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2019年8月27日火曜日

音楽 : Cher / 3614 Jackson Highway


Cher / 3614 Jackson Highway

LP : USA 1969 / ATCO / SD 33-298

元「ソニー&シェール」のシェール大傑作ソロ「3614ジャクソン・ハイウェイ」。
マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ第1弾としても知られる入魂の極上スワンプ作品です。
プロデュースはジェリー・ウエクスラー、トム・ダウド(エンジニアも兼任)、アリフ・マーディンという大立て者3人で、タイトルの「3614 Jackson Highway」はマッスル・ショールズ・サウンド・スタジの住所、というでその後栄華を極めることになるマッスルショールズ・サウンドの基礎を成す重要作でもあります。
スタジオ前での集合写真を使用した表ジャケットが素晴らしいです!
前列左からエディー・ヒントン、デヴィッド・フッド、ソニー・ボノ、シェール、ジェリー・ウェクスラー、ジーニー・グリーン、ドナ・ジーン・ゴッドチョー、トム・ダウド、後列左からジミー・ジョンソン、アリフ・マーディン、ロジャー・ホーキンス、バリー・ベケット。
笑っちゃうぐらいの鉄壁布陣ですね。
米英のロック・ミュージシャンがマスル・ショールズ詣でをする先駆けとなったのは、本作の評判によるところが大きかったのかもしれません。
スティーブン・スティルス作のバッファロー・スプリングフィールドの名曲A-1「フォー・ホワット・イッツ・ワース」で幕を開け、オーティス・レディングの「ドック・オブ・ザ・ベイ」、ディランの3曲、ダン・ペンのB-4「ドゥ・ライト・マン、ドゥ・ライト・ウーマン」、ギターでも大活躍しているエディー・ヒントンのB-5「セイヴ・ザ・チルドレン」等々聴き応えたっぷり、というかスワンプファンなら全編聴きどころで身が持ちません。
スワンプ・ロック原点スワンプファン必携の大傑作かつ重要作!

A-1. For What It's Worth (Stephen Stills) 2:20
A-2. (Just Enough to Keep Me) Hangin' On (Buddy Mize / Ira Allen) 3:16
A-3. (Sittin' On) The Dock of the Bay (Otis Redding / Steve Cropper) 2:43
A-4. Tonight I'll Be Staying Here With You (Bob Dylan) 3:06
A-5. I Threw It All Away (Bob Dylan) 2:44
A-6. I Walk on Guilded Splinters (Dr. John Creaux) 2:30
B-1. Lay, Baby, Lay (Bob Dylan) 3:30
B-2. Please Don't Tell Me (Grady Smith / Carroll W. Quillen) 3:35
B-3. Cry Like a Baby (Wallace Pennington / Dewey Oldman) 2:45
B-4. Do Right Woman, Do Right Man (Dan Penn / Chips Noman) 3:20
B-5. Save the Children (Eddie Hinton) 2:50

Eddie Hinton ; Lead Guitar
Jimmy Johnson ; Rhythum Guitar
Barry Beckett ; Keyboards
David Hood ; Bass
Roger Hawkins ; Drums
Backing Vocals ; Jernnie Greene, Donna Thatcher, Mary Holiday & Sue Pilkington

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