人文書院
昭和48年
初版 函 帯
定価 1300円
B6変形型・丸背小豆色布装
題字 著者
意中の文士たち(上下)
意中の画家たち
人文書院
昭和49年
著者本7部非売本
原稿2種類4枚付き
白布貼り函入り
意中の文士たち(上下)
B6変形型・丸背濃紺総小牛革装
漢詩署名入り
意中の画家たち
B6変形型・丸背白山羊革装
・「意中の文士たち」 上・下 1973・6・20 人文書院 各980円
上,内外印刷・B6変型(140×180)・丸背小豆色布装・函・帯・271頁 「序」1973年4月,「初出一覧」,題字 著者
下,内外印刷・上と同判,同装幀・307頁 「序」1973年4月,「初出一覧」,題字 著者
・「意中の画家たち」 1973・7・30 人文書院 1300円 「序」73年5月,題字 著者
内外印刷・B6変型(140×180)・丸背小豆色布装・函・帯・185頁(他に別刷「単色版」16頁,「原色,単色版目録」1頁,「初出一覧」1頁)
意中の文士たち・画家たち」限定250部
1974・2・25 人文書院 35000円
内著者本7部(1~7)
・「意中の文士たち」 上,内外印刷・B6変型(143×180)・丸背濃紺総小牛皮装・番号,毛筆署名入・271頁
下,内外印刷・上と同判,同装幀(番号,署名はなし)・307頁
・「意中の画家たち」 内外印刷・B6変型(143×180)・丸背純白総山羊皮装(番号,署名はなし)・185頁(他に別刷「単色版」16頁,「原色,単色版目録」1頁,「初出一覧」1頁)・3冊揃って布貼函入・ダンボール外函
* 各々内容は元版に同じ
掌になじむ版型で、限定本は吸い付くような子牛皮装幀が愛書家の心をくすぐる。この著書の刊行あたりから、福永はグッと文人意識が強くなり、造本にも一段の拘りを見せるようになる。
(福永武彦研究会.他引用)
ページビューの合計
2014年5月30日金曜日
2014年5月28日水曜日
2014年5月27日火曜日
書籍 : 福永武彦-死の島
河出書房新社刊
昭和46年
A6判・丸背緑布装
初版 函 帯
識語署名入
定価 850円
河出書房新社刊
昭和47年
限定350部
A5判・丸背白総革装
背3段マウント
天金・赤布貼函入り
著者自装
定価 35000円
河出書房新社刊
昭和50年
新装初版
定価 上巻1100円
新潮社
昭和51年
初版
定価 上巻360円
下巻320円
(引用)
昭和46年
A6判・丸背緑布装
初版 函 帯
識語署名入
定価 850円
河出書房新社刊
昭和47年
限定350部
A5判・丸背白総革装
背3段マウント
天金・赤布貼函入り
著者自装
定価 35000円
河出書房新社刊
昭和50年
新装初版
定価 上巻1100円
新潮社
昭和51年
初版
定価 上巻360円
下巻320円
(引用)
2014年5月21日水曜日
書籍 : 福永武彦詩集(普及版)
「福永武彦詩集」普及版 1968・4・20 麥書房 850円
松村保・A5判・フランス装・函・145頁(他に「詩作品目録」4頁,「詩集目録」2頁,目次1頁)
* 内容は元版に同じ 但し、「詩作品目録」・「詩集書目」(源 高根,堀内達夫)を増補、カット 川上澄生
元版600部本よりも、この普及版の方が入手し難い。市場価格は5000円~8000円程。増補された「詩作品目録」と「詩集書目」は、書誌研究上で有用である。
(福永武彦研究会)
書籍 : 福永武彦詩集
「福永武彦詩集」限定13部 小型版純白モロッコ革異装本
1970・10・13 麥書房
明和印刷・A6判(115×156)・純白モロッコ革装・天金・前小口及び地アンカット・印度産山羊皮貼4方秩・ダンボール外函・番号・ペン署名入・179頁
福永の名を冠した詩集は、1966年に元版600部が刊行された後(駒井哲郎銅版画入の特装本が別に50部)、2年後に装幀を改めて普及版が出され、さらにその2年後の1970年に版型を改めて小型判詩集が2種類刊行された。一つは1000部本(フランス装)で、他が130部の鹿皮装雁皮紙本。その市販本130部の他に13部の純白モロッコ革装の雁皮紙本(非売品)が造られた。愛書家としての福永の一面である。
画像は、その13部本である。まず市場に現れない稀覯本。この後、決定版たる枡型版詩集が1973年に刊行される。
(福永武彦研究会)
書籍 : 福永武彦詩集(元版)
「福永武彦詩集」元版 限定600部 1966・5・10 麥書房 1500円
成旺印刷・A5判・丸背厚紙装・函・番号入・145頁(他に「目次」1頁)
*「ある青春」「夜 及びその他のソネット」「死と轉生 及びその他の詩」の各題のもと計39篇の詩を収める
「詩集に添えて」1966年4月,「福永武彦既刊詩集」,カット 川上澄生
画像の「福永武彦詩集刊行覚書」において「死の憂愁に彩られたサンボリスムの発想と感受性は、深く氏の詩的深淵に根ざすものであって、本書は、処女詩集『ある青春』から共著『マチネ・ポエティク詩集』を経、組詩「死と転生」に至る今までの全詩篇を収めて、福永文学の醇乎たる原質を示すものです」と刊行者堀内達夫は記している。この著書に賭ける刊行者の熱意が感じられる。造本はシンプルであるが堅固であり、組みは余白をゆったりと広く取り、また川上澄生のカットを所々に配して、繰り返し読まれることを予期している。函の背・縁が焼け易い。市場価格は6000円~10000円程。
(福永武彦研究会)
書籍 : 福永武彦詩集
福永武彦詩集 特製版 限定50部(市販43部・非売7部)
1966年6月10日 麥書房 25000円
成旺印刷・B5判変型・総モロッコ革(印度産山羊革)装・各冊に駒井哲郎銅版画1葉入
3冊揃って布貼夫婦函入・番号,ペン詩,署名入・「詩集に添えて」12頁付
*非売7部本も同判,同装幀
(福永武彦研究会)
書籍 : 福永武彦ーある青春
『ある青春』普及本(画像 左) 1948・7・10 北海文學社 150円 大同印刷
・134×185×9(横×縦×厚) ・フランス装 ・表紙川上澄生の木版装幀,木版挿画4葉 ・161頁
「ノオト」47年5月 帯廣,詩21篇,「附録」としてボオドレエル,マラルメ,ロオトレアモンの作品の翻訳
同特製本(画像 右) 角背厚紙表紙に和紙貼装 北海文學社
奥付け元よりなし ・139×189×17(横×縦×厚) ・本文フールス上質紙
・表紙川上澄生装幀,木版挿画4葉内1葉手刷木版(落款)番号入 ・161頁
(福永武彦研究会)
2014年5月20日火曜日
書籍 : 福永武彦の著作一覧
著書
『ボオドレエルの世界』矢代書店・海外文学新選 1947 、のち「ボードレールの世界」講談社、講談社文芸文庫
『ある青春 詩集』北海文學社 1948
『塔 福永武彦小説集』眞善美社 1948、のち講談社文庫、河出文庫
『風土』新潮社 1952、決定版 東京創元社 1957・新潮社 1968、のち新潮文庫
『草の花』新潮社 1954、のち新潮文庫・改版
『冥府 及び 短篇四種』大日本雄弁会講談社 1954
「夢見る少年の昼と夜」1954、のち新潮文庫 1972
「夜の時間」 1955
『冥府・深淵』講談社ミリオンブックス 1956 以上の作品を併録し『夜の三部作』講談社 1969 のち講談社文庫
『愛の試み』河出書房 1956、のち新潮文庫・改版
『完全犯罪』講談社 1957 -加田伶太郎名義 『加田伶太郎全集』桃源社 1970 のち新潮文庫、扶桑社文庫
『愛の試み 愛の終り』人文書院 1958
『心の中を流れる河』人文書院 1958
『世界の終り』人文書院 1959
『廃市』新潮社 1960、のち新潮文庫「廃市・飛ぶ男」
『ゴーギャンの世界』新潮社 1961、のち講談社文芸文庫
『告別』講談社 1962、のち講談社文庫、講談社文芸文庫
『忘却の河』新潮社 1964、のち新潮文庫・改版
『芸術の慰め』講談社 1965
『福永武彦作品 批評 〈A・B〉』文治堂書店 1966-68
『幼年』プレスビブリオーマーヌ 1967、のち講談社文庫、河出文庫、講談社文芸文庫「幼年 その他」
『海市』新潮社 1968、のち新潮文庫
『風のかたみ』新潮社 1968、のち新潮文庫
『別れの歌 随筆集』新潮社 1969
『遠くのこだま 随筆集』新潮社 1970
『福永武彦詩集』麦書房 1970
『死の島』(上下) 河出書房新社 1971-のち新潮文庫、講談社文芸文庫
『枕頭の書 随筆集』新潮社 1971
『意中の画家たち』人文書院 1973
『意中の文士たち』(上下) 人文書院 1973 のち講談社文芸文庫
『福永武彦全小説』(全11巻) 新潮社 1973-74
『海からの声』槐書房 1974
『夢のように 随筆集』新潮社 1974
『書物の心 随筆集』新潮社 1975
『独身者』槐書房 1975 のち中公文庫
『夢百首 雑百首』中央公論社 1977
『秋風日記 随筆集』新潮社 1978
『内的独白 堀辰雄の父、その他』河出書房新社 1978 のち河出文庫
『異邦の薫り』新潮社 1979
『彼方の美』中央公論社 1980
『玩草亭百花譜 福永武彦画文集』(全3巻) 中央公論社 1981 のち中公文庫
『小説の愉しみ 福永武彦対談集』講談社 1981
『二十世紀小説論』岩波書店 1984
『福永武彦詩集』岩波書店 1984
『福永武彦全集』(全20巻) 新潮社 1986-88
『未刊行著作集 19 福永武彦』日高昭二・和田能卓共編 白地社 2002
『病中日録』鈴木和子・濱崎昌弘・星野久美子編 鼎書房 2010
『福永武彦戦後日記』新潮社 2011
『福永武彦新生日記』新潮社 2012
共著
『近さん歩んだ道』吉岡力共編 日本少年寮記念ノ家 1940
『1946 文学的考察』加藤周一,中村真一郎共著 真善美社 1947 のち冨山房百科文庫、講談社文芸文庫
『マチネ・ポエテイク 詩集』加藤周一ほか共著 真善美社 1948
『深夜の散歩 ミステリの愉しみ』丸谷才一、中村真一郎共著 早川書房、1963 のち講談社文庫、ハヤカワ文庫
翻訳
アンリ・トロワイヤ『蜘蛛』1951 新潮文庫
モーリス・ブデル『北緯六十度の恋』今日出海共訳 新潮社 1951
ジュリアン・グリーン『幻を追ふ人』窪田啓作共訳 創元社 1951 のち単独訳で新潮文庫
ロジエ・マルタン・デュ・ガール『アンドレ・ジイド 1913-1951』文藝春秋新社 1953
ジュリアン・グリーン『運命(モイラ)』新潮社 1953
A・E・W・メースン『矢の家』東京創元社 1956 のち創元推理文庫
『古事記・日本書紀 日本国民文学全集』河出書房、1956 のち河出文庫2分冊
『古事記物語』岩波少年文庫 1957
ボードレール『パリの憂愁』岩波文庫 1957 のち改版
パスカル・ピア『ボードレール 永遠の作家叢書』人文書院 1957 のち新版
『今昔物語 日本国民文学全集』河出書房、1958 のちちくま文庫
フレイドン・ホヴエイダ『推理小説の歴史』東京創元社 1960
『ボードレール全集』全4巻 編 人文書院 1963-64
『ポオ全集』全3巻 佐伯彰一、吉田健一共編 東京創元新社 1963
『象牙集 福永武彦訳詩集』垂水書房 1965、人文書院 1979
『世界詩人全集6 ポー/ホイットマン詩集』入沢康夫共訳、新潮社、1968。新版『世界詩人選06 ポー詩集』小沢書店 1996
『おおくにぬしのぼうけん』片岡球子絵 岩崎書店・ものがたり絵本 1968
『世界名詩集13 ボードレール「悪の華」』平凡社、1968
『世界名詩集14 マラルメ』平凡社、1969
エクトル・マロ『家なき子』大久保輝臣共訳「少年少女世界の文学」河出書房、1968 のち河出文庫
『お伽草紙』共訳 筑摩書房、1977 のちちくま文庫
『ボオドレエルの世界』矢代書店・海外文学新選 1947 、のち「ボードレールの世界」講談社、講談社文芸文庫
『ある青春 詩集』北海文學社 1948
『塔 福永武彦小説集』眞善美社 1948、のち講談社文庫、河出文庫
『風土』新潮社 1952、決定版 東京創元社 1957・新潮社 1968、のち新潮文庫
『草の花』新潮社 1954、のち新潮文庫・改版
『冥府 及び 短篇四種』大日本雄弁会講談社 1954
「夢見る少年の昼と夜」1954、のち新潮文庫 1972
「夜の時間」 1955
『冥府・深淵』講談社ミリオンブックス 1956 以上の作品を併録し『夜の三部作』講談社 1969 のち講談社文庫
『愛の試み』河出書房 1956、のち新潮文庫・改版
『完全犯罪』講談社 1957 -加田伶太郎名義 『加田伶太郎全集』桃源社 1970 のち新潮文庫、扶桑社文庫
『愛の試み 愛の終り』人文書院 1958
『心の中を流れる河』人文書院 1958
『世界の終り』人文書院 1959
『廃市』新潮社 1960、のち新潮文庫「廃市・飛ぶ男」
『ゴーギャンの世界』新潮社 1961、のち講談社文芸文庫
『告別』講談社 1962、のち講談社文庫、講談社文芸文庫
『忘却の河』新潮社 1964、のち新潮文庫・改版
『芸術の慰め』講談社 1965
『福永武彦作品 批評 〈A・B〉』文治堂書店 1966-68
『幼年』プレスビブリオーマーヌ 1967、のち講談社文庫、河出文庫、講談社文芸文庫「幼年 その他」
『海市』新潮社 1968、のち新潮文庫
『風のかたみ』新潮社 1968、のち新潮文庫
『別れの歌 随筆集』新潮社 1969
『遠くのこだま 随筆集』新潮社 1970
『福永武彦詩集』麦書房 1970
『死の島』(上下) 河出書房新社 1971-のち新潮文庫、講談社文芸文庫
『枕頭の書 随筆集』新潮社 1971
『意中の画家たち』人文書院 1973
『意中の文士たち』(上下) 人文書院 1973 のち講談社文芸文庫
『福永武彦全小説』(全11巻) 新潮社 1973-74
『海からの声』槐書房 1974
『夢のように 随筆集』新潮社 1974
『書物の心 随筆集』新潮社 1975
『独身者』槐書房 1975 のち中公文庫
『夢百首 雑百首』中央公論社 1977
『秋風日記 随筆集』新潮社 1978
『内的独白 堀辰雄の父、その他』河出書房新社 1978 のち河出文庫
『異邦の薫り』新潮社 1979
『彼方の美』中央公論社 1980
『玩草亭百花譜 福永武彦画文集』(全3巻) 中央公論社 1981 のち中公文庫
『小説の愉しみ 福永武彦対談集』講談社 1981
『二十世紀小説論』岩波書店 1984
『福永武彦詩集』岩波書店 1984
『福永武彦全集』(全20巻) 新潮社 1986-88
『未刊行著作集 19 福永武彦』日高昭二・和田能卓共編 白地社 2002
『病中日録』鈴木和子・濱崎昌弘・星野久美子編 鼎書房 2010
『福永武彦戦後日記』新潮社 2011
『福永武彦新生日記』新潮社 2012
共著
『近さん歩んだ道』吉岡力共編 日本少年寮記念ノ家 1940
『1946 文学的考察』加藤周一,中村真一郎共著 真善美社 1947 のち冨山房百科文庫、講談社文芸文庫
『マチネ・ポエテイク 詩集』加藤周一ほか共著 真善美社 1948
『深夜の散歩 ミステリの愉しみ』丸谷才一、中村真一郎共著 早川書房、1963 のち講談社文庫、ハヤカワ文庫
翻訳
アンリ・トロワイヤ『蜘蛛』1951 新潮文庫
モーリス・ブデル『北緯六十度の恋』今日出海共訳 新潮社 1951
ジュリアン・グリーン『幻を追ふ人』窪田啓作共訳 創元社 1951 のち単独訳で新潮文庫
ロジエ・マルタン・デュ・ガール『アンドレ・ジイド 1913-1951』文藝春秋新社 1953
ジュリアン・グリーン『運命(モイラ)』新潮社 1953
A・E・W・メースン『矢の家』東京創元社 1956 のち創元推理文庫
『古事記・日本書紀 日本国民文学全集』河出書房、1956 のち河出文庫2分冊
『古事記物語』岩波少年文庫 1957
ボードレール『パリの憂愁』岩波文庫 1957 のち改版
パスカル・ピア『ボードレール 永遠の作家叢書』人文書院 1957 のち新版
『今昔物語 日本国民文学全集』河出書房、1958 のちちくま文庫
フレイドン・ホヴエイダ『推理小説の歴史』東京創元社 1960
『ボードレール全集』全4巻 編 人文書院 1963-64
『ポオ全集』全3巻 佐伯彰一、吉田健一共編 東京創元新社 1963
『象牙集 福永武彦訳詩集』垂水書房 1965、人文書院 1979
『世界詩人全集6 ポー/ホイットマン詩集』入沢康夫共訳、新潮社、1968。新版『世界詩人選06 ポー詩集』小沢書店 1996
『おおくにぬしのぼうけん』片岡球子絵 岩崎書店・ものがたり絵本 1968
『世界名詩集13 ボードレール「悪の華」』平凡社、1968
『世界名詩集14 マラルメ』平凡社、1969
エクトル・マロ『家なき子』大久保輝臣共訳「少年少女世界の文学」河出書房、1968 のち河出文庫
『お伽草紙』共訳 筑摩書房、1977 のちちくま文庫
書籍 : 福永武彦ー風のかたみ
「風のかたみ」
新潮文庫版 1979・9・25 新潮社 320円
金羊社・文庫判・紙装・カヴァ・374頁 「解説」野口武彦,カヴァ装幀 守屋多々志
「風のかたみ」文庫異装版 1996・8・30 新潮社 520円
金羊社・文庫判・紙装・カヴァ・帯・374頁 カヴァ写真 工藤勝彦,題字 浅井慎平
文庫初版と別カヴァ。4刷。
同作品の映画化(高山由紀子監督)に伴った改装で、カヴァは映画の一場面。
(福永武彦研究会)
2014年5月16日金曜日
書籍 : 福永武彦ー海市
『海市』
『海市』新潮社 1968年1月15日 定価700円
二光印刷・46判・丸背薄紫布装・カヴァ、ビニールカヴァ・函・401頁
函に福永顔写真(初版と後版で異なる)と著者の言葉
函裏文として、川端康成・伊藤整・平野謙、装幀 岡鹿之助
「海市」 新潮文庫版 1981・10・15 新潮社 440円
錦明印刷・文庫判・紙装・カヴァ・帯・420頁
「解説」豊崎光一,カヴァ絵 ニコラ・ド・スタール
(福永武彦研究会)
2014年5月15日木曜日
書籍 : 福永武彦ー幼年
プレスビブリオ
昭和42年
A版限定外5部
署名入
新潮社
昭和44年
初版 函 帯
幼年 講談社文庫版 1972・10・15 講談社 160円
豊国オフセット・文庫判・紙装・カヴァ・202頁
講談社元版より「晩春記」「旅への誘い」「鴉のいる風景」「夕焼雲」を割愛
「解説」清水 徹,「年譜」源 高根(1972年9月)
デザイン 亀倉雄策,カヴァ装画 南 桂子
Web「日本の古本屋」が出来るまで、『幼年 その他』講談社元版より、この文庫本の方が見つけにくかった。そのことは、『告別』・『夜の三部作』の講談社文庫も同様である。
(福永武彦研究会)
昭和42年
A版限定外5部
署名入
新潮社
昭和44年
初版 函 帯
幼年 講談社文庫版 1972・10・15 講談社 160円
豊国オフセット・文庫判・紙装・カヴァ・202頁
講談社元版より「晩春記」「旅への誘い」「鴉のいる風景」「夕焼雲」を割愛
「解説」清水 徹,「年譜」源 高根(1972年9月)
デザイン 亀倉雄策,カヴァ装画 南 桂子
Web「日本の古本屋」が出来るまで、『幼年 その他』講談社元版より、この文庫本の方が見つけにくかった。そのことは、『告別』・『夜の三部作』の講談社文庫も同様である。
(福永武彦研究会)
2014年5月14日水曜日
書籍 : 福永武彦 作品 批評 A B
「福永武彦作品 批評A」 限定500部 1966・5・20 文治堂 2400円
大日本印刷・A5判・厚紙装,丸背革・函・番号入・450頁
外国文学関係のエッセイを収録 「序」1966年1月,「掲載誌ノオト」源 高根
(福永武彦研究会)
「福永武彦作品 批評B」・限定500部 1968・10・30 文治堂 3200円
大日本印刷・A5判・厚紙装,丸背革・函・番号入(読者書き入れ)・456頁
日本文学関係のエッセイを収録 「序」1968年8月,「掲載誌(紙と印されている)ノオト」源 高根
福永において、エッセイと随筆とは明確に区別される。エッセイのみを集めた著書。腹案では、文治堂から他に小品集や随筆集を刊行するつもりであった。今でも、この「批評A・B」でしか読めない一文もあり、研究上には不可欠。
批評Bに写っている紙片には「現行の販売機構のもとでは同一番号をお届けすることは不可能ですので、第二回配本以降は読者の手で番号を御記入下さい」と記してある。この紙片はなくとも完本。
500部本は入手容易なので2冊揃で2万円~4万円だが「著者承認済限定番外200部教課用特別本」は部数の割りには市場に出てこない。「著者家蔵本26部」(総バックスキン装)は稀覯本で、市場価格は25万円前後する。
(福永武彦研究会)
大日本印刷・A5判・厚紙装,丸背革・函・番号入・450頁
外国文学関係のエッセイを収録 「序」1966年1月,「掲載誌ノオト」源 高根
(福永武彦研究会)
「福永武彦作品 批評B」・限定500部 1968・10・30 文治堂 3200円
大日本印刷・A5判・厚紙装,丸背革・函・番号入(読者書き入れ)・456頁
日本文学関係のエッセイを収録 「序」1968年8月,「掲載誌(紙と印されている)ノオト」源 高根
福永において、エッセイと随筆とは明確に区別される。エッセイのみを集めた著書。腹案では、文治堂から他に小品集や随筆集を刊行するつもりであった。今でも、この「批評A・B」でしか読めない一文もあり、研究上には不可欠。
批評Bに写っている紙片には「現行の販売機構のもとでは同一番号をお届けすることは不可能ですので、第二回配本以降は読者の手で番号を御記入下さい」と記してある。この紙片はなくとも完本。
500部本は入手容易なので2冊揃で2万円~4万円だが「著者承認済限定番外200部教課用特別本」は部数の割りには市場に出てこない。「著者家蔵本26部」(総バックスキン装)は稀覯本で、市場価格は25万円前後する。
(福永武彦研究会)
2014年5月9日金曜日
書籍 : 福永武彦ー芸術の慰め
「藝術の慰め」元版 1965・5・12 講談社 1800円
図書印刷・A5判・厚紙に和紙貼装,丸背革・函・帯・286頁
「後記」65年4月,「福永武彦著作目録」,著者自装,レイアウト 稲垣行一郎
「藝術の慰め」新装版 1970・11・28 講談社 1800円
図書印刷・A5判・丸背布装・函・帯・285頁
「後記」は元版と同一 著者自装.レイアウト 稲垣行一郎
同新装2版 1979・2・26 同社 2500円
図書印刷・新装初版と同判,同装幀
「第三版後記」 79年2月,著者自装,レイアウト 稲垣行一郎
(福永武彦研究会)
図書印刷・A5判・厚紙に和紙貼装,丸背革・函・帯・286頁
「後記」65年4月,「福永武彦著作目録」,著者自装,レイアウト 稲垣行一郎
「藝術の慰め」新装版 1970・11・28 講談社 1800円
図書印刷・A5判・丸背布装・函・帯・285頁
「後記」は元版と同一 著者自装.レイアウト 稲垣行一郎
同新装2版 1979・2・26 同社 2500円
図書印刷・新装初版と同判,同装幀
「第三版後記」 79年2月,著者自装,レイアウト 稲垣行一郎
(福永武彦研究会)
登録:
投稿 (Atom)