THE DRAMA OF EXILE (LP)
曰くつきのカムバック作、セカンド・エディション
1974年に発表された『THE END』の後、ウォーホルのミューズはフランス人監督フィリップ・ガレルと約7本の映画で実りあるパートナーシップを築いた。1979年、ニューヨークに戻った彼女は再びライブ活動を始め、ジョン・ケイルと音楽パートナーのルッツ・ウルブリッヒ(アジテーション・フリーとアシュラ・テンペルの元ギタリスト)とともにCBGBに出演。
その後フランスに戻った彼女は、若くて才能あるコルシカ人ベーシストのフィリップ・キリシーニに出会い、1981年にカムバック作『DRAMA OF EXILE』を制作することになる。このアルバムは、2種類のバージョンでリリースされおり、本盤は初回盤をリリースしたオーラ・レコードとの法的論争を経て1983年にリリースされたセカンド・エディション。
初回盤は9曲入りだったが、セカンド・エディションは"Purple Lips"を除き、1981年に7インチ・シングルでリリースされた"Saeta"と"Vegas"を追加してという仕様。このアルバムでニコは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの“I’m Waiting for the Man” とデヴィッド・ボウイの“Heroes”のカヴァーを収録。
ソングリスト
- 1.One More Chance 4:14
- 2.The Sphinx 4:01
- 3.Saeta 3:30
- 4.Genghis Khan 3:35
- 5.Heroes 5:42
- 6.Henry Hudson 3:47
- 7.60/40 4:36
- 8.Orly Flight 2:50
- 9.Vegas 3:30
- 10.I'm Waiting For The Man 4:16
- (Disk-Union)
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