書いた『ファンダンゴ練習曲』は世界初録音となっています。(輸入元情報)

Disc5
1. バラキレフ:歌劇『皇帝にささげた命』の回想(1899)
2. グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』~チェルノモールの行進(バラキレフによるピアノ編)(c.1860)…世界初録音
3. ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11~第2楽章:ロマンス(ラルゲット)(バラキレフによるピアノ編)(1905)
4. バラキレフ:即興曲(ショパンの前奏曲による)(1907)
5. ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31(バラキレフによるカデンツァ)(1894)
6. リスト:華麗なマズルカ S221/R43(1850)
7. リスト:華麗なマズルカ S221/R43 (バラキレフによるカデンツァ)(1898)
8. ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』~第3楽章:Allegretto(バラキレフによるピアノ編)(1862)
9. ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130~第5楽章:カヴァティーナ(バラキレフによるピアノ編)(1859)
10. バラキレフ:舟歌 イ短調(1901)
11. バラキレフ:タランテッラ(1901)
12. バラキレフ:華麗なポロネーズ(1853-54)


ニコラス・ウォーカー(ピアノ)

録音:2018年6月11-14日 The Church of St. Silas the Martyr, London, England , UK
世界初録音(5,7,12)

バラキレフは尊敬する作曲家たちの作品をピアニスティックな独奏曲に編曲していました。このアルバムに収録されている世界初録音を含むほとんどの曲は、ショパンやリスト、ベートーヴェンらの作品のトランスクリプションであり、管弦楽作品や弦楽四重奏曲、歌劇からの曲をピアノに置き換えるだけではなく、時にはもともとある曲にコーダを付けたり、素材として新たな曲を書き起こしたりと、様々な手法が凝らされています。(輸入元情報)

Disc6
1. 糸を紡ぐ女(1906)
2. 庭園にて 変ニ長調(1884)
3. グリンカ:カマリンスカヤ(1848)(バラキレフによるピアノ編)(1902)
4. 交響詩『タマーラ』(ウォーカーによるピアノ編)(2019)
5. ポルカ 嬰ヘ短調(1859)
6. 蚊の死によせるエレジー(ウォーカーによる補筆完成版)(2019)
7. 魔女の踊り(ウォーカーによる補筆完成版)(2019)
8. グリンカ:心が痛むと言わないで(1834)(バラキレフによるピアノ編)(1903)
9. チロルの歌(1902)
10. ザポルスキ:夢想(バラキレフによるピアノ編)(1890)
11. トッカータ 嬰ハ短調(1902)
12. グリンカ:ペテルブルグへの別れ(1810)~第10曲『ひばり』(バラキレフによるピアノ編)(1864)
13. 東洋風幻想曲『イスラメイ』(1869)


ニコラス・ウォーカー(ピアノ)

録音:2019年11月25-28日 The Church of St. Silas the Martyr, Kentish Town, London, UK
世界初録音(4,6,7)

シリーズの完結編となるこのアルバムには代表作『イスラメイ』が収録されているほか、グリンカとザポルスキー作品の編曲版も含まれています。またこのアルバムのためにニコラス・ウォーカー自身がピアノ版に編曲した交響詩『タマーラ』と、補筆完成させた『蚊の死によせるエレジー』も収録。(輸入元情報)

2018年12月20日木曜日

音楽 : 吉田喜重-エロス+虐殺(サントラ)


エロス+虐殺

[Analog] Single, Limited Edition
一柳慧
LP Record

「エロス+虐殺」サントラ7インチ。
音楽:一柳慧

■1970年公開。吉田喜重監督作品。製作:現代映画社 配給:ATG。216分に及ぶゴダール、パゾリーニなどをも飲み込んだかのような極めてスタイリッシュな映像美に溢れた日本ヌーヴェルバーグを代表する作品。出演:細川俊之、岡田茉莉子ほか。
■音楽は一柳慧。B面はエイプリルフール(松本隆、柳田ヒロ、菊池英二。細野晴臣、小坂忠は不参加)によるサイケデリックなジャム+ジャズロック! !

メディア掲載レビューほか
1970年公開。吉田喜重監督作品。製作:現代映画社、配給:ATG。216分に及ぶゴダール、パゾリーニなどをも飲み込んだかのような極めてスタイリッシュな映像美に溢れた日本ヌーヴェルバーグを代表する作品。出演:細川俊之、岡田茉莉子ほか。音楽は一柳慧。B面はエイプリルフール(松本隆、柳田ヒロ、菊池英二。細野晴臣、小坂忠は不参加)によるサイケデリックなジャム+ジャズロック! (引用)

2021年12月2日木曜日

音楽 : アルヴォ・ペルト/ザ・コレクション


 アルヴォ・ペルト/ザ・コレクション

グレゴリオ聖歌に影響を受け、瞑想的で幻想的な音楽を作り出しているペルト。ゆっくりと変化を続ける音のパターンと、「鈴の声」を意味するティンティナブリ様式により、個性的な音楽を作り出しています。また近年、合唱作品も注目され、広い世代に浸透し人気を得ています。このボックスは器楽曲、声楽曲を含む代表的な作品を多数収録。大変充実した内容となっています。
ペルトの作り上げる音楽は、単にジャンルでわけることが出来ない世界観や独特のシンプルさがあり、美を肯定し、聴く者の魂を揺さぶるような響きがあります。(輸入元情報)


Disc1
● 鏡の中の鏡(ヴァイオリンとピアノ版)
● アリヌーシュカの癒しによる変奏曲
● アリーナのために
● 鏡の中の鏡(ヴィオラとピアノ版)
● モーツァルト - アダージョ
● 鏡の中の鏡(チェロとピアノ版)


ベンジャミン・ハドソン(ヴァイオリン)
ゼバスティアン・クリンガー(チェロ)
ユルゲン・クルーセ(ピアノ)

Disc2
● タブラ・ラサ
● B-A-C-H主題によるコラージュ
● 交響曲第3番


レスリー・ハットフィールド(ヴァイオリン)
レベッカ・ハーシュ(ヴァイオリン)
アルスター管弦楽団
湯浅卓雄(指揮)

Disc3
● 弦楽と打楽器のためのフラトレス
● ヴァイオリン 弦楽と打楽器のためのフラトレス
● 弦楽とハープ・アド・リビトゥムのためのフェスティーナ・レンテ
● 弦楽四重奏のためのフラトレス、チェロとピアノのためのフラトレス
● 弦楽のためのスンマ
● 8つのチェロのためのフラトレス
● 管楽八重奏と打楽器のためのフラトレス(ビート・ブリンナー編)
● ベンジャミン・ブリテン追悼のカントゥス


ハンガリー国立歌劇場管弦楽団
タマシュ・ベネデク(指揮)

Disc4
● マニフィカト
● ヌンク・ディミティス
● 7つのマニフィカト・アンティフォナ
● スターバト・マーテル(ソプラノ、カウンターテナー、テノールと弦楽三重奏版)


レ・ヌオーヴォ・ムジケ
キリン・コーツフェルト(指揮)

Disc5
● ヨハネ受難曲 (ヨハネの福音書第2章による主イエス・キリストの受難)


トーヌス・ペレグリヌス
アンソニー・ピッツ(指揮)

Disc6
● 至福
● ベルリン・ミサ
● 主にむかいて新しき歌をうたえ(カンターテ・ドミノ)
● 来る日も来る日も
● わが道は山谷あり
● 断続する平行(オルガン版)
● トリヴィウム
● 鏡の中の鏡(オルガン版)


リーズ大聖堂合唱団
ダニエル・ジャスティン(オルガン)
トーマス・リーチ(オルガン)
ベンジャミン・サンダース(指揮)

Disc7
● トリオディオン
● 皇帝への納めもの
● 今こそ主よ僕を去らせたまわん
● 悔恨のカノンよりオード VII
● 私は本物のワイン
● 石膏の壷をもつ女性
● 勝利の後
● 聖母と乙女


エローラ・シンガーズ
ノエル・エジソン(指揮)

Disc8
● アリーナのために
● アリヌーシュカの癒しによる変奏曲
● ウクアル・ワルツ
● アンナ・マリアのために
● アリーナのために
● 断続する平行(2台ピアノ版)
● 偉大な都市への頌歌
● アンナ・マリアのために
● アリーナのために
● フラトレス(チェロとピアノ版)
● 鏡の中の鏡(チェロとピアノ版)


イェローン・ファン・フェーン(ピアノ)
サンドラ・ファン・フェーン(ピアノ)
デュオウ・フォンダ(チェロ)

Disc9
● 4つのやさしい舞曲
● 2つのソナチネ Op.1
● パルティータ Op.2
● アリーナのために


イェローン・ファン・フェーン(ピアノ)


録音時期:1995~2016年
録音方式:ステレオ(デジタル)

2019年7月18日木曜日

音楽 : アイヴァー・ボルトン&バーゼル交響楽団、オリヴァー・シュニーダー、他-知られざるフォーレ2


知られざるフォーレ2

アイヴァー・ボルトン&バーゼル交響楽団、オリヴァー・シュニーダー、他

Sony Classical *cl*
Europe
CD

HIP奏法を体得し、オペラとコンサートで独自の活動を続ける
アイヴァー・ボルトンと名門バーゼル交響楽団のフォーレ作品集 第2弾!

2016/17年シーズンからスイスの名門バーゼル交響楽団の首席指揮者を務めているアイヴァー・ボルトン。このコンビによる、「知られざるフォーレ」と題されたシリーズの第2弾。タイトルに相応しく、今回は独奏楽器と管弦楽のための作品を4曲、組曲『マスクとベルガマスク』、名曲『パヴァーヌ』、そして未完の作品『管弦楽組曲ヘ長調』からのアレグロを収録した、フォーレ・ファンには堪えられないほど魅力的な作品が並んでいます。
『子守歌』は、フォーレのピアノ伴奏によって1880年2月に初演され、同年4月にフォーレ自身による管弦楽伴奏版として演奏されました。『ロマンス』も最初はヴァイオリンとピアノのための作品として1883年に作曲され、後にフォーレ自身によって管弦楽伴奏版として編曲されましたが、それは発表されませんでした。ここでは同時代の音楽家フィリップ・ゴーベールによる編曲版が収録されています。世界初録音となる『バラード』は、ワーグナーの『ジークフリート』からの「森のささやき」に触発され独奏ピアノのために作品として構想されましたが、リストのアドバイスによってピアノと管弦楽版として作曲されました。ここではべーレンライター新全集による初録音となります。『エレジー』はこのアルバムの中では非常に悲劇的なメロディの作品で、1883年にチェロとピアノのために作曲。1895年に管弦楽伴奏版に編曲され、1901年に出版。カザルスとフォーレ自身の指揮によって初演されました。未完の『管弦楽組曲(交響曲)ヘ長調』からのアレグロは、最近までは4手のピアノによる写譜として伝えられてきましたが、最近出版されたべーレンライター新全集による管弦楽校訂版として、ここで世界初録音となったものです。
ボルトンの演奏は、フォーレの繊細さを引き出し、軽快で親密な印象を抱かせるもの。ソロ楽器を明るい音色で輝かせ、フレージングの絶妙な味わい深さは実に魅力的。今回の独奏者として起用されたのは、ソニー・クラシカルではおなじみのピアニスト、オリヴァー・シュニーダー。そしてヴァイオリンとチェロは「ベルチャ四重奏団」のメンバー2人が参加し、新しい味わいのフォーレを聴かせてくれています。
アイヴァー・ボルトンは1958年イギリス生まれ。1982年からグラインドボーン音楽祭の指揮者を務めるとともに、1984年からはピリオド楽器を使用したセント・ジェイムズ・バロック・プレイヤーズを結成。現在はモーツァルテウム管弦楽団桂冠指揮者、マドリード・レアル劇場音楽監督、バーゼル交響楽団首席指揮者、ドレスデン祝祭管音楽監督。バイエルン州立歌劇場でのバロック・オペラ上演も手掛けています。近年ではピリオド奏法を取り入れた軽やかで透明感ある響きが特徴的なブルックナーの交響曲を演奏し、従来のような重厚な響きを重んじる聴き手の耳にも新鮮な風を送り込んだのも話題となりました。現代から古楽まで幅広いレパートリーを持ち、オペラでもオーケストラ曲でも高いクオリティの演奏を聴かせる実力派指揮者です。(輸入元情報)

【収録情報】
フォーレ:
1. ヴァイオリンと管弦楽のための子守歌 Op.16(フォーレ自身による管弦楽伴奏版)
2. ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス Op.28(ゴーベールによる管弦楽伴奏版)
3. ピアノと管弦楽のためのバラード Op.19
4. チェロと管弦楽のためのエレジー Op.24
5. 組曲『マスクとベルガマスク』Op.112
6. パヴァーヌ Op.50(オリジナル版)
7. 管弦楽組曲(交響曲)ヘ長調 Op.20(未完)~アレグロ

アクセル・シャハー(ヴァイオリン:1,2)
アントワーヌ・レデルラン(チェロ:4)
オリヴァー・シュニーダー(ピアノ:3)
バーゼル交響楽団
アイヴァー・ボルトン(指揮)

録音時期:2018年3月13-16
録音場所:スイス、ドルナハ、ゲーテアヌ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

2023年2月14日火曜日

音楽 : ミシェル・コルボ/エラート録音全集~古典派&ロマン派編

 

ミシェル・コルボ/エラート録音全集~古典派&ロマン派編(36CD)

2021年9月に亡くなった指揮者ミシェル・コルボのエラートへの録音から、
古典派&ロマン派音楽の全ての音源を収録した重要な演奏


スイスに生まれたミシェル・コルボ[1934-2021]は、合唱作品とオペラへの影響を与えた指揮者でした。コルボは若い時から教会音楽を専門としたバリトン歌手で、『歌うオーケストラ』 を設立することを望んでいました。ローザンヌとシエナで指揮法を修め、1961年にローザンヌ声楽アンサンブルを、ついでローザンヌ器楽アンサンブルを組織して、特にルネサンス・バロック音楽の普及に尽力しました。1964年にプロデューサーのミシェル・ガルサンは、新しい音楽の世界を録音するためにコルボらとエラートとの契約を行い、幅広いディスコグラフィーを作成。
名声を博した古楽のレパートリーだけでなく、その後の時代の音楽にも同じくエネルギーと深い継続性を注ぎました。オーストリア・ドイツのモーツァルト、ハイドン、シューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス、ベートーヴェン、イタリアのヴェルディ、プッチーニ、ロッシーニ、スイスとフランスのマルタン、オネゲル、サン=サーンス、フォーレ(1972年録音の『レクィエム』はレコード録音史のマイルストーンとなっています)。コルボは、その柔軟なスタイルに加え、表現力と喜びで聴く人を包み込むような体験を追求しました。
初CD化音源は、オリジナル・マスターテープより『Art & Son Studio, Annecy』 によって24bit/192kHzリマスターを行い収録してあります。

※多くのリスナーの方に低価格で音楽をお聴き頂きたく、歌詞対訳は付いておりません。
※輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。(輸入元情報)


【収録情報】

Disc1-2
マルタン:
● オラトリオ『ゴルゴタ』


ローザンヌ大学合唱団(合唱指揮:ミシェル・コルボ)
ロベール・ファラー指揮、管弦楽団

録音:XI.1968, Cathedrale de Lausanne, Switzerland(フランク・マルタン監修)

● カンタータ『かくて生は勝利す』

ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:12-14.III.1975, Lausanne, Switzerland 初CD化

Disc3
● フォーレ:レクィエム


アラン・クレマン(ボーイ・ソプラノ)
フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)
サン・ピエール=オ=リアン・ド・ビュル聖歌隊
ベルン交響楽団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:13-15.V.1972, Casino, Berne, Switzerland

● ストラヴィンスキー:結婚(フランス語歌唱)

バシア・レチツカ(ソプラノ)
アルレット・シュデル(アルト)
エリック・タピー(テノール)
フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)
マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ(ピアノ)、
エドワード・アウアー、スザンヌ・ウッソン(ピアノ)
打楽器アンサンブル、
ローザンヌ大学合唱団(ミシェル・コルボ:合唱指揮)
シャルル・デュトワ(指揮)

録音:27-28.V.1972, Crissier, Switzerland

Disc4
● プッチーニ:4声のミサ曲 SC.6


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:1-3.VII.1974, Igreja de Graca, Lisbon, Portugal

Disc5
ブラームス:
● モテット『なぜに悩む者に光を与えたか』 Op.74-1
● マリアの歌 Op.22
● 7つの歌曲 Op.62~第1,3,4,7曲
● 6つの歌曲とロマンス Op.93a~第1,3,6曲
● 14のドイツ民謡集 WoO.34~第8,9曲
● 秋に Op.104-5


リスボン・グルベンキアン財団合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:4-5.VII.1974 & 21-22.IV. 1975, Igreja de Graca, Lisbon, Portugal 初CD化

Disc6
● モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626


エリー・アメリング(ソプラノ)
バーバラ・シェーラー(アルト)
ルイ・デヴォー(テノール)
ロジェ・ソワイエ(バリトン)
リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:17-18.IV.1975, Igreja de Graca, Lisbon, Portugal

Disc7
ハイドン:
● 協奏曲ニ長調 Hob. XVIII:11
● 協奏曲ト長調 Hob. XVIII:9
● 協奏曲ヘ長調 Hob. XVIII:3


クリスティアーヌ・ジャコッテ(チェンバロ)
ローザンヌ器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:16-17.XI.1975, Salle de spectacles de Crissier, Switzerland 初CD化

Disc8
● ハイドン:ミサ曲第12番変ロ長調 Hob.XXII:12『テレジア・ミサ』


ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:2-3.X.1976, Salle de spectacles de Crissier, Switzerland 初CD化

Disc9
メンデルスゾーン:
● 詩編 第42番『鹿が谷の水を慕うように』 Op.42, MWV A15
● 詩篇 第95『さあ、主に向かって礼拝しよう』 Op.46, MWV A16


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:II.1977, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal

Disc10
● モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K.427 (K.417a)


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:1-3.III.1977, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal

Disc11
メンデルスゾーン:
● 詩篇 第115『我らにではなく、主よ』 Op.31, MWV A9
● 詩篇 第98『新しき歌を主に向かって歌え』 Op.91, MWV A23
カンタータ『シオンよ、主をほめたたえよ』 Op.73, MWV A24


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:VII.1978, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal

Disc12
シューベルト:
● スターバト・マーテル ヘ短調 D.383
● オッフェルトリウム『わたしが呼ぶ声を聞いてください』 D.963
● マニフィカト ハ長調 D.486


ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:25-26.XI.1978, Salle de spectacles de Crissier, Switzerland

Disc13
● ハイドン:スターバト・マーテル ト短調 Hob.XXbis


ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:IX.1981, Salle Del Castillo, Casino de Vevey, Switzerland

Disc14-15
● メンデルスゾーン:オラトリオ『エリヤ』 Op.70, MWV A25


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:26.IV-1.V.1983, Grand Auditorium, Fondation Gulbenkian, Lisbon, Portugal

Disc16
デュリュフレ:
● レクィエム Op.9


テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)
ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン)
パリ『アウディテ・ノヴァ』声楽アンサンブル
コロンヌ管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

● グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット Op.10

パリ『アウディテ・ノヴァ』声楽アンサンブル
ジャン・スーリッス(指揮)

録音:XI.1984 & I.1985, Eglise de la Trinite & Eglise Notre-Dame du Liban, Paris

Disc17
● ブラームス:ドイツ・レクィエム Op.45


ブリット・マリー・アルーン(ソプラノ)
ロベルト・ホル(バス)
デンマーク放送交響楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:11-15.I.1986, Danmarks Radio Studio, Copenhagen

Disc18-19
メンデルスゾーン:
● オラトリオ『聖パウロ』 Op.36, MWV A14
● 讃歌『おお主よ、我を助けたまえ』 Op.96


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:2 VII.1986, Fondation Gulbenkian, VI.1987, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal

Disc20
メンデルスゾーン:
● オラトリオ『キリスト』 Op.97, MWV A26
● 詩篇 第98『我が祈りを聞き給え』 WoO15, MWV B49
● 3つの宗教的な歌 Op.23~第3,2曲
● 我らに平安を与えて下さい WoO5, MWV A11
● テ・デウム イ長調 WoO29, MWV B25
● 詩篇 第114『イスラエルの民エジプトを出で』 Op.51


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:VI.1987, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal

Disc21
● ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス


チェチーリア・ガスディア(ソプラノ)
ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)
ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(テノール)
フランチェスコ・ダルテーニャ(バス)
ローザンヌ声楽アンサンブル
ジャン=フランソワ・アントニオーリ(ピアノ)
ルチアーノ・スグリッツィ(ピアノ)、他
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:23-26.V.1987, Grande Salle, Epalinges, Switzerland

Disc22
● グノー:聖チェチーリアのための荘厳ミサ曲
● サン=サーンス:ミサ曲 Op.4(レオン・ロケ編)


マリー=クレール・アラン(オルガン)
ローザンヌ声楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:6-9.IV.1988, Cathedrale de Lausanne, Switzerland

Disc23
ベートーヴェン:
● ミサ曲 ハ長調 Op.86
● カンタータ『静かな海と楽しい航海』 Op.112


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:4-10.VII.1988, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal

Disc24
シューマン:
● ミニョンのためのレクィエム Op.98b
● レクィエム 変ニ長調 Op.147


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:4-10.VII.1988, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal

Disc25
メンデルスゾーン:
● カンタータ『最初のワルプルギスの夜』 Op.60, MWV D3
● 主の御頭は血と傷にまみれ MWV A8


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:3-7.I.1989, Fondation Gulbenkian, Lisbon, Portugal

● キリエ ニ短調 MWV A3

ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:1989, Grange de Dorigny, Lausanne, Switzerland

Disc26
オネゲル:
● 死の踊り
● クリスマス・カンタータ


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:VII.1989, Fondation Gulbenkian, Lisbon, Portugal

Disc27
● ブラームス:ドイツ・レクィエム Op.45


クリスタ・ゲーツェ (ソプラノ)
ヴェルナー・レヒテ(バリトン)
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:24.IX.1989, Festival de Fribourg, Switzerland (Live)

Disc28
● ルイ・ヴィエルヌ:ミサ・ソレムニス 嬰ハ短調 Op.16
● アルベール・アラン:サン・ルイの名誉のミサ曲 Op.263
● ジャン・ラングレー:ミサ・ソレムニス Op.67


マリー=クレール・アラン、アンドレ・ルイ(オルガン)
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:23-25.X.1989, Cathedrale de Lausanne, Switzerland

Disc29
フォーレ:
● レクィエム Op.48
● ラシーヌ賛歌 Op.11
● モテット『マリア、恩寵の聖母』 Op.47
● モテット『アヴェ・ヴェルム・コルプス』 Op.65-1
● モテット『タントゥム・エルゴ』 Op.65-2
● モテット『汝はペテロなり』
● モテット『タントゥム・エルゴ』
● 小ミサ曲


マガリ・ダミ(ソプラノ)
ピーター・ハーヴェイ(バリトン)
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:14-16.II.1992, Cathedrale de Lausanne, Switzerland

Disc30
● プッチーニ:4声のミサ曲 SC.6
● プーランク:グローリア FP 177


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:4-6.VII.1993, Fondation Gulbenkian, Lisbon, Portugal

Disc31
● ハイドン:ミサ曲第3番ハ長調 Hob.XXII:5『聖チェチーリア・ミサ』


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:4-6.VII.1993, Fondation Gulbenkian, Lisbon, Portugal

Disc32
メンデルスゾーン:
● 3つの宗教的な歌 Op.23
● そは彼その使いたちにおおせ給えばなり MWV B53
● 詩篇第98『我が祈りを聞き給え』 WoO15, MWV B49(オリジナル1845年版)
● 3つの詩篇 Op.posth.78
● 讃歌『おお主よ、我を助けたまえ』 Op.posth.96, MWV A19


ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:29-31.I.1994, 4-6.VII.1993, Cathedrale de Lausanne, Switzerland

Disc33
● ヴェルディ:レクィエム


アンジェラ・マリア・ブラーシ(ソプラノ)
ウルスラ・クンズ(メゾ・ソプラノ)
レイナルド・マシアス(テノール)
デイヴィッド・ピットマン・ジェニングス(バス)
リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:10-13.VI.1994, Coliseum, Lisbon, Portugal

Disc34
● ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポ:レクィエム Op.23


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:14-16.VI.1994, Fondation Gulbenkian, Lisbon

Disc35
● モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626


エフラート・ベン=ヌム(ソプラノ)
エリザベス・グラーフ(アルト)
ジェフリー・フランシス(テノール)
マルコス・フィンク(バス)
ローザンヌ声楽アンサンブル
ジュネーヴ室内管弦楽団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:24.IX.1995, Festival de Fribourg, Switzerland (Live)

Disc36
● スッペ:レクィエム ニ短調


リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:21-26.III.1997, Fondation Gulbenkian, Lisbon, Portugal (Live)