City, The / Now That Everything's Been Said (US Original)
USA 1969 / Ode / Z12 44 012
「幻の名盤」という称号を欲しいままにしてきたザ・シティ唯一のアルバムです。
今では誰でも知っている、キャロル・キング、ダニー・コーチ、チャールズ・ラーキーを中心に、ジム・ゴードンがサポートしたユニットですね。
発売元の「Ode」が本作発表から時をおかずに閉鎖となったためにオリジナルは30年前からレア盤でした。
それにしても、完成度の高いアルバムです。
「The City」名義ですが、実質はキャロル・キングが「ミュージシャンとしての第一歩を踏み出したアルバム」といってもいいでしょう。
世界規模で評価を得ている『つづれおり』の雛形だと個人的には思っています。
A-1のRoger Nichols & The Small Circle Of Friendsもカヴァーした「Snow Queen」からして、ポップポップしたロジャニコ版とは違いと快適でジャズっぽさを感じさせつつも、温もりがあるんですよね。
女性シンガーソングライター・ファンには必携の基本盤。
激レアな真正ODEカラージャケのオリジナル盤です。
A-1 Snow Queen (Goffin, King) 4:10
A-2 I Wasn't Born to Follow (Goffin, King) 3:42
A-3 Now That Everything's Been Said (King, Stern) 2:19
A-4 Paradise Alley (King, Palmer) 3:01
A-5 A Man Without a Dream (Goffin, King) 3:46
A-6 Victim of Circumstance (King, Palmer) 2:31
B-1 Why Are You Leaving (King, Stern) 3:55
B-2 Lady (Goffin, King) 2:57
B-3 My Sweet Home (Allison) 3:09
B-4 I Don't Believe It (King) 2:38
B-5 Hi-De-Ho (That Old Sweet Roll) (Goffin, King) 3:22
B-6 All My Time G(Goffin, King) 3:16
Carole King ; Guitar, Piano, Keyboards, Vocals
Danny Kortchmar ; Guitar, Vocals
Charles Larkey ; Bass
Jim Gordon Drums
Produced by Lou Adler
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