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2025年11月5日水曜日

書籍 : 佐井好子詩画集 闇から光へ




若き日の佐藤允彦が奏でる、銀河をかき鳴らすようなピアノの音群。

そこへ清冽なハイトーン・スキャットで舞い降りる佐井好子。
幻想の音絵巻『胎児の夢』をはじめ、その楽曲は世界中で600万回以上再生されている。
楽曲は一作を除きすべて自身で作詞・作曲しており、他アーティストへの提供曲としては、故・松田優作の依頼により書き下ろされた「ひとよ酒」「居酒屋」の2曲が知られている。

さらに、絵画作品も国際的に高い評価を受けており、Liana Floresが「最も好きなアートワーク」として彼女の作品を挙げている。
Spotifyで8億回近い視聴者を持つLianaは、自身のプレイリストに青葉市子と並んで佐井好子を載せている。青葉市子はまず欧州で脚光を浴びた。同志社大学在学中から音楽活動を始め、わずか4年で表舞台から姿を消し、30年間沈黙した佐井好子のファンクラブは日本ではなくヨーロッパにある。ある意味、佐井好子はその先駆者であった。

忽然と音楽界を離れ、インド、パキスタン、シルクロードへと旅立ったこの孤高の天才を再発見し、表舞台へと呼び戻したのは、異領域の音楽家・JOJO広重である。そして佐井好子は、東京以上にLA、イスタンブール、サンチャゴ、NYに多くのリスナーを持つ「永遠の歌巫女」となった。

本書は、そんな彼女の絵画(カラー16ページ)、自由詩、小説、全歌詞、絶版となった『青いガラス玉』の復刻、ディスコグラフィー、音源公式リンクを網羅。

彼女の詩と絵の魅力を一冊にまとめ上げた貴重な書籍であり、今後の日本音楽史における重要なエポックとなる。
――JOJO広重(本書・解説)

デビューから半世紀を経てもなお世界を静かに揺さぶり続ける芸術家・佐井好子の軌跡を、ここに刻む。

2025年10月18日土曜日

2025年9月1日月曜日

音楽 : Bill Fay – Bill Fay



Bill Fay – Bill Fay


レーベル:

Deram – DN 12Decca – DN 12

シリーズ:

Nova Series

フォーマット:

レコード, LP, Album, Mono

国:

UK

リリース済み:

1970年

ジャンル:

Rock

スタイル:

Folk Rock

収録曲

A1Garden Song
A2The Sun Is Bored
A3We Want You To Stay
A4Narrow Way
A5We Have Laid Here
A6Sing Us One Of Your Songs May
B1Gentle Willie
B2Methane River
B3The Room
B4Goodnight Stan
B5Cannons Plain
B6Be Not So Fearful
B7Down To The Bridge

会社名など

クレジット

ノート

On the cover the label is Deram Nova, but on the label it's Decca Nova.
The cover states "© 1970", while the label states "℗ 1969".
Released with an "indicator hole" in the back cover to let the inner sleeve peep through: red = mono, blue is stereo.

Made in England.

他のバージョン(9件中5件)

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タイトル (フォーマット)レーベルカタログ #
Bill Fay (LP, Album, Stereo)DeramDeccaSDN 12UK1970
Bill Fay (LP, Album, Stereo)DeramSDN 12 BFrance1970
Bill Fay (CD, Album, Reissue, Remastered)Eclectic DiscsECLCD1022UK2005
Bill Fay (CD, Album, Reissue, Remastered)Eclectic DiscsECLCD1022UK2005
Bill Fay (CD, Album, Reissue, Remastered)Esoteric RecordingsECLEC 2037UK2008

音楽 : Bill Fay - Bill Fay


 フォーク・ロックやバロック・ポップの流れにありながら、どこか異質な影を落とすビル・フェイの1970年デビュー作『Bill Fay』。バックにはMike Gibbsのアレンジによる重厚なストリングスやブラスが配され、時にビートルズ『サージェント・ペパーズ』以降のオーケストラルなポップを思わせる華やかさもあるが、ただ、その華やかさの下には、社会の不安や人間存在の儚さを見つめるような詩情が漂い、明るさと陰りがせめぎ合っている。当時、商業的にはほとんど注目されなかったが、、改めて聴くと、ニック・ドレイクやスキュウド・シーン周辺とも通じつつ、もっとダークで孤高な響きを持っている。時代の陽の当たらない片隅で紡がれた、ビル・フェイの静かな祈りと影の交錯する一枚。

2025年6月27日金曜日

書籍 : 高柳重信-蕗子 函付特装本







蕗子 函付特装本 銀模様入表紙 版画入 毛筆献呈署名入 重信直筆火山系俳句会同人加入申込書付 / 高柳重信  [36139][極美]

¥330,000

1950 ( 昭和25年 ) 限定120部7番・函・カバー・銀模様入表紙・袋綴和装本・中原史人サイン入版画一葉入・中原史人宛高柳重信毛筆署名入・高柳重信が記入した火山系俳句会同人加入申込書付 函にわずかな経年ヤケ有 他美 拵帙付 東京太陽系社(富澤赤黄男刊) A5判 池上浩山人製本 中原史人装丁 富澤赤黄男序 第一句集 函付稀。池上浩山人が製本した四つの句集にはいずれも少部数の函付本が存在する(塚本邦雄歌集『水葬物語』に函付本はない)。なかでも『蕗子』は表紙に銀模様入のものがわずかにあり、それには中原史人の版画が入っている。版画の図柄は一定ではないようである。  極美(極美・美・良好・並・並下・難) (目録番号:7-7)


【著者】高柳重信 高柳翠子 山川蝉夫 高柳惠幻子
【元発行年】1950 ( 昭和25年 )

(書肆 田高)


2025年6月15日日曜日

音楽 : Randy Burns – Evening Of The Magician





Randy Burns – Evening Of The Magician

レーベル:

Fontana – STL5520ESP-Disk' – 888 804 TY

フォーマット:

レコード, LP, Album

国:

UK

リリース済み:

1968年

ジャンル:

Rock

スタイル:

Folk Rock

収録曲

A1Evening Magician2:47
A2Echoes Of Mary's Song4:13
A3Ron's Song3:02
A4You've Got All Of Love Standing At Your Door4:24
A5Susan Your Mind's Got Wings3:42
B1Girl From England4:02
B2Rainy Day Children4:28
B3Lady Rain Again3:15
B4Springtime Song3:53
B5When Daylight Comes In Everything3:52

会社名など

クレジット

ノート

Labels print title as "Evening With The Magician".
Fully laminated cover.

バーコードとその他の識別子

  • 権利協会: Mecolico
  • Matrix / Runout (Label Side A): 888 804 1Y
  • Matrix / Runout (Label Side B): 888 804 2Y
  • Matrix / Runout (Side A, etched): 888804 1Y ▽ 1420 I
  • Matrix / Runout (Side B, etched): 888804 2Y ▽ 1420 I