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2026年10月4日日曜日

書籍 :  エディション・イレーヌ

 






バタイユ、セリーヌ、マンディアルグ等の翻訳紹介で一時代を築き、澁澤龍彦を凌ぐ異端文学のパイオニアとして、「サバト館」の美装本や名著『ダンディズム』等で知られた、稀代のフランス文学者・生田耕作(1924~1994)が亡くなってすでに32年。新刊発行日を命日の鴨東忌10月21日と記し、「33回忌記念出版」と銘打って、満を持して刊行するのが本書です。 下記に目次をお示しいたしましょう。
◆ 生田耕作主要作品一覧
◆ 生田耕作を語る──その稀有な文学的業績とダンディズム  松本完治  聞き手/安堂龍
  第一章 なぜ文学を…
  第二章 恐るべきパイオニア
  第三章 翻訳の凄み
  第四章 果てなき渉猟
  第五章 書籍学と愛書狂
  第六章 エロスとタナトス
  第七章 東京への反旗
  第八章 風景は文化なり
  第九章 死と向き合って
  第十章 反骨のダンディズム
◆ 形骸化した文化状況を憂う──生田耕作インタビュー(未公開) 聞き手/松本完治
◆ 生田耕作年譜
◆ 生田耕作・完全書誌──作成協力/今岡義展、西北八島、鎌田大、他
とりわけ、「生田耕作・完全書誌」は、生田耕作の文章や談話が少しでも掲載されたもの、つまりハガキやフライヤーなど片々たる印刷物まで網羅した、まさに完全なる書誌で、その数476点に上る、未曽有の書誌データです。これは生田耕作を敬愛してやまぬ人々のご努力の賜物であり、裏を返せば、生田耕作には非常に熱心な読者が多く、それだけ魅力があるという証でもあるでしょう。

さらに、長年、生田耕作に身近に接してきた松本完治氏による、その偉業の数々を深掘りした回想談も、今や一種の「記憶遺産」として大変貴重なものであります。本書を通じて、生田耕作の不世出の魅力、並びに生田耕作が伝えようとしていたことが、世の読書子に少しでも引き継がれる端緒になれば幸いです。

なお、松本完治氏による興味深いトークイベントが、発売当日に開催されますので、ご参加いただければ幸いに存じます。

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