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2014年5月21日水曜日

書籍 : 福永武彦詩集(元版)


「福永武彦詩集」元版 限定600部 1966・5・10 麥書房 1500円
成旺印刷・A5判・丸背厚紙装・函・番号入・145頁(他に「目次」1頁)
*「ある青春」「夜 及びその他のソネット」「死と轉生 及びその他の詩」の各題のもと計39篇の詩を収める
「詩集に添えて」1966年4月,「福永武彦既刊詩集」,カット 川上澄生

画像の「福永武彦詩集刊行覚書」において「死の憂愁に彩られたサンボリスムの発想と感受性は、深く氏の詩的深淵に根ざすものであって、本書は、処女詩集『ある青春』から共著『マチネ・ポエティク詩集』を経、組詩「死と転生」に至る今までの全詩篇を収めて、福永文学の醇乎たる原質を示すものです」と刊行者堀内達夫は記している。この著書に賭ける刊行者の熱意が感じられる。造本はシンプルであるが堅固であり、組みは余白をゆったりと広く取り、また川上澄生のカットを所々に配して、繰り返し読まれることを予期している。函の背・縁が焼け易い。市場価格は6000円~10000円程。

(福永武彦研究会)

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