大津絵・大津絵 野田理一著 書肆季節社版
1978年発行 限定120部の内の第38番 署名入り
Dead Flower – JRDF-0014/5 | |
Underground復刻シリーズ – Vol.8 | |
2 x CD, Compilation | |
Japan | |
2006年3月25日 | |
Jazz, Rock | |
Folk Rock, Free Jazz, Psychedelic Rock, Experimental |
1-1 | 南正人*– | ジャン | 5:46 |
1-2 | 南正人*– | 朝の雨 Guitar, Vocals – 南正人* Guitar, Vocals – 南正人* | 4:51 |
1-3 | 裸のラリーズ*– | The Last One | 10:03 |
1-4 | 裸のラリーズ*– | 夜の暗殺者 | 11:23 |
1-5 | ロスト・アラーフ*– | Contradition World | 11:41 |
1-6 | 裸のラリーズ*– | Enter The Mirror | 9:54 |
1-7 | 裸のラリーズ*– | 造花の原野 | 11:26 |
2-1 | 森下泰輔*– | Shangri-La Synthesizer – 森下泰輔* Synthesizer – 森下泰輔* | 11:12 |
2-2 | BE (4)– | いつしか灯る | 5:13 |
2-3 | BE (4)– | 雪の処女 | 6:45 |
2-4 | Yellow (3)– | Brother Synthesizer – 森下泰輔* Synthesizer – 森下泰輔* | 6:18 |
2-5 | Yellow (3)– | Watch Out! | 15:39 |
2-6 | 南正人*– | Sugar | 3:19 |
2-7 | 裸のラリーズ*– | 遠い記憶 | 5:19 |
彼が70年代にAtlantic Recordsから発表した最後のスタジオ・アルバム7枚に加え、未発表アウトテイク音源などを追加収録した豪華ボックス・セット『CHANGES: THE COMPLETE 1970S ATLANTIC TUDIO RECORDINGS』が登場!
◆昨年生誕100周年を迎えたジャズの巨匠、チャールス・ミンガス。最も偉大なるジャズ・ミュージシャン/コンポーザーの一人として知られるだけでなく、ジャズ・ベースの巨人である彼は、デューク・エリントンやビリー・ストレイホーンに続くアメリカにおける最も重要なジャズ作曲家だ。今回、ミンガスの生誕100周年記念の一環として、伝説的なベーシストであり作曲家である彼のキャリアの最終段階を定義づける、後期の創造的復活にスポットを当てた新しいボックス・セット『CHANGES: THE COMPLETE 1970S ATLANTIC RECORDINGS』がリリースされることとなった。
◆このコレクション。『CHANGES: THE COMPLETE 1970s ATLANTIC RECORDINGS』には、ミンガスが1973年から1979年に亡くなるまでの間にAtlantic Recordsでレコーディングした最後の7枚のスタジオ・アルバムの最新リマスター音源に加え、未発表のアウトテイク音源が追加収録収録されており、7枚組CDボックスと、8枚組アナログ・ボックスの2形態での発売となる。
◆ここにコンパイルされた作品は、1973年の『MINGUS MOVES』をはじめ、1974年の『CHANGES ONE』と『CHANGES TWO』、1977年の『THREE OR FOUR SHADES OF BLUES』と『CUMBIA & JAZZ FUSION』、そして1979年1月に惜しくも他界してしまった彼が生前にレコーディングしていた作品となる1979年の『ME, MYSELF AN EYE』と『SOMETHING LIKE A BIRD』の7枚のスタジオ・アルバムだ。また、アナログ・ボックスには5曲の未発表音源を含む当時のアウトテイク音源が7曲、そしてCDボックスには未発表アウトテイク音源が3曲追加収録されている。また、音源に加えて、今作にはミンガスの晩年を深く掘り下げたイラスト入りブックレットが同梱されており、ミュージシャン/アレンジャー/ジャズ研究家であるAndrew Homzyによる豊富なライナーノートが掲載されている。
◆1973年発表の『MINGUS MOVES』は、トランペッターのロナルド・ハンプトン、テナー・サックス奏者のジョージ・アダムス、そしてピアニストのドン・プレンという若手ミュージシャンと旧友のダニー・リッチモンドがドラムを担当する新しいクインテットを率いて、1973年10月に録音されたもの。1956年に発表されたミンガスの代表作『PITHECANTHROPUS ERECTUS』のコードをもとに作られたミンガスの新曲「Opus 3」も収録されている。
◆翌1974年、ハンプトンに代わってジャック・ウォルラスがトランペットを担当し、バンドのラインナップはわずかに変化する。やがてミンガスとグループはスタジオに戻り、3日間に渡るセッションを行い、『CHANGES ONE』と『CHANGES TWO』という2枚のアルバムを完成させた。『CHANGES ONE』に収録されている、ミンガスの妻へのトリビュートでもあるダイナミックな「Sue's Changes」は、活気に満ちた傑作だ。5つのテーマが、キーやテンポ、楽器の質感や感情の領域など、さまざまに変化するこの曲は、ミンガスのキャリアだけでなく、ジャズ史の中でも高い評価を得ている。
◆ミンガスは1977年、豪華なミュージシャンを迎えて『THREE OR FOUR SHADES OF BLUES』をレコーディングする。このアルバムには、ミンガスのスタンダード曲である 「Goodbye Porkpie Hat」と「Better Git Hit In Your Soul」の新バージョンが含まれています。前年となる1976年に、ミンガスはイタリア映画『TODO MODO』の作曲を依頼された。大編成のアンサンブルと共演したミンガスは2曲の長大な楽曲を録音し、1970年代の彼の最高傑作として高い評価を受ける楽曲となったのだが、皮肉なことに、この音楽は映画では使われなかった。それを作品としてまとめ上げたのが、1977年発表の『CUMBIA & JAZZ FUSION』だった。
◆その年の暮れ、ミンガスは筋萎縮性側索硬化症(通称ルー・ゲーリッグ病)と診断される。それでも彼は作曲を続け、車椅子から最後のレコーディング・セッションを指揮したていた。彼の遺作となる1979年発表の2作品、『ME, MYSELF AN EYE』と『SOMETHING LIKE A BIRD』は、彼が1979年1月にこの世を去ってしまう前に完成していたアルバムで、いずれもこのボックス・セットに収録されている。
◆この新しいコレクションにはこの7枚のスタジオ・アルバムに加え、5曲の未発表音源が収録されている。CDボックスには「Big Alice」と「The Call」、「Music for 'Todo Modo」の3曲のアウトテイク(全てが未発表音源)が収録されており、アナログ・ボックスにはそれらに加え、アナログ盤限定の「Big Alice」と「The Call」という2曲の未発表テイクを含む、計7曲のアウトテイク音源が8枚目のディスクに収録されている。